2023年も、スタッドレスタイヤへの履き替えの時期がやってきました。
このページでは、2023年~2024年シーズンのスタッドレスタイヤの特徴と、どれを選んだら良いのか?といったことを紹介します。
もくじ
ブリヂストン、VRX3
ブリヂストンからは、2021年9月にブリザックVRX3が発売されました。
今回は、ブリザックVRX2の性能や価格などを紹介していきます。
ブリザックVRX3の発売日は、2021年9月1日です。これまでのVRX2と併売されます。
VRX1は、販売終了となりました。
ブリザックVRX2の性能は、これまでのフラッグシップ、VRX2と比べて、
氷上ブレーキ性能・・・20%向上
摩耗ライフ・・・17%向上
効き持ちも向上している。と発表されています。
と発表されています。
ブリザックといえば、発泡ゴムを採用して氷上の水の膜を吸収し、氷上ブレーキ性能が高い。というのは以前から言われていることですが、進化したフレキシブル発泡ゴムにより、氷上ブレーキ性能が更に向上しています。
ブリザックは、スタッドレスタイヤの中でも摩耗が早い。という声が多かったので、今回のVRX2で、乾燥路面を走行することが多い関東以西のユーザーにもアピールしていく方針のようです。
性能がトップレベルなのは間違いないのですが、価格もトップレベルです。
関東以南に住んでいる方であれば、VRX3、VRX2は正直オーバースペックです。
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ヨコハマ、アイスガード7
ヨコハマのアイスガードシリーズは、アイスガード7が最新です。
アイスガード7の発売日は、2021年9月1日です。
アイスガード7は、アイスガード6と比較して、
氷上制動・・・14%アップ
氷上旋回・・・7%アップ
氷上発進/加速・・・15%アップ
雪上制動・・・3%アップ
雪上発進/加速・・・3%アップ
となっています。
元々VRXよりも良いのでは?とも言われていた氷上性能が15%もアップしたようです。
VRX2の方が、VRX比10%アップなので、VRX2よりもアイスガード6の方が氷上性能は上なのかもしれません。
ウェット制動距離・・・5%短縮
パターンノイズ・・・1.8dB低減
ころがり抵抗・・・2%低減
アイスガード6で、氷上性能はVRX2とほぼ同等といわれているので、この向上幅を見ると、アイスガード7の氷上性能も、VRX3と同等なのではないかと予想することができます。
価格はアイスガードの方が若干安い傾向にあるため、コスパはこちらの方が上ですね。
また、アイスガードシリーズは、アイスガード3+、アイスガード5+、アイスガード6、アイスガード7が併売されています。
アイスガードシリーズは、5+以降大きく性能が向上していますから、5+が安く売っていれば、それもおすすめです。
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グッドイヤー、アイスナビ8
グッドイヤーのアイスナビシリーズは、アイスナビ8が最新です。
アイスナビ8の発売日は、2021年8月2日です。
アイスナビ8は、アイスナビ7から、
氷上性能・・・8%アップ
転がり抵抗・・・2%低減
パターンノイズ・・・31%低減
ロードノイズ・・・16%低減
となっています。
騒音関係の数値が大きく低減されているため、乾燥路を走ることが多い地域であれば、スタッドレスタイヤ特有のノイズが低減されていて、良いかもしれません。
ミシュラン、X-ICE3 SNOW
ミシュランのX-ICEシリーズからは、X-ICE SNOWが発売されました。
X-ICE SNOWの発売日は、2020年8月11日です。
X-ICE SNOWは、X-ICE 3+と比べて、
アイスブレーキング性能・・・9%アップ
雪上ブレーキング性能・・・4%アップ
性能持続性、ロングライフ性能もアップしていると発表されています。
ミシュランのX-ICEシリーズの特徴は、乾燥路、高速走行時の安定性の高さです。また、耐摩耗性も高いレベルにあります。
スタッドレスタイヤを履いて高速道路を走行する機会の多い方には、おすすめです。
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ダンロップ ウインターマックス03
ダンロップ、ウインターマックス03は、2020年8月1日に発売されたスタッドレスタイヤです。
ウインターマックス03は、ウインターマックス02と比べて、
氷上ブレーキ性能・・・22%アップ
氷上コーナリング性能・・・11%アップ
摩耗後氷上ブレーキ性能・・・36%アップ
ただし、ウインターマックス03は、ウインターマックスシリーズの中で、氷上性能に特化したモデルです。
ウインターマックスを買うなら、ロングライフ性能の高い、ウインターマックス02の方がおすすめです。
乾燥路を走ることが多い地域では、タイヤが長持ちします。
あまり雪が降らない地域のおすすめ
東北地方や北海道など、雪が積もっていたり、アイスバーンになっている状態が当たり前。という地域であれば、VRX3やアイスガード7を購入するのが良いでしょう。
ただ、そうではない地域では、そこまで高価なタイヤを購入する必要はないかと思います。
雪道が日常ではない地域では、雪が積もったら、そもそも道路の流れが極端に悪くなり、ノロノロ運転状態となりますよね。
そういった低速状態であれば、ここで紹介したスタッドレスタイヤなら、それほどの差が出ることはありませんし、スタッドレスタイヤは、一つ前のモデルと併売されていることが多いです。(VRX2、アイスガード6など)これらでも十分です。
なお、いわゆるアジアンタイヤなど、格安輸入タイヤは、1年目はそれなりに使えるものの、2年目以降の性能が急激に低下するものもあるため、あまり雪が降らない地域であったとしても、購入には注意が必要です。
プライベートブランドのタイヤも
最近では、オートバックスやイエローハットといったカー用品店から、プライベートブランドのスタッドレスタイヤも発売されています。
プライベートブランドのスタッドレスタイヤの情報は、こちらのページで紹介しています。
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