ホンダから、Honda eという電気自動車が発売されました。
このページでは、Honda eの発売日、価格、スペックなど、最新情報を紹介します。
もくじ
Honda eの日本発売日
Honda eは、2019年夏に欧州で発売されています。
日本発売日はその少しあと、2020年秋~冬と予想されています。
ホンダは、2025年までに、欧州で販売する車を全て電動化(EVまたはハイブリッドカー)にする計画を立てています。
今回のHonda eの発表は、その第一歩となります。
【追記】
2020年8月27日、Honda eが正式に発売されました。
年間販売目標台数1,000台と、かなり少なめです。
Honda eの納期
Honda eは、生産台数が限られているので、期間を分けて、オーダーの受付台数自体を制限しています。
第一期の受付は8月27日からはじまっており、受付台数は数百台となっています。
第一期に受け付けた分の納期は、2020年11月~となっています。
ですから、受付さえできれば、納期が極端に長くなることはないようです。
逆に、受付が締め切られてしまったら、注文することすらできません。
【追記】
第一期の注文受付数が販売予定台数に達したということで、注文を一時停止している。とのアナウンスがなされています。
第二期の注文受付がいつからはじまるかは、今後あらためて案内する。とのことで、しばらく受注停止状態となっています。
第二期の注文受付がいつになるか、正式な発表はまだ先になるものの、ホンダeは、年間販売目標台数が1,000台です。
そのことから考えると、数百台ずつ、数ヶ月置きに注文を受け付ける形になるものと思われます。
ですから、第二期の注文受付は数カ月後になるのではないかと予想することができます。
【追記】
Honda e、第二期オーダーの受付期間が発表されました。
オーダー受付期間は、2020年11月5日~
納車時期目安は2021年1月~
受付台数の目安は数百台となっています。
Honda eのデザイン
Honda eのデザインは、かつて発表されたコンセプトカー、「Honda Urban EV Concept」がベースとなっています。
Honda eのエクステリアを紹介します。
出典https://www.honda.co.jp(2021/10/15)
フロントマスク、リヤともに丸目で愛らしい雰囲気をしたデザインに仕上がっています。
車のシルエットも丸みを帯びていて、親しみやすい印象ですね。
ドアハンドルは、普段は収納されています。スタイリッシュに見せるためと、空気抵抗を減らすための工夫でしょう。
サイドミラーには、レクサスESのようなミラーレスが採用されていることがわかります。
Honda eは、シティコミューターとして、主に街乗りの短距離を想定しているということなので、女性ユーザーにも親しみやすいようなデザインにしたのでしょうか。
インテリアでは、フロントガラス下部が液晶画面で埋め尽くされているということが分かります。
見る限り、ステアリングの前はスピードメーター、その右はカーナビ、その右は充電の残量など、evに関する情報が表示されるのでしょう。
そして両端は、サイドミラー代わりの映像を映すためのモニターとなっています。
シフト部分は、シフトレバーではなく、アコードなどと同じようなシフトボタンが採用されています。
evのような先進的な車には、あまり木目調は採用されないような印象がありますが、Honda eでは木目調パネルも結構使われています。
先進的な雰囲気と従来からの質感の共存といったところでしょうか。
リヤシートはフラットで、あまり長時間座るのには向いていないように見えます。
Honda eの航続距離は200km程度と、EVの中でも短い方なので、長時間乗車は想定していないのでしょう。
Honda eのカラー
Honda eには、7色のカラーがラインナップされています。
・プラチナホワイトパール
・ルナシルバーメタリック
・モダンスティールメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムクリスタルブルーメタリック
・プレミアムクリスタルレッドメタリック
・チャージイエロー
Honda eのサイズ
Honda eは、見た目はN-ONEや、N360に似ていますが、ボディサイズは軽自動車サイズではなく、フィットよりも少し小さいくらいのコンパクトカーです。
Honda eのサイズは、全長3,895mm×全幅1,750mm×全高1,510mmです。
フィットのサイズが、全長3,990mm×全幅1,695mm×全高1,525mmですから、フィットよりも長さが短く、幅は広くなっています。
最小回転半径は4.3mと、軽自動車よりも小回りがききます。
N-BOXの最小回転半径は4.5m、フィットの最小回転半径は4.9mです。
