ホンダ、ライフが2013年中にもモデルチェンジされる
可能性が浮上してきた。
現在こそ、Nシリーズで軽自動車の販売が好調なホンダだが、
ライフは、Nシリーズ導入前の過去の遺物のような存在になっていた。
とはいえ、ホンダにとって、ライフは歴史とネームバリューのある
クルマで、ここでテコ入れをして盛り返そうと言うわけだ。
車名は、歴史と知名度のある「ライフ」の名を受け継ぐのか、
Nシリーズに統一されるのかは未定である。
ホンダ・ライフは、ワゴンR、ムーヴに真っ向から対抗するクルマになる。
外寸では、NONEが、ワゴンR、ムーヴとほぼ同じ寸法であるが、
室内空間では、NONEが他の2車と比べて一回り小さい。
それでも、NONEは、特徴のあるデザインや充実した装備で、
好調な販売が続いているが、NONEが負けている広さと燃費の面でも
攻めることになりそうだ。
室内空間は、ホンダお得意のセンタータンクレイアウトと、
NONEに比べてボンネットの空間を限界まで圧縮し、
ワゴンR、ムーヴを上回る広さを確保する。
燃費は、ワゴンR、ムーヴ共に29km/L程度と、30km/Lの壁を
破れていないので、30km/Lの壁を破るべく開発が進められているようだ。
これは、6月から販売が開始される日産DAYZ、三菱新型ekワゴンの、
29.2km/Lを更に上回る値だ。
これが発売されれば、軽ハイトワゴンタイプの主役の一角に
食い込んでくるだろう。