このページでは、新型デミオの発売日、価格、スペックなど、最新情報を紹介します。
なお、新型デミオはまだ正式発表前です。正確な情報とは異なる部分がある可能性があります。メーカー公式発表、より確度の高い情報が入り次第、加筆修正していきます。
もくじ
2019年フルモデルチェンジ情報
発売日
新型デミオの発売日は、2019年中と予想されています。
現行デミオは、2014年9月に発売されているので、ちょうど6年程度でのフルモデルチェンジとなります。一般的な車のフルモデルチェンジサイクルですね。
歴代デミオはみな、5年~7年程度でフルモデルチェンジされています。
デザイン
新型デミオには、新型CX-5から採用された新しい世代の鼓動デザインが採用されます。
フロントグリル周りの立体感が増し、ヘッドライトが細くなり、目つきの鋭さが増しています。
サイズ
新型デミオは、全長が少し長くなり、全長4,100mm×全幅1,695mm×全高1,500mm程度になると予想されています。
しかし、全長が延長された分は、より立体感のあるフロントグリルなど、デザインの部分で使われ、室内空間の広さは現行型と同程度になるとみられています。
現行デミオは、コンパクトカーとしては一番狭い位です。
しかし、マツダは2%に受け入れられるクルマづくりをしているようなので、引き続き広さよりもデザインを重視する方向性を変えていません。
大勢の声は、コンパクトカーでも広いほうがいい。ということですが、2%に受け入れられるという方針なら、デザイン重視も間違っていないでしょう。
レンジエクステンダー投入へ
新型デミオには、ロータリーエンジンを活用したレンジエクステンダーが投入されます。
レンジエクステンダーとは、発電用のエンジンを搭載し、航続距離を延長したEVのことです。
イメージ的には、ノートe-POWERが近いですが、レンジエクステンダーは、ガソリンが入っていればどこまでも走れるというわけではなく、基本的には充電をするEVで、いざというときにエンジンで発電して、少し航続距離が延長できる。というものです。
マツダは、ロータリーエンジンを持っていることはご存知の方も多いでしょう。
ロータリーエンジンを搭載したスポーツカーは今のところ販売されていませんが、軽量コンパクトなロータリーエンジンは、レンジエクステンダーにも向いています。
既に発売されているレンジエクステンダーとして、BMW i3があります。
BMW i3には、レンジエクステンダーモデルと単純なEVの2種類がありますが、レンジエクステンダーモデルは、そうでないものよりも航続距離が100km程度長くなっています。
デミオ、レンジエクステンダーEVモデルは、フルモデルチェンジの1年後くらいに追加されると予想されています。
価格
新型デミオは、質感の向上などにより、現行型よりも10万円程度高くなると予想されています。
<新型デミオ予想価格>
1.5Lガソリン車・・・150万円程度~
1.8Lディーゼル車・・・190万円程度~
レンジエクステンダーEVモデルは、300万円台になると予想されています。
BMW i3のレンジエクテンダーモデルの価格は592万円ですから、それよりはかなり安くなりそうです。(BMWと比べれば安くなるのは当然ですけどね。)
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2018年マイナーチェンジ情報
発売日
新型デミオの発売日は、2018年8月30日です。
セラミックメタリック
新型デミオでは、Noble Crimsonに、セラミックメタリックが設定されています。
これは、CX-3にも採用されているカラーです。
このセラミックメタリックは、明るい場所ではホワイトに見え、暗い場所ではライトグレーに見えるという、不思議なカラーです。
外の環境によって思った以上に見え方が違うということで、ユーザーの間でもなかなか好評な色です。
デミオのエクステリアの紹介ページには、カラーは10色しか紹介されていませんが、新型デミオのカラーラインナップは全11色ということになります。
・セラミックメタリック
・ソウルレッドクリスタルメタリック
・マシーングレープレミアムメタリック
・エターナルブルーマイカ
・ディープクリムゾンマイカ
・ソニックシルバーメタリック
・ダイナミックブルーマイカ
・ディープクリスタルブルーマイカ
・スノーフレイクホワイトパールマイカ
・チタニウムフラッシュマイカ
・ジェットブラックマイカ
エンジン
今回のマイナーチェンジでの、一番の注目点になるでしょうか。
新型デミオでは、1.3Lガソリンエンジンに変わり、1.5Lガソリンエンジンが搭載されました。
<現行1.3Lガソリンエンジン>
最高出力・・・92ps/6000rpm
