トヨタ、GRスープラの一部改良と、限定50台の特別仕様車がが発表されました。
どういったところが変更されたのでしょうか?
このページでは、スープラ、2022年一部改良の情報と、GRMNスープラ投入の可能性、スープラの基本情報を紹介します。
もくじ
新型スープラの発売日、予約、抽選
新型スープラは、2022年7月20日に発表されました。
特別仕様車マットホワイトエディションは、限定50台となっています。
7月20日~8月21日まで、Web限定での抽選の申し込みを受け付け、9月1日に抽選結果の発表、商談開始となります。
応募は、こちらのページから↓
https://toyotagazooracing.com/jp/form/2022_grsupra_mattewhite_agreement/
特別仕様車以外は、7月20日から商談受付がはじまっています。
新型スープラ、2022年一部改良での変更点
今回の一部改良での変更点を紹介します。
<全グレード共通の改良点>
・AVS制御、アブソーバー減衰特性のチューニング
ロールバランス、乗り心地の向上に寄与
・スタビラーブッシュの特性変更
操舵初期の応答性の向上を実現
・AVS、EPS、VSCの見直し
操舵フィーリング、限界域でのコントロール性の向上
・ボルカニックアッシュグレーメタリック、ドーンブルーメタリック新設定
<RZグレード、SZ-Rグレードの改良点>
・JBLプレミアムサラウンドシステムのチューニングの最適化
<RZグレードのみの改良点>
・6MT車の投入
握りやすい球体のシフトノブが採用されています。iMTの採用が採用されており、スムーズな変速が可能となっています。
・MT車専用のサウンドチューニング
・19インチアルミホイール(新デザイン)
一本あたり1.2kg軽量化されています。
・マットアパランチホワイトメタリック設定
台数限定とのことです。
・タンカラー内装を設定
新型スープラの価格
新型スープラの価格は、改良前と同じです。
<新型GRスープラの価格>
SZ・・・4,995,000円
SZ-R・・・6,013,000円
RZ・・・7,313,000円
RZマットホワイトエディション・・・7,890,000円
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スープラ発売時の情報
ここから先は、スープラ発売時の情報です。
発売日
新型スープラは、2019年1月14日に開催された、デトロイトモーターショーでワールドプレミアされました。
その後、日本では2019年5月17日に発売されました。
予約受付
予約受け付けが始まるのは、発売日の1ヶ月前となることが多いので、4月中旬には予約受付がはじまるとみられています。
新型スープラはそれほど生産台数が多くないはずなので、注文が遅れると半年~1年待ちといったことになってしまう可能性もあります。
納期
新型スープラ、RZグレードは、半数以上の販売店で、1年分の割当台数分の注文が入ったということです。
RZグレードに関しては、これから注文する場合、納期が1年以上かかってしまう覚悟が必要です。
SZグレード、SZ-Rグレードでも、半年以上となる可能性が高く、増産でもされない限り納期がかなり長くなりそうです。
こういった趣味性の高い車は、毎月の生産台数が少ないわりに、発売当初は注文が集まる傾向にあるので、納期が長くなりやすいです。
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初のGR専用車
新型スープラは、初のGRブランド専用車になります。
少し前にトヨタはスポーツブランドを再構築し、「GRMN」「GR」「GRスポーツ」の大きく3つに分けたことを知っている方も多いかと思います。
これらのブランドは、ベース車両に対する強化具合によっていずれかのブランド名を冠していたのですが、新型スープラは、はじめから走りに特化したスポーツカーとして、GRブランドのみからの発売となります。
スポーツカーの86でも、ベース車両とGRブランドに分かれていますが、スープラはGRブランドからしか発売されないということで、相当力が入っているということがうかがえますね。
さらに遅れて、上位ブランドの「GRMN」モデルも発売されると予想されています。
デザイン
ホイールベースがとても短いことがわかります。
2シーターということもありますが、ホイールベースは86よりも短く、回頭性の良さにつながっています。
ボンネットがながく、室内がとても狭いデザインとなっています。実用性とは真逆ですが、これを「ロングノーズ、ショートキャビンシルエット」としています。
インテリアはいかにもBMWですね。
兄弟車、BMW Z4のインテリアとはまた違いますが、インテリアのデザインはBMWに任せたような感じです。
デザインコンセプトは、「Condensed Extreme*5 L6 FR “TOYOTA” Sports」ということです。
