ホンダのコンパクトミニバン、フリードがマイナーチェンジされます。
このページでは、ホンダ・フリードのマイナーチェンジ情報を紹介します。
もくじ
新型フリードの発売日は、2019年10月!
新型フリードの発売日は、2019年10月18日です。
現行フリードの発売が2016年9月なので、ちょうど3年でのマイナーチェンジということになります。
新型フリードのデザイン
ヘッドライトの間のエンブレム部分のパーツが、ボディと同色となっています。
また、その下のグリル部分は、ブラックの網状に変更されています。
主にフロントマスクのデザインが変更されていますが、印象を大きく変えるほどの変更ではありません。
最近はイカツイフロントマスクが人気で、マイナーチェンジでイカツクギラギラした方向にデザインが変更されることも多いのですが、フリードはそうではありませんね。
ライバルのシエンタのデザインも比較的落ち着いていることも関係しているのかもしれません。
新型フリード、クロスター(CROSSTAR)
新型フリードには、クロスオーバースタイルの、クロスターが新しく設定されます。
フリードクロスターには、専用のフロントグリル、フロントバンパーが採用されています。
車の下部は樹脂パーツで覆われていて、多少の汚れや傷は気にしなくても良いようになっています。
専用アルミホイールや、ルーフレールなども、SUVっぽさを演出しています。
元々アウトドア用途に人気だったフリードですが、フリードクロスターは、よりアウトドアに特化したモデルとなっています。
フリードスパーダは、なし
今回のマイナーチェンジで、イカツイデザインのフリードスパーダが設定されるのではないか?という情報もありましたが、設定されませんでした。
新型フリードのカラーラインナップ
新型フリードには、9色のカラーがラインナップされます。
<全タイプ共通色>
・シーグラスブルーパール
・プレミアムクリスタルオレンジメタリックⅡ
・シルバーミストグリーンメタリック
・プラチナホワイトパール
・スーパープラチナグレーメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムクリスタルレッドメタリック
<フリード+専用色>
・ルナシルバーメタリック
・ミッドナイトブルービームメタリック
現行型と比較すると、ルナシルバーメタリックと、プレミアムクリスタルレッドメタリック以外は総入れ替えとなっています。
新型フリードの、パワートレイン
新型フリードのパワートレインは、現行と同じく1.5Lのガソリンエンジンと、1.5Lハイブリッドの2種類です。
<1.5Lエンジン>
最高出力・・・131ps/6600rpm
最大トルク・・・15.8kgm/4600rpm
<1.5Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・110ps/6000rpm
エンジン最大トルク・・・13.7kgm/5000rpm
モーター最高出力・・・29.5ps
モーター最大トルク・・・16.3kgm
システム出力・・・131ps
7人でフル乗車するとちょっと非力なのは否めませんが、コンパクトミニバンとしてはシエンタよりもパワフルなパワートレインです。
ターボエンジンはなし
フリードには、マイナーチェンジでターボエンジンが搭載されるのではないか。という情報もありましたが、今回は設定されませんでした。
<1.0Lターボエンジン>
最高出力・・・129ps/5500rpm
最大トルク・・・18.4kgm/1700-4500rpm
おそらく、フルモデルチェンジされる次期モデルにはターボエンジンと、i-MMDの新型ハイブリッドシステムが搭載されることになるでしょう。
先にフルモデルチェンジされるフィットから搭載されるはずですから、ターボエンジン、新型ハイブリッドシステムについては、新型フィットにも注目です。
ホンダセンシングが進化!
