ホンダ、フィットのマイナーチェンジが実施されたことで、フルモデルチェンジはいつ?という質問を受けることも多くなってきました。
このページでは、フィットのフルモデルチェンジ予想情報、マイナーチェンジ情報と、フィットの基本情報を紹介します。
もくじ
フィットのフルモデルチェンジは、いつ?
現行フィットは2020年に発売されたモデルです。
フィットのモデルチェンジ周期は6年~7年ですから、次のフルモデルチェンジは2026年~2027年になると予想することができます。
フルモデルチェンジは、まだ当分先のこととなるでしょう。
初代フィット・・・2001年~2007年
2代目フィット・・・2007年~2013年
3代目フィット・・・2013年~2020年
現時点では、新型フィットのデザインやパワートレインがどうなるかなど、詳しい情報は入っていません。
【追記】
一般的なマイナーチェンジよりも少し早く、2022年にマイナーチェンジが実施されました。
そのため、2025年~2026年にもフルモデルチェンジされるのではないか。との観測も出てきています。
初代~2代目と、コンパクトカーのベストセラーと言えるほど大人気だったフィットですが、3代目~現行モデルは、失速気味と言わざるを得ません。
最近の販売台数は、ヤリスの三分の一程度にとどまっています。(ヤリスはヤリスクロスも含めた数値ですが)
そのため、テコ入れのために、早めのフルモデルチェンジをする可能性もあるでしょう。
現行フィットは、ベーシック、ホーム、クロスター、リュクスと、個性的なグレード展開がなされていましたが、次期フィットでは一般的なグレード展開になると予想されています。
あたらしい情報が入りましたら、また更新します。
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2022年マイナーチェンジ情報
フィットのマイナーチェンジは、2022年10月6日に発表されました。
発売日は10月7日(RSのガソリン車は11月10日)です。
フィットRSの情報は、こちらのページで紹介しています。
デザイン
マイナーチェンジ後、新型フィットのデザインを紹介します。
出典https://www.honda.co.jp(2022/10/8)
基本的には、それほど変わっていませんが、フロントグリル周りなどのデザインが一部変更されています。
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カラー
新型フィットには、新色、スレートグレーパールが設定されました。
<BASIC>
・プラチナホワイトパール
・プレミアムサンライトホワイトパール
・ルナシルバーメタリック
・クリスタルブラックパール
<HOME>
・プラチナホワイトパール
・プレミアムサンライトホワイトパール
・メテオロイドグレーメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムクリスタルレッドメタリック
・ローズゴールドメタリック
・フィヨルドミストパール
・ミッドナイトブルービームメタリック
<RS>
・プラチナホワイトパール
・プレミアムサンライトホワイトパール
・スレートグレーパール
・メテオロイドグレーメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムクリスタルレッドメタリック
<CROSSTAR>
・プラチナホワイトパール
・スレートグレーパール
・クリスタルブラックパール
・プレミアムクリスタルレッドメタリック
・フィヨルドミストパール
・プラチナホワイトパール✕ブラック
・スレートグレーパール✕ブラック
・フィヨルドミストパール✕ブラック
<LUXE>
・プラチナホワイトパール
・プレミアムサンライトホワイトパール
・メテオロイドグレーメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムクリスタルレッドメタリック
・ローズゴールドメタリック
・フィヨルドミストパール
・ミッドナイトブルービームメタリック
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パワートレイン
現行フィットのパワートレインは、1.3Lガソリンエンジンと、1.5Lハイブリッドの2種類ですが、新型フィットでは、1.5Lのガソリンエンジンと1.5Lガソリンエンジンの2種類になりました。
<1.5Lエンジン>
最高出力・・・118ps/6600rpm
最大トルク・・・14.5kgf・m/4300rpm
<1.5Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・106ps
エンジン最大トルク・・・13.0kgf・m
モーター最高出力・・・123ps
モーター最大トルク・・・25.8kgf・m
これまでのパワートレインのスペック
<1.3Lエンジン>
最高出力・・・98ps/6000rpm
最大トルク・・・12.0kgf・m/5000rpm