Honda eのモーター、スペック
Honda eには、136psと154psの2種類のモーターが設定されます。
136psのモーターは、ベースグレードに。154psのモーターは、Advanceグレードに設定されます。
【136psモデル】
最高出力・・・136ps
最大トルク・・・32.1kgm
【154psモデル】
最高出力・・・136ps
最大トルク・・・32.1kgm
0-100km/h加速は、154psモデルが約8.3秒
136psモデルが約9秒です。
ちなみに、Honda eは後輪駆動です。
Honda eの航続距離
最近の電気自動車は、ガソリン車に近い航続距離を実現するため、大容量のバッテリーを搭載し、最低でも400km程度を確保するのが流れとなっています。
しかし、Honda eはシティコミューターとしての短距離走行を想定しているので、航続距離は222kmと発表されています。
バッテリー容量は、35.5kWhです。
カタログ燃費で222kmということだと、冬場に暖房を使う時など、状況によっては安心して乗れる距離は100kmちょいということになってしまいそうですが、それくらいのシティユース向けに考えられているのでしょう。
さきほど、0-100km/hが8秒で速い!と紹介しましたが、そんな使い方をしているとすぐにバッテリーがなくなってしまいそうですね。
【追記】
日本基準での航続距離が発表されました。
日本基準での航続距離は、136psモデルが、WLTCモードで283km、JC08モードで308km
154psモーター搭載車は、WLTCモードで259km、JC08モードで274kmです。
Honda eの充電時間
Honda eは急速充電に対応しており、30分で80%まで充電することができます。
30分で200km分くらい充電できるということですね。
Honda CONNECT
Honda eには、Honda CONNECTというコネクティッド機能が搭載されています。
Honda CONNECTの機能を紹介します。
・Honda デジタルキー
スマートフォンで、ドアのアンロック、エンジンスタート(パワーON)ができます。
・エアコン操作
エアコンのONOFFや、出発時刻に合わせたタイマー設定も行えます。
・充電管理
電気料金が安い時間帯まで充電を待機させたり、最大充電量を変更することができます。
・目的地設定
ナビを操作しなくても、前もって目的地をクルマに送信することができます。
・クルマを探す
駐車場内でクルマを見つけることができるよう、位置を確認したり、ハザードランプやブザーで知らせることができます。
・リッドオープン
スマホから充電口を開けることができます。
・緊急サポートセンター
エアバッグが展開するなど、緊急時にオペレーターが、警察、消防に取り次いでもらうことができます。
Honda eのグレード、装備
Honda eには、ベースグレード、「Honda e」と、上級グレード「Honda e Advance」の2グレードが設定されています。
各グレードの主な装備を紹介します。
Honda e
・136psモーター
・ホンダセンシング
・ワイドスクリーンHonda CONNECTディスプレー
・ETC車載器
・後退出庫サポート
・ステアリングヒーター
・スカイルーフ
・サイドカメラミラーシステム
・フラッシュアウターハンドル
・急速充電&普通充電ポート
・シングルペダルコントロール
・16インチアルミホイール
Honda e Advance
・Honda パーキングパイロット
・マルチビューカメラシステム
・プレミアムサウンドシステム
・100V電源
・センターカメラミラーシステム
・17インチアルミホイール
Honda eの価格
Honda eは、2グレードで、451万円~です。
Honda e・・・4,510,000円
Honda e Advance・・・4,950,000円
ちなみに、欧州では、136psのモデルが29,470ユーロ、154psのモデルが32,470ユーロで、日本円に換算すると、136psのモデルは約320万円、154psのモデルは約390万円です。
海外での価格に比べると、随分高いですね。
まとめ
電気自動車は、中国市場が最も進んでおり、日本で販売されている国内メーカーの電気自動車は、アイミーヴ、リーフと、このHonda eくらいしかありません。
今回も、欧州でワールドプレミアされたということで、日本市場での販売台数はそれほど多くなるとは考えていないのでしょうが、アイミーヴ<Honda e<リーフと電気自動車のラインナップが充実するのは良いことですね。
現在の日本はハイブリッドカーが大人気ですが、電気自動車が主流になる時代がくるのでしょうか。
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