トヨタのSUV、C-HRがマイナーチェンジされました。
このページでは、新型C-HRのデザイン、燃費、価格など、前期型との違い、変更点を紹介します。
もくじ
新型C-HRの発売日は、2019年10月
新型C-HRの発売日は、2019年10月18日です。
店頭発表会は11月9日からなので、その頃までには各店舗に新型C-HRが配備されます。
新型C-HRのデザイン
新型C-HRのデザインを紹介します。
現行型よりも、フロントグリルが少し大きくなっており、迫力のあるデザインになっています。
その他、ヘッドライト内のランプのデザインも変更されていませんが、全体的には、それほど変わっていません。
リヤには、最近はやりのシーケンシャルウインカー(流れるウインカー)が採用されました。
また、ブレーキランプは太くワイルドに、ウインカーは細くシャープな印象に変わっています。
予防安全性能
新型C-HRには、インテリジェントクリアランスソナーが新たにオプションで用意されました。
インテリジェントクリアランスソナーとは、車両の四隅に配置されたセンサーによって障害物を検知し、ブザーなどで警告する機能です。
衝突の恐れがあるときは、自動でブレーキもかかります。
トヨタセーフティセンス自体は、次世代のものになるのではなく、前期型と同じく、トヨタセーフティセンスPがベースのものが引き続き搭載されています。
・プリクラッシュセーフティ
車両と、昼間の歩行者を検知することができる自動ブレーキ
車両に対しは10km/h以上で、
歩行者に対しては10km/~80km/hで作動します。
・オートマチックハイビーム
前走車や対向車を自動で検知して、ハイビームとロービームを切り替える機能
・レーンディパーチャーアラート
車線を逸脱する可能性がある場合、警報とともにステアリング操作をアシストする機能
・ブラインドスポットモニター
後側方から接近してくる車をインジケーターで知らせる機能
・リヤクロストラフィックアラート
左右後方から接近してくる車両を検知して知らせる機能
自動ブレーキの性能が少し進化するという話を聞いた気もするのですが、詳しいところは忘れてしまいました。
インテリジェントクリアランスソナーが採用されるという話だったかもしれません。
そういったところの若干の進化はあるかもしれませんが、基本的には現行型とほぼ同じだったはずです。
コネクティッド機能
新型C-HRには、コネクティッド機能が搭載されます。
ただし、新型C-HRに搭載されるコネクティッド機能は、新型クラウンや新型カローラスポーツに比べると機能は少なく、プリウスのマイナーチェンジで搭載されたものと同程度になると予想されています。
<コネクティッド機能>
・マイカーサーチ
ドアの締め忘れなどをメールで知らせる機能
さらに、マイカーサーチPlusに登録すると、アラームの作動に連動して、電話やメールで知らせたり、車両の位置を追跡する機能もあります。
・ヘルプネット
ボタンを押すか、エアバックの作動に連動して、オペレーターが警察や消防に通報する機能
・オペレーターサービス
カーナビの目的地設定などをオペレーターにしてもらうことができる機能
・eケア
警告灯がついた時など、運転が継続できるかどうか、オペレーターにアドバイスを受けることができます。
修理が必要な場合は、最寄りの販売店に予約することもできます。
新型C-HRのパワートレイン
新型C-HRに搭載されているエンジン自体は、1.2Lターボエンジン、1.8Lハイブリッドの2種類で、変更はありません。
<1.2Lターボエンジン>
最高出力・・・116ps/5200-5600rpm
最大トルク・・・18.9kgm/1500-4000rpm
<1.8Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・98ps/5200rpm
エンジン最大トルク・・・14.5kgm/3600rpm
モーター最高出力・・・72ps
モーター最大トルク・・・16.6kgm
システム出力・・・122ps
1.2Lターボ車には、6MT車が追加設定されました。
海外では、2.0Lハイブリッド車も設定されたのですが、日本には導入されませんでした。
2.0Lハイブリッドといえば、レクサスUXから搭載された、ダイナミックフォースエンジンを採用し、燃費とパワーを両立している新しいシステムです。
<2.0Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・146ps/6000rpm
エンジン最大トルク・・・19.2kgm/4400rpm
モーター最高出力・・・109ps
モーター最大トルク・・・20.6kgm
システム出力・・・184ps
期待していた方も多かったので、これは残念ですね。
新型C-HRの燃費
新型C-HRの燃費は、前期型とほぼ同じですが、ハイブリッドだけ0.2km/L向上しています。
1.2Lターボ・・・16.4km/L
1.8Lハイブリッド・・・30.4km/L
ハイブリッド車と、ターボMT車のみWLTCモードも公表されているので、紹介します。
<ハイブリッド車>
WLTCモード燃費・・・25.8km/L
市街地モード・・・24.7km/L
郊外モード・・・28.6km/L
高速道路モード・・・30.4km/L
<ターボMT車>
WLTCモード燃費・・・15.4km/L
市街地モード・・・12.2km/L
郊外モード・・・15.6km/L
高速道路モード・・・17.2km/L
実燃費はWLTCモード燃費の9割~10割くらいになります。
JC08モード燃費だと、ターボCVT車はターボMT車よりも5%ほど燃費が良いので、ターボCVT車の実燃費は、ターボMT車のWLTCモード燃費に1.05をかけたくらいの数字になるはずです。
C-HR GR SPORT設定
マイナーチェンジで、スポーツグレードのGR SPORTが新しく設定されました。
新型C-HR GR SPORT
GR SPORTの専用装備を紹介します。
<エクステリア>
・225/45R19タイヤ&19×7 1/2J専用アルミホイール
・専用フロントバンパー
・専用アンダーグリル
・専用アンダーガード
・専用フォグランプベゼル
・専用エンブレム
<インテリア>
・専用本革巻き小径3本スポーク ステアリングホイール
・専用インストルメントパネル加飾&ドアインナーガーニッシュ
・専用スポーティシート
・アルミペダル
・専用スタートスイッチ
<走行性能>
・GR専用フロアセンターブレース
・GR専用チューニング(フロント/リヤサスペンション : コイルスプリング&ショックアブソーバー&スタビライザー、電動パワーステアリング)
GR SPORTは、ターボエンジン、6MT、FF車のみが設定されています。
新型C-HRの価格
新型C-HRの価格は、消費税が増税されたこともありますが、前期型よりも10万円ほど高くなっています。
現行モデルの価格は、1.2Lターボ車が229万円~、1.8Lハイブリッド車が261万円~です。
<ハイブリッド車>
S・・・2,730,000円
G・・・2,995,000円
S GR SPORT・・・3,095,000円
<ターボ車>
S-T(CVT FF)・・・2,400,000円
S-T(CVT 4WD)・。・・2,598,000円
S-T(6MT FF)・・・2,367,000円
G-T(CVT FF)・・・2,665,000円
G-T(CVT 4WD)・・・2,863,000円
G-T(6MT FF)・・・2,632,000円
S-T GR SPORT・・・(6MT FF)・・・2,732,000円
まとめ
今回のC-HRのマイナーチェンジは、変更点はそれほど大きくない印象です。
パワフルな2.0Lハイブリッドが日本にも投入されれば、元々走りの良いC-HRですから、結構走りの楽しいクルマになりそうです。
ただし、価格的に上位のRAV4に近くなってしまいそうですが。
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