今日は、新車情報ではなく、軽自動車税についての情報です。
既に知っている方も多いかとは思いますが、
政府は、消費税が10%となり、自動車取得税を廃止するのと同時に、
軽自動車税を値上げする方針を発表しました。
(消費税が10%になるのは2015年10月の予定です。)
値上げ幅は、現行(7,200円)の1.5倍(10,800円)と、2倍(14,400円)の2案が示されており、14年度税制改正大綱に盛り込むとのことです。
自動車取得税を廃止することによって、
地方自治体の税収が落ち込むのを埋め合わせるための
施策だそうですが、自動車取得税というのは、
取得価格が50万円を超える自動車を取得する際にかかる税金で、
安い中古車を買った場合などにはかからないものでした。
これを廃止する変わりに、軽自動車税を増税すると、
たとえ50万円以下の中古の軽自動車であっても
軽自動車税が重くのしかかることになり、
鈴木会長が言っていたように、弱い者いじめと取られてもしかたがないかもしれません。
結局、自動車取得税を廃止しても、自動車関係で埋め合わせするのであれば、余計なことをしない方が良いのでは・・・と思ってしまうのですが。
トヨタをはじめ、普通車を中心に扱っているメーカーの方が重要であるということと、TPPの絡みも有るのかもしれませんね。
軽自動車税の増税が実現すれば、
現在右肩上がりにシェアを伸ばしている軽自動車の販売にも
冷水を浴びせることになりそうです。