<1.5Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・98ps
エンジン最大トルク・・・13.0kgf・m
モーター最高出力・・・109ps
モーター最大トルク・・・25.8kgf・m
ガソリン車、ハイブリッド車ともにパワーアップしています。
燃費
新型フィット、ガソリン車の燃費は若干低下、ハイブリッド車の燃費は向上しています。
ガソリン車・・・18.7km/L
ハイブリッド車・・・30.2km/L
ハイブリッド車は、パワーアップと燃費向上を同時に実現しています。
価格
新型フィットの価格は、4~7万円ほど高くなりました。
<ガソリン車>
BASIC・・・1,592,800円
HOME・・・1,826,000円
RS・・・1,959,100円
CROSSTAR・・・2,072,400円
LUXE・・・2,149,400円
<ハイブリッド車>
BASIC・・・1,997,600円
HOME・・・2,175,800円
RS・・・2,346,300円
CROSSTAR・・・2,422,200円
LUXE・・・2,499,200円
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現行フィット発売時の情報
発売日
新型フィットの発売日は、2020年2月14日です。
当初、2019年中に発売される予定でしたが、電動パーキングブレーキの不具合が発覚したため、延期されました。
現行フィットは2013年に発売されました。
普通であれば、3年でマイナーチェンジ、さらにその後3年でフルモデルチェンジというスパンが一般的なのですが、現行フィットはハイブリッドのリコールが相次ぎ、マイナーチェンジが2017年にズレ込んでいます。
フィットは、リコールが相次ぎブランドイメージが低下したことで、フィットという車名自体を変更したほうが良いのではないかという議論も起こったようですが、新型もフィットという名前は変わりません。
ホンダとしては、現行フィットがリコールを連発し信頼を落としたことは苦い記憶として残っているでしょうから、不具合の可能性を潰すために、発売日が更に延期される可能性もあるかと思います。
グレード構成
新型フィットには、全部で5つのグレードが設定されます。
グレード名は、BASIC、HOME、NESS、CROSSTAR、LUXEです。
・BASIC
名前の通り、ベーシックなグレードで、エントリーグレードです。
親しみを感じさせるシンプルなデザインとなっており、営業車やレンタカーとしても使われることを想定しています。
・HOME
ナチュラルな風合いの織物のシートや、本革ステアリングが採用されるなど、質感が高くリラックスできる空間を実現したグレード。
アットホームなくつろぎを感じることができます。
・NESS
気分が盛り上がるカラーコーディネート、シートやインパネには撥水性の高い素材を採用するなど、軽快でファッショナブルな使い方ができるグレード。
車名のフィットと、グレード名のNESS(ネス)を合わせると、フィットネスになります。
・LUXE
最上級グレード。
専用の本革シートや、専用のアルミホイール、加飾パーツなどにより質感を高め、優雅で心地よい時間が過ごせる空間を実現したグレード。
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デザイン
新型フィットが、東京モーターショーでワールドプレミアされました。
新型フィットの各グレードのデザインを紹介します。
・BASICグレード
・Homeグレード
・NESSグレード
・LUXEグレード
・CROSSTARグレード
現行フィットの細長いヘッドライトの形とは全く違い、丸みを帯びたデザインに変更されています。
小動物のような愛らしさを感じられるデザインとなっています。
サイドシルエットを見ると、大きな三角窓が採用されていて、全長が長くなっているように見えます。
リヤのデザインはまだ正式には公開されていませんが、テスト走行の様子から、ブレーキランプのデザインが横長になっていることが分かっています。
フィットのブレーキランプの形は、これまで縦長でしたから、リヤのデザインもイメージチェンジされています。
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ボディサイズ
新型フィットのボディサイズは、クロスターグレードとそれ以外で違います。
クロスターグレード以外は、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,515mm
クロスターグレードは、全長4,090mm×全幅1,725mm×全高1,545mmで、3ナンバーサイズです。
先代フィットのボディサイズは、全長3,990mm×全幅1,695mm×全高1,525mmでした。
クロスターグレード以外は、先代フィットと同程度のボディサイズとなっています。
ハイブリッドシステム
新型フィットには、これまでのi-DCDに変わり、1.5Lのi-MMDハイブリッドシステムが搭載されます。
