みなさんは、プリウスに対してどんなイメージを持っていますか?
燃費の良いハイブリッドカー。というイメージが一番多いのでしょうが、一方で「しょっちゅうコンビニに突っ込んでいる」「マナーが悪い」「運転が下手」といった悪いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
ネット上では、「プリウスミサイル」とか「コンビニミサイル」とか言われていますよね。
もちろん、みんなある程度ネタとして言っているのでしょうが、どうしてプリウスは色々なところに突っ込むのか?ということをクソマジメに考えてみました。
もくじ
そもそも販売台数が多い
現行モデルこそ販売台数を少し減らしていますが、2009年~2015年まで販売されていた先代プリウスは常に車種別ランキングのトップを争う大ヒット車でした。
当たり前のことですが、販売台数が多ければ、事故っていたり、変な運転をする車の台数も多くなりますよね。
一番の理由は、販売台数が多く、たくさん走っているから。ということでしょう。
車に興味のない人(=運転が下手な人)が多い
プリウスの特徴といえば、低燃費であり、走りや運転の楽しさではありません。(現行型は走りも良くなりましたけどね。)
プリウスを購入する層は、走りを重視する運転好きではなく、燃費が良ければ良い。あるいは、流行りに乗ってハイブリッドカーを購入しよう。といった人が多いでしょう。
走りを重視する人に選ばれやすい車(インプレッサやアクセラ)などよりも運転技術が劣る人の割合が多いのではないかと思います。
無音で加速する
アクセルとブレーキを踏み間違えた時、普通のガソリン車であればエンジン音とともに車が動き出しますよね。
しかし、ハイブリッドカーの場合は、アクセルを強く踏み込まないとモーターだけで静かに発進するので、エンジン音で耳から気がつくのが遅れます。
恥ずかしながら、私も一度アクセルとブレーキを踏み間違えた事があるのですが、無音で車が動き出し、自分の中ではブレーキを踏んでいるつもりなので、もう一度アクセルを踏んだところ、さらに車が進んだので、ようやく踏み間違えているという事に気が付き、ブレーキを踏んだということがありました。
幸い、事故にはなりませんでしたが、その時に、エンジン音が高まっていることが耳に聞こえていればもう少し早く気がつけてたのではないかと思っています。
発進加速が良い
プリウスをはじめとしたトヨタのハイブリッドカーは、モーターの特性で、低速域の加速が良いという特徴があります。
上で紹介した無音で加速するということに加えて、無音で結構良い加速をしてしまうから、気づいた時には衝突してしまっているのでしょう。
シフトレバーが分かりづらい
プリウスがコンビニに突っ込む原因として、シフトレバーが分かりづらいことが原因ではないか。ということもよく言われますよね。
確かに、プリウスのシフトレバーは普通の車とはちょっと違います。
普通の車が、パーキングからドライブ(D)、リバース(R)に入れる時は、どちらもシフトレバーを下に下げるのに対し、プリウスはドライブの時は下、リバースの時は上に上げる動作になります。
そのため、個人的には、普通の車よりも間違えにくいのではないか?と思います。
レンタカーなどで慣れていないといったことでなければ、シフトレバーが原因で前進と後退を間違えるということはあまり考えられないかと思います。
トヨタの見解は、販売台数が多いから!
トヨタの株主総会でも、プリウスの事故が多いのではないか?という質問がされていました。
それに対するトヨタの回答は、「多くの客に利用されているので、プリウスの事故が目立つのではないか」というものでした。
トヨタはプリウスをはじめとしたいくつかの車種にとりつけることができる、後付けの踏み間違い防止装置を発売しています。
自動車保険の保険料率は?
自動車保険には、車種ごとの事故率によって保険料率クラスというものが設定されています。
プリウスの自動車保険の保険料率クラスは、モデルによっても違いますが、おおむね4~6の間となっています。
保険料率クラスは1~9まであり、数字が小さいほど事故率の低い車、数字が大きいほど事故率が高い車ということになります。
4~6というのは中間であり、特別事故率の高い車というわけではありません。
さきほど、運転が下手な人が多いのではないかという説を述べましたが、アクセラやインプレッサよりは若干保険料率クラスが高いので、実際に少しそれはありそうですね。
まとめ
今回の記事は私の勝手な妄想ですが、そもそも販売台数が多いことに加え、運転が下手な人の割合も他の車よりも少し高いことで、プリウスの事故が目立つことにつながっているのではないかな?というのが私の中での結論です。
皆さんは、どう思いますか?