ホンダ、フィットが6年振りにフルモデルチェンジされる。
次期フィットの発売時期は、2013年の7月です。
今回のフィットは、ハイブリッドモデルが大注目です。
なんと、現在市販車No1の燃費を誇るトヨタ「アクア」
を上回り、No1燃費に踊り出る事が確実視されています。
その燃費は、36km/Lオーバー。
更に、価格はアクアをわずかに下回る設定がされる見込みで、
アクアが169万円~の価格設定なので、新型フィットは
ベースグレードで150万円~160万円台の設定になりそうです。
そして当然、アクアに対する圧倒的な広さの優位性は揺るがないので、
燃費、価格、広さの3本柱でトヨタの牙城を崩しにかかることになります。
脅威の燃費を実現した秘密はどこにあるのでしょう。
これまでのホンダのハイブリッド「IMA」は、あくまでモーターは
補助的に使用するに過ぎず、出力も小さなもので、モーターのみでの走行はできませんでした。
しかし、新型フィットに採用されるハイブリッドシステム「i-DCD」 は、
モーターの出力を向上した上で、 エンジンとモーターの間にクラッチを採用することで、
エネルギーのロスを減らし、ここまでの低燃費を達成できたということだ。
トヨタも、この戦いを静観している訳はないだろう。
元々、プリウス・アクアはまだ燃費向上に余力があると見られており、
新型フィットがアクアを超える燃費で発売してくるのであれば、
アクアの燃費を更に向上してマイナーチェンジさせることも十分に考えられる。
トヨタvsホンダの本格的なハイブリッド戦争が始まりそうです。
果たして、トヨタの牙城を崩せるのでしょうか。