ホンダ、グレイスに、ガソリン車のLXグレードが追加されました。
グレイスは、プリウスのライバルである!と公言し、ハイブリッド専用車として販売されました。
ガソリン車とのデザインの違いは、エンブレムの有無くらいでほとんど同じです。
販売台数は、月3000台~5000台程度と、そこそこ売れていましたが、やはりガソリン車と比べて価格が高くなってしまうことも有り、今回、ガソリン車の追加に至ったようです。
ホンダとしては、プリウスがライバルだそうですが、ここは5ナンバーセダンとしてカローラアクシオのガソリン車と比較してみましょう。
グレイスLXは、
最高出力132ps
最大トルク15.8kgm
燃費は、21.8km/L
価格は、175万円~です。
カローラアクシオは、
最高出力109ps
最大トルク14.1kgm
燃費は、23.4km/L
価格は、146万円~です。
グレイスの方が、パワーがあり、燃費が悪く、価格も高いという感じです。
装備の面でも、スマートキー、本革巻きステアリングなどが標準装備となっており、カローラアクシオよりは1クラス上の上質感を追求していることが分かります。
カローラと同じでは、ネームバリューの面で負けるでしょうから、「上質」という部分で差別化したいようですね。
かつて存在した、日産ティーダと同じような方向性でしょうか。
ただし、ガソリン車はLXの1グレードのみですので、ホンダとしてはやはりハイブリッドを売りたいのでしょう。