新型フリードでは、ホンダセンシングの機能に、「後方誤発進抑制機能」が追加されます。
新型フリードに搭載されるホンダセンシングの機能は、以下の9種類です。
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
オートハイビーム機能の搭載も期待されていましたが、搭載されませんでした。
また、アダプティブクルーズコントロールは、全車速対応ではなく、これまで通り30km/h以上でのみ作動するものになるようです。ちょっと残念ですね。
各モデルの乗車定員、駆動方式
新型フリードでは、フリード、フリード+に加え、フリードクロスターも設定されることで、定員や駆動方式の組み合わせが少々ややこしくなっています。
<フリード標準モデル>
ガソリン車6人乗り(FFと4WD両方設定あり)
ガソリン車7人乗り(FFと4WD両方設定あり)
ハイブリッド車6人乗り(FFと4WD両方設定あり)
ハイブリッド車7人乗り(FFのみ)
<フリードクロスター>
ガソリン車6人乗り(FFと4WD両方設定あり)
ハイブリッド車6人乗り(FFと4WD両方設定あり)
フリードクロスターは、6人乗りのみの設定となっています。
<フリード+標準モデル>
ガソリン車5人乗り(FFと4WD両方設定あり)
ハイブリッド車5人乗り(FFと4WD両方設定あり)
<フリード+クロスター>
ガソリン車5人乗り(FFと4WD両方設定あり)
ハイブリッド車5人乗り(FFと4WD両方設定あり)
フリード+の方は、標準モデルもクロスターも5人乗りのみで、ガソリン車、ハイブリッド車ともにFFと4WDが設定されます。
新型フリードの価格
新型フリードの価格は、標準モデル、フリード+が現行よりも3万円ほどアップ、クロスターはそれらよりも10万円ほど高くなると予想されています。
なお、現行フリードでは、エントリーグレードのBグレードにはホンダセンシングは搭載されていませんが、新型フリードでは、ホンダセンシングが全車標準装備となるので、エントリー価格はそれ以上に上がります。
<新型フリード予想価格>
フリードB・・・203万円
フリードG・・・213万円
フリード HYBRID B・・・240万円
フリード HYBRID G・・・253万円
フリード HYBRID EX・・・270万円
フリード+ B・・・205万円
フリード+ G・・・215万円
フリード+ HYBRID B・・・242万円
フリード+ HYBRID G・・・255万円
フリード+ HYBRID EX・・・272万円
フリードクロスターの価格は、それぞれフリード、フリード+の10万円アップ程度になると聞いていますが、どのグレードがベースになるのかがまだ分かっていないので、詳しい価格は不明です。
新型フリードのライバル車
新型フリードのライバル車は、トヨタ・シエンタです。
一騎打ちをしていると言っても過言ではないでしょう。
ここで、新型フリードの強力なライバル、シエンタの特徴を紹介します。
トヨタ・シエンタ
現行シエンタは、フリードに対抗するために開発されたと言っても過言ではありません。
先代シエンタは、スペース効率などがフリードに比べると明らかに悪く、コンパクトミニバンのジャンルではフリードの一人勝ちでしたが、現行シエンタが発売されてから、販売台数も拮抗するようになりました。
シエンタにも、フリードと同じく、ガソリン車とハイブリッド車がラインナップされています。
<1.5Lガソリンエンジン>
最高出力・・・109ps/6000rpm
最大トルク・・・13.9kgm/4400rpm
<1.5Lハイブリッド>
最高出力・・・74ps/4800rpm
最大トルク・・・11.3kgm/3,600-4,400rpm
モーター最高出力・・・61ps
モーター最大トルク・・・17.2kgm
システム出力・・・100ps
排気量はフリードと同じですが、パワーはフリードの方がパワフル(ガソリン車131ps、ハイブリッド車137ps)です。
特にハイブリッドモデルのパワーの差は顕著で、フル乗車した時の走行感覚は結構違います。
ただ、現行フリードに搭載されている「i-DCD」というハイブリッドシステムはトラブルが多いのも事実なので、信頼性ではシエンタに軍配が上がります。
シエンタの室内空間は、室内長2,535mm×室内幅1,470mm×室内高1,280mmです。
フリードは室内長3,045mm×室内幅1,455mm×室内高1,275mmですから、室内長は圧倒的にフリードの方が長くなっています。
3列目シートに頻繁に人を乗せるなら、フリードの方が余裕を持って座ってもらうことができますね。
ただし、2列目シートモデルに関しては、シートアレンジの関係でフラットスペースはシエンタの方が長くなります。
シエンタの価格は、ガソリン車が177万円~217万円、ハイブリッド車が218万円~253万円です。
希望小売価格は、全体的にシエンタの方が安く抑えられていますが、激しく競い合っている2車種なので、見積もりを競合させれば、支払総額はかなり近づけることができるでしょう。
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