マツダは、画期的なガソリンエンジン、SKYACTIV-Xを発表しました。
今回は、SKYACTIV-Xについて色々と紹介していきましょう。
もくじ
SKYACTIV-Xとは
そもそも、SKYACTIV-Xとは何なのでしょうか。
SKYACTIV-Xとは、圧縮着火という仕組みを採用した世界初の量産ガソリンエンジンで、燃費が大幅に向上しているのが特徴です。
圧縮着火とは、ガソリンと空気の混合気をピストンの圧縮によって自己着火させる燃焼技術のことなのですが、難しいことはおいておいて、圧縮着火を実現したことで、
・燃費が最大30%改善(SKYACTIV-Dと同等)
・トルクが最大30%向上
・低燃費な回転数の領域が広がったため、ギア比選定の自由度が拡大し、走りを向上させることができる
といったメリットがあります。
SKYACTIV-Xエンジンは、ディーゼルエンジン並の燃費、トルクを実現し、かつディーゼルエンジンよりも吹け上がりがよく、振動や音が少なく、カーボンも発生しづらい。といった、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良いとこ取りをしたようなエンジンということです。
投入時期
SKYACTIV-Xエンジンは、2019年から投入する。と発表されています。
搭載車種
SKYACTIV-Xは、2019年から順次搭載されるということで、最初に搭載されるのは、新型アクセラになるでしょう。
現行アクセラの発売日は、2013年ですから、ちょうど2019年にフルモデルチェンジの時期を迎えることになります。
その後、順次他の車にも搭載されます。
フルモデルチェンジ、マイナーチェンジのタイミングで搭載されるはずなので、搭載される順番を推測してみると、
デミオ(現行2014年発売→2020年フルモデルチェンジ)
CX-5(現行2017年発売→2020年マイナーチェンジ)
CX-3(現行2015年発売→2021年フルモデルチェンジ)
アテンザ(現行2012年発売→2018年フルモデルチェンジ→2021年マイナーチェンジ)
アテンザは、通常の6年のフルモデルチェンジスパンだと、2018年のフルモデルチェンジと、ギリギリSKYACTIV-X
は搭載されない。ということになりますが、フラッグシップですし、フルモデルチェンジを1年遅らせてでも、2019年にSKYACTIV-Xを搭載してくるかもしれません。
テスト走行
スカイアクティブXエンジンを搭載した車のテスト走行とみられる様子が撮影されています。
テストカーはアクセラですが、サイドに大きく「SKYACTIV-X」と書かれています。
これは、スカイアクティブXはアクセラから投入するよ。というメーカーのアピールであると捉えることができるでしょう。
というわけで、スカイアクティブXはアクセラから投入されるということでほぼ間違いないかと思います。
実燃費は?
スカイアクティブXエンジンを搭載したテストカーを使った試乗会が開催されたようで、試乗レポートが出てきています。
その試乗レポートによると、日本の高速道路並のペースで走らせた時の燃費は18.8km/Lだった。とあります。
これは、従来のスカイアクティブGエンジンと比べて、1割程度の燃費向上にとどまります。
あれ?3割向上するんじゃないの?といいたいところですが、今回のテスト車両は、現行アクセラのボディにとりあえずスカイアクティブXエンジンを搭載しただけ。といった感じのようなので、スカイアクティブXエンジンのパフォーマンスを最大限発揮できるようにボディから設計しなおせば、最大30%程度燃費向上が見込めるということなのでしょう。
走りに関しては、スカイアクティブGよりも明らかにパワフルだったようなので、期待が持てます。
また新しい情報が入りましたら、更新します。
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