i-DCDは、1つのモーターに7速のデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたハイブリッドシステムです。
パワフルかつ、デュアルクラッチトランスミッションのダイレクト感のある走行フィールが特徴で、ライバルのコンパクトカーのハイブリッドよりも実際にかなり速いですね。
その反面、デュアルクラッチトランスミッションの調整が難しかったようで、発売当初には度重なるリコールを出してしまい、ブランドイメージの低下も招いてしまいました。
そういった事情もあってか、今後はコンパクトカークラスにも、アコードなどに採用されている、i-MMDを搭載してく方針のようです。
i-MMDは、2モーター方式で、i-DCDよりもさらにパワフルなハイブリッドシステムです。
走行中は、負荷の高い時を除きモーターのみで走行し、負荷がかかる時のみエンジンも走行に関わるという、日産のe-POWERの上位互換のようなシステムです。
<1.5Lハイブリッドシステム>
エンジン最高出力・・・98ps/5600-6400rpm
エンジン最大トルク・・・13.0kgm/4500-5000rpm
モーター最高出力・・・109ps
モーター最大トルク・・・25.8kgm
システム出力・・・135ps程度
新型フィットから、i-MMDのハイブリッドシステムは、「e:HEV」という名前に変わりました。
e-HEVという名前の方が、なんとなく電気自動車っぽく聞こえて、先進的に聞こえますね。
ガソリンエンジン
ガソリンエンジンは、1.3Lのものが搭載されています。
先代モデルよりも若干パワーが落とされています。
<1.3Lエンジン>
最高出力・・・98ps/6000rpm
最大トルク・・・12.0kgm/5000rpm
燃費
新型フィットの燃費は、WLTCモード燃費とJC08モード燃費両方が公開されています。
<ガソリン車>
WLTCモード燃費・・・20.4km/L
市街地モード・・・15.6km/L
郊外モード・・・21.2km/L
高速道路モード・・・22.9km/L
JC08モード燃費・・・24.2km/L
<ハイブリッド車>
WLTCモード燃費・・・29.4km/L
市街地モード・・・30.2km/L
郊外モード・・・32.4km/L
高速道路モード・・・27.4km/L
JC08モード燃費・・・38.6km/L
この数値はBASICグレードのものです。その他のグレードはこれからマイナス1~2km/L程度です。
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予防安全性能(ホンダセンシング)
新型フィットには、引き続きホンダセンシングが搭載されますが、その機能が強化されます。
新型フィットのホンダセンシングの機能は、以下の11つです。
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・近距離衝突軽減ブレーキ
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
コンパクトカーとしては、十分に充実している方です。
新型フィットでは、「後方誤発進抑制機能」「近距離衝突軽減ブレーキ」「オートハイビーム」が追加されています。
アダプティブクルーズコントロールが、渋滞追従機能付になっています。
コネクティッド機能
新型フィットには、コネクティッド機能が搭載されます。
新型フィットには、ホンダ車専用の車載通信モジュール「Honda CONNECT」が搭載されています。
・スマートフォンでエアコンの始動、ドアロック忘れを知らせる機能、車の駐車位置を確認する機能
・事故などの緊急時に緊急サポートセンサーにつながる機能
・異常を検知した時にALSOKからガードマンが駆けつける機能
などを利用することができます。
これらの機能は、「Honda Total Care プレミアム」として、今後他のホンダ車にも展開されます。
価格
新型フィットの価格は、ガソリン車で10万円ほど、ハイブリッド車は20万円ほど高くなりました。
<1.3Lガソリン車>
BASIC・・・1,557,600円
HOME・・・1,718,200円
NESS・・・1,877,700円
CORSSTAR・・・1,938,200円
LUXE・・・2,186,800円
<1.5Lハイブリッド車>
BASIC・・・1,997,600円
HOME・・・2,068,000円
NESS・・・2,227,500円
LUXE・・・2,288,000円
CORSSTAR・・・2,327,600円
ハイブリッド車は、ガソリン車よりも35万円ほど高くなっています。
現行フィットでは、ハイブリッド車とガソリン車の価格差は約40万円でした。
ガソリン車の装備のみ簡素化されているBASICグレードを除き、ガソリン車とハイブリッド車の価格差は小さくなっています。
ちなみに、先代フィットは、1.3Lガソリン車が146万円~189万円、ハイブリッド車が173万円~225万円でした。
新型フィットは、結構頑張った価格設定になっていると思います。
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