トヨタのSAI、マークXが、いよいよ生産終了されるという情報が入ってきました。
SAIについては、レクサスHSと共に生産終了されるということは前々から言われていましたし、マークXに関しては、FF化される?などの情報もありながらも、前回のマイナーチェンジが最後のモデルチェンジになる。という情報が有力となっていましたが、中日新聞の一面にも生産終了の記事が載り、いよいよ生産終了ということで間違いなさそうです。
SAIの生産終了は、2018年2月16日までとなるようです。
マークXに関しては、2016年にマイナーチェンジ、2017年にはGRスポーツが発売されているので、2019年~2020年頃までは現行型の生産が続けられると予想されています。
もくじ
SAI
SAIは、プリウスよりも上級なハイブリッドカーということで、2009年に発売されました。
当初は、シンプルかつ上質なセダンというコンセプトで、比較的控えめな見た目でしたが、マイナーチェンジで存在感のあるデザインに一新されました。
しかし、カムリやクラウンなど、他のセダンにも続々とハイブリッドが投入されるなか販売台数は低迷。
最近の月間販売台数は、200台~400台程度となっています。
マークX
マークXは、1968年に発売されたマークⅡから続く歴史のあるセダンです。
昨今のセダン人気の低迷を受けて、10代目のフルモデルチェンジを機に「マークX」としてイメージを一新。
若者にもユーザー層を広げようと、スポーティーなイメージに生まれ変わりました。
しかし、セダンのユーザー層を拡大するには至らず、最近ではハイブリッドのラインナップもないため販売が低迷しています。
最近の月間販売台数は、1,000台程度となっています。
カムリに集約
今後両者は、中型セダンとしてカムリに集約されることになります。
カムリは、現在はアメリカ市場を主戦場としており、アメリカではベストセラーとなっています。
日本国内ではハイブリッド専用車として販売されており、さほど販売台数も多くありません。
最近の販売台数は800台程度と、マークXよりも少ないくらいです。
しかし、アメリカ市場での需要が大きいため、それを右ハンドル化して持って来れば良いだけなので、SAIやマークXを維持するよりはコストがかからない。という判断でしょう。
カムリは、2017年にフルモデルチェンジされます。
カムリのフルモデルチェンジ情報はこちらから。
カムリ 新型 日本仕様の価格は?発売時期は7月!4WDも。
今後のトヨタのセダンは
現在、トヨタのセダンは、
・カローラアクシオ
・プレミオ
・アリオン
・SAI
・カムリ
・マークX
・クラウン
がありますが、プレミオ、アリオンもフルモデルチェンジはされずに販売終了する方向だということです。
一応、トヨタのジャンル分けではプリウスもセダンということになっているので、プリウスは当然残るでしょうね。
今後、日本市場に主眼を置いたセダンは、カローラとクラウンだけ。ということになるでしょう。
(ちなみに、カローラも次期型から海外仕様と共通のボディになると言われていいるので、最終的にはクラウンだけ?)
最近のセダン人気の低さを見ると仕方がないことでしょうね。
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