さて、立て続けに新型アルトの情報をお伝えしてきましたが、今回は少しマニアックな話をしてみます。
今回の新型アルトには、5AGSというミッションを採用したグレードが存在します。
5AGSとは・・・聞きなれない単語ですが、5速オートギアシフトの略で、5MTをベースに、クラッチやシフト動作を自動で行ってくれるシステムです。
それってオートマじゃん!!と思われたかもしれません。
実際、AT限定免許でも運転出来ますし、大まかにはオートマのくくりに入りますが細かい仕組みが違います。
現在一般的なオートマ車は、CVTと呼ばれる無段変速機か、トルクコンバータ式と呼ばれる物がほとんどです。
これらは、トルクコンバーターという機械を介して変速を行う訳ですが、この5AGSは内部的な仕組みも5MT車に大変近いということです。
スズキのHPでは、通常のATと比べ、走破性能、登坂性能、燃費性能、静粛性能が優れいていると謳われています。
この5AGSが搭載されるのは、「アルトF」のみ。つまり、最下位グレードのみです。
スズキの本音としては、CVTを搭載するよりも安価に仕上げられるから。といったこともあるでしょうか。
その他のグレードでは、CVT搭載となっています。
この5AGS、走り重視の新型アルトワークスにこそ向いているような気がするのですが、果たして搭載されるのでしょうか。
もちろん、MTにも期待ですけどね。
その辺も、追ってお伝えします。