トヨタディーラーには、トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店という4つのチャネルがあります。
かつては各チャネルで取扱車種が違いましたが、現在は全チャネルで全車種が併売されており、どこがいいのか、迷っている人も多いのではないでしょうか。
このページでは、トヨタディーラーの選び方や、各チャネルの特徴について紹介します。
もくじ
値引きの大きさで選ぶ
今はどこのチャネルでも全車種が購入できますから、チャネルにこだわらず、単純に一番値引きをしてくれる店舗で選ぶ。という選び方が一番おすすめです。
複数の店舗で相見積もりを取る手間はかかりますが、車の値引き額は店舗によって10万円単位で変わってくることもありますから、値引き交渉の手間は惜しまないことをおすすめします。
チャネルの統合や、グループに注意
たとえば、愛知トヨタなどを傘下に持つATグループでは、愛知トヨタ、トヨタカローラ愛豊、ネッツトヨタ愛知、ネッツトヨタ東海という4つの販売会社を持っています。
神奈川県では、神奈川トヨタ、トヨタカローラ横浜、ネッツトヨタ横浜、ネッツトヨタ湘南が同じグループ（トヨタモビリティ神奈川として統合済）
横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川が同じグループです。
このように、別のチャネルを名乗る店舗であったとしても大元が同じであったりすると、相見積もりを取っての値引き交渉はしづらいですから、値引き交渉をする時は運営母体が別のディーラーで交渉することをおすすめします。
既に東京ではチャネルが統合されてトヨタモビリティ東京に一本化されているように、トヨタ系列のディーラーは現在進行系で再編、統合が進んでいますから、そのあたりも注意が必要です。
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入りやすさで選ぶ
トヨタディーラーは、かつての専売車種の違いによって、高級車の取り扱いが多かったチャネルは富裕層に接客することが多く、接客が丁寧、悪く言えば敷居が高く感じる。
ファミリーカーの取り扱いが多かったチャネルは接客がフレンドリーで、親しみやすい。といった傾向があります。
トヨタ店・トヨペット店がかつて高級車の取り扱いが多かったチャネル
カローラ店・ネッツ店がファミリーカーの取り扱いが多かったチャネルです。
レクサス店のような、明らかな敷居の高さは感じませんが、やはり雰囲気の違いはあります。
若い人など、ディーラーに入ることにちょっと抵抗を感じている人は、カローラ店やネッツ店を選んだほうが、比較的フレンドリーな接客をしてくれる店舗が多く、気を張らずに入りやすいでしょう。
かつての専売車種で選ぶ
現在は全車種が全チャネルで販売されているとはいえ、やはりかつての専売車種は、そのチャネルでの販売が多くなるため、その車種に対する知識が豊富なスタッフが多い印象です。
特に付き合いのあるディーラーがなく、近所に複数のチャネルの販売店がある場合は、かつての専売車種を取り扱っていた店舗を選ぶのも良いでしょう。
かつての専売車種とチャネル
・トヨタ店
クラウン、ランドクルーザー、ランドクルーザープラド、ハイラックス
・トヨペット店
アルファード、ハリアー、ハイエース
・カローラ店
カローラ、ノア、プロボックス
・ネッツ店
ヴェルファイア、ヴォクシー、ヤリス、RAV4
モデルチェンジ時などの割当台数は、かつて専売だったチャネルの店舗に多めに配分されることが多いです。
ただ、購入する人も多いため、納期が短いとは限りません。
付き合いがあるなら、そのディーラーが最優先
これまでは、カローラからアルファードやクラウンに乗り換えようと思ったらディーラーも乗り換えないといけませんでしたが、今は店を変える必要がなくなりました。
以前に車を購入したことがあるディーラーがあるなら、その店が一番値引きを頑張ってくれる可能性が高く、最優先となります。
他のチャネルのディーラーで見積もりを取って値引き交渉をするにしても、付き合いのあるディーラーがあるなら、最初と最後にそのディーラーで交渉をすれば、一番大きな値引きをしてもらえることが多いです。
また、同じディーラーで長く付き合っていることで、新型車の案内が優先的に届いたり、今後の車の買い替えの時に値引きをしてもらいやすくなったりと、長いお付き合いをすることにはメリットがあります。
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