10月3日に発売となった、新型タントの試乗に行ってきました。
試乗車は、タントカスタムRSという、ターボ付きの最上級グレードです。
色は、HPに掲載されているものと同じ、ナイトシャドーパープルクリスタルメタリックでした。
実車を見てみると、さすがにHPの写真のようなオーラを身にまとった雰囲気はないものの、
フロントグリルはなかなかの高級感が有りました。
インテリアは、木目調を多用したいわゆる普通車の高級車とは又違い、
ブラックとシルバーをバランスよく配置した、近代的な高級感を感じることが出来ました。
続いて、走行インプレッションです。
今回のグレードは、ターボ付きであったということもあり、
実にスムーズに加速してくれます。エンジンが唸るということもありませんでした。
物理的にエンジンと室内の距離は短いはずですが、
1000~1300ccクラスのコンパクトカーよりは静かなのではないかと感じました。
今回の新型タントは、質感、広さ、静粛性、使い勝手などの面で、コンパクトカーは上回っていると言えます。
ターボであれば、パワーの面でも引けを取りません。
後は、安全性ですね。
軽自動車の規格の中で極限に無駄なスペースを省いているので、
クラッシャブルゾーンが小さいというのは否定できません。
あの短いボンネットが、感覚的に少し不安を残します。
もちろん、衝突安全テストはクリアしているはずなんですけどね。
チャイルドシートの付け外しなど、とても便利なのですが、
大切な子供を乗せるのであれば、シエンタあたりにしようかな・・・?
という選択もあるかもしれません。