Condensedとは、「凝縮された」という意味です。
Extremeとは、「過激な」という意味です。
つまり、「凝縮された、過激なトヨタの直6 FRスポーツカー」ということになります。
紹介動画もいくつか公開されています。
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カラーラインナップ
<新型スープラカラーラインナップ>
・ホワイトメタリック
・シルバーメタリック
・アイスグレーメタリック
・マットストームグレーメタリック
・ブラックメタリック
・プロミネンスレッド
・ライトニングイエロー
・ディープブルーメタリック
イメージカラーは、マットストームグレーメタリックです。
エンジンスペック
新型スープラは、BMW Z4の後継にあたるBMW Z5と兄弟車になります。
搭載されるエンジンはBMW製で、2種類の2.0Lターボエンジンと、3.0Lターボエンジンです。
それぞれのスペックは、
<直4、2.0Lターボエンジン>
最高出力・・・197ps/4500-6500rpm
最大トルク・・・32.6kgm/1450-4200rpm
<直4、2.0Lターボエンジン>
最高出力・・・258ps/5000-6500rpm
最大トルク・・・40.8kgm/1550-4400rpm
<直6、3.0Lターボエンジン>
最高出力・・・340ps/5000-6500rpm
最大トルク・・・51.0kgm/1600-4500rpm
です。
トランスミッションは、ATのみで、MTは設定されないようです。これは残念ですね。
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ボディサイズ
GRスープラのボディサイズは、全長4,380mm×全幅1,865mm×全高1,290mmです。
日本で最後に販売されていたスープラのサイズは、全長4,520mm×全幅1,810mm×全高1,275mmですから、全長は140mm短く、全幅は45mm広く、全高は20mm高くなる。ということですね。
これくらいのサイズなら、大きすぎることもなく、運転しやすいサイズですね。
走り
新型スープラは走りに特化したスポーツカーですから、走りに関するこだわりもいろいろと発表されています。
いくつか紹介します。
・「ホイールベース」「トレッド」「重心高」の3つを最重要ファクターととらえ、ピュアスポーツカーとしての理想を追求した。
・ホイールベースとトレッドの比は1.55で、優れた回頭性を実現
・水平対向エンジンを搭載した86よりもさらに低い重心高を実現
・前後の重量バランスは、50:50を実現
・86の約2.5倍のボディ剛性を実現。レクサスLFAをも上回る剛性となっている。
・軽快なスポーツ走行を楽しめるエンジンから、思い通りの加速を味わえるパワフルなエンジンまで、3種類のエンジンをラインナップ
・バネ下重量の低減、高剛性を実現した、新設計サスペンションを採用
・一部グレードには、アダプティブバリアブルサスペンションシステムを搭載
・有名なニュルブルクリンクの他にも、アウトバーン、氷雪路など、様々な路面で走行試験を実施
予防安全性能
新型スープラには、トヨタセーフティセンスではなく、トヨタスープラセーフティという機能が搭載されています。
トヨタセーフティセンスよりは、若干機能が少ないです。
スープラには、以下のような予防安全、運転支援機能が搭載されています。
・プリクラッシュセーフティ
・レーンディパーチャーアラート
・ブラインドスポットモニター
・レーダークルーズコントロール
・リヤクロストラフィックアラート
グレード別装備
新型スープラには、SZ、SZ-R、RZという3つのグレードが設定されます。
それぞれのグレードのち外を、ざっくりと紹介します。
<SZ>
・トヨタセーフティセンス
・17インチタイヤ&アルミホイール
・本革巻ステアリングホイール
・ファブリックシート
・4スピーカー
<SZ-R>
・18インチタイヤ&アルミホイール
・アダプティブサスペンション
・ヘッドアップディスプレイ
・本革シート
・運転席&助手席パワーシート
・運転席&助手席シートヒーター
・12スピーカー
<RZ>
・19インチタイヤ&鍛造アルミホイール
・ブレンボ製4ポッドキャリパーブレーキ
・専用本革シート
価格
新型スープラの価格は、490万円~690万円です。
SZ・・・4,900,000円
SZ-R・・・5,900,000円
RZ・・・6,900,000円
兄弟車は、BMW Z4
ここまで紹介したとおり、新型スープラは、BMW、新型Z4との兄弟車です。
まず大きく違うのは、BMW Z4はソフトトップを採用しているということです。
ルーフを開ければ、オープンカーとして楽しむことができます。
一方のスープラは、ルーフは開きません。
搭載されているエンジンは、どちらも同じです。
走りに関しては、それぞれチューニングされており、性格が異