最大トルク・・・12.3kgm/4000rpm
<1.5Lガソリンエンジン>
最高出力・・・110ps/6000rpm
最大トルク・・・14.4kgm/4000rpm
アクセラのエンジンから、もう少しパワーが落とされるかとも思っていましたが、ほとんど同スペックで搭載されるようです。
デミオはコンパクトで車重もそれほどないので、コンパクトカーとしては、1.3Lエンジンでも十分なのでは?と思います。
しかし、最近のマツダは、他社の同クラスの車よりも、走りや、質感を重視しています。
1.5Lエンジンでも十分そうなCX-3に、2.0Lエンジンを搭載していることでも、その傾向がわかりますね。
デミオも、そういった方針で、1.5Lエンジンを搭載する方向になったのでしょう。
燃費は若干低下すると思われますが、ちょうど、JC08モード燃費から、WTLC燃費に切り替わるところなので、ちょうど良いタイミングだというのもあるかもしれません。
1.3Lと1.5Lでは、税金は変わらないので、気になるのは燃費とパワーのバランスがどうなるか。というところだけですね。
燃費
今回、あたらしく1.5Lガソリンエンジンが搭載されたグレードから、WLTCモード燃費に切り替わっています。
FF車
WLTCモード燃費・・・19.0km/L
市街地モード・・・15.0km/L
郊外モード・・・19.4km/L
高速道路モード・・・21.2km/L
4WD車
WLTCモード燃費・・・17.2km/L
市街地モード・・・14.2km/L
郊外モード・・・17.4km/L
高速道路モード・・・18.8km/L
今回、JC08モード燃費は発表されていないので、直接比較することは出来ませんが、排気量が上がっているので実燃費も多少は悪くなっているものと想像できます。
予防安全性能
デミオは、2017年の一部改良で予防安全性能が強化され、前車がサポカーSワイドに適合しています。
現時点でも予防安全性能は十分に充実しているので、今回のマイナーチェンジでは、予防安全性能の向上はありませんでした。
現行デミオの予防安全性能を紹介しておきます。
・アドバンストスマートシティブレーキサポート
・AT誤発進抑制制御
・ハイビームコントロールシステム
・車線逸脱警報システム
・スマートシティブレーキサポート(後退時)
・ブラインドスポットモニタリング
・リアクロストラフィックアラート
・リアパーキングセンサー
・ドライバーアテンションアラート
・交通標識認識システム
・360°モニター+フロントパーキングセンサー
・レーダークルーズコントロール
レーダークルーズコントロール機能が、30km/h以上でしか使えないものが、新型では全車速対応になると予想されていましたが、残念ながらそうはなりませんでした。
快適性も向上か
新型デミオでは、CX-3に施されたものと同様の快適性を向上させる改良も実施されると予想されています。
・サスペンションの応答性を向上、また、タイヤの接地面のゴムの最適化、サイドウォール部の剛性も最適化した新開発のタイヤと組み合わせることで、路面の継ぎ目を乗り越えるときの衝撃や振動を大幅に低減
・フロントドア、リヤドアのアウターパネルの板厚の向上、リヤガラスの板厚の向上、各所の遮音性、吸音性を高めることで、静粛性を向上
・フロントシート座面クッションに、振動軽減と減衰性に優れた高減衰ウレタンを採用。座り心地と乗り心地を採用
・スーパーUVカットガラス/IRカットガラスの採用
フロントガラスはUVカット率100%、フロントドアガラスはUVカット率99%
リヤドアガラスはUVカット率93%、リヤゲートガラスはUVカット率91%
これらの改善策が、新型デミオにも取り入れられると予想されています。
マツダは、新型デミオを、「走行性能・運転のしやすさ」「燃費性能」「上質感」「価格」「快適性」「安全性」の6項目で六角形のレーダーチャートで現行型と比較していますが、価格を除くすべての部分で現行型が優れている。としています。
ボディサイズ
デミオのボディサイズを紹介します。
全長4,060mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
マツダ車唯一の5ナンバーサイズです。(OEM車両を除く)
デミオは、コンパクトながらもデザイン性を重視するため、フロントノーズ(ボンネット)が長くなっています。
これは、マツダ車全体に言えることですが、確かにデザイン的には流麗で美しいのですが、室内空間は少し狭くなってしまいます。
特にデミオは、元々ボディがコンパクトなので、より狭さを感じるのは否定できません。
マツダは、2%の人に支持される車を作る。ということで、意識的に実用性よりもデザインを重視しているのでしょう。
ボディはコンパクトでも、予防安全機能や運転支援機能など、上位車種と同等のものを採用するマツダの姿勢は、素晴らしいですね。
特別仕様車変更
現行デミオには、ノーブルクリムゾンと、テーラードブラウンという2種類の特別仕様車が設定されています。
このうち、テーラードブラウンが廃止され、mist maroonという特別仕様車に変更されます。
mist maroonは、大人が香る、洗練を極めた特別仕様車ということで、色、素材、上質感にこだわっています。
マルーンとは茶色のことです。ブラウンも茶色ですから、Tailored Brownとmist maroonはどちらも茶色をベースとした特別仕様車ということになりますが、mist maroonの方が濃い茶色になります。
特別仕様車、mist maroonの特別装備を紹介します。
・185/60R16インチタイヤ
・フロントLEDフォグランプ
・インパネデコレーションパネル(助手席)
・エアコンルーバーベゼル
・コンソールサイドデコレーション
・ドアアームレスト
・ステアリングヒーター
・専用シート
なお、もう一つの特別仕様車、Noble Crimsonは、引き続き設定されます。
Noble Crimsonは、紅を基調とした特別仕様車です。
Noble Crimsonの特別装備
・185/60R16インチタイヤ
・インパネデコレーションパネル(グロスピュアホワイト)
・エアコンルーバーベゼル(レッドメタリック/グロスブラック)
・CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー
・ドアアームレスト
・ドアアームレストロアパネル
・ドアトリム
・専用シート
価格
新型デミオの価格は、グレードによって、据え置きのグレード、アップするグレード、ダウンするグレードなど、いろいろ変わります。
<新型デミオ価格>
1.5Lガソリン車
15C・・・1,393,200円
15S・・・1,490,400円
15S Touring・・・1,733,400円
15S Touring Lパッケージ・・・1,814,400円
15S Noble crimson・・・1,792,800円
15S mist maroon・・・1,782,000円
1.5Lディーゼル車
XD・・・1,814,400円
XD Touring・・・2,014,200円
XD Touring Lパッケージ・・・2,073,600円
XD Noble crimson・・・2,073,600円
XD mist maroon・・・2,062,800円
マツダは、最近は毎年のようにエンジンの改良など、マイナーチェンジ級の改良を実施しています。
一方、デザインはフルモデルチェンジでもあまり変わらなかったり、一部改良とモデルチェンジの区別があいまいになってきていますが、一応、今回の2018年のモデルチェンジが、マイナーチェンジということになるようです。
また新しい情報が入りましたら、更新します。
2017年一部改良情報
発売時期
新型デミオと、特別仕様車の発売日は、2017年末と予想されています。
一部改良変更点
一部改良で変更されると予想されている点を紹介します。
・ソウルレッドクリスタルメタリック
新しいマツダのイメージカラーです。ソウルレッドプレミアムメタリックが置き換えられます。
・アドバンスドスマートシティブレーキサポート
車両、歩行者に対して、4-80km/hで作動する自動ブレーキです。
現在は30km/hまでしか対応していないので、大きく性能向上します。
・360°ビューモニター
前後左右の4つのカメラにより、車両を上から見下ろしたような映像を映し出す機能です。
・交通標識認識システム
速度制限、進入禁止、一時停止の交通標識を読み取り、ヘッドアップディスプレイに表示します。
特別仕様車
特別仕様車、ノーブルクリムゾンも追加されます。
ノーブルとは「立派な」という意味で、クリムゾンとは、「濃く明るい赤色で、若干青みを含んで紫がかっている」色のことです。
CX-3には、ノーブルブラウンという特別仕様車があり、ブラウン調のインテリアとなっています。
ということは、ノーブルクリムゾンは、クリムゾン調のインテリアになると予想できます。
かつてデミオには、ミッドセンチュリーという特別仕様車がありました。
ミッドセンチュリーも、赤いインテリアが特徴的でした。
こういった感じのインテリアになるのではないかと思います。
デミオ特別仕様車、ノーブルクリムゾンは、東京モーターショーに出品されるので、また画像が入りましたら紹介します。
価格
新型デミオの価格は、既存グレードは1~2万円程度の値上げ。
特別仕様車、ノーブルクリムゾンは、175万円程度になると予想されています。
また新しい情報が入りましたら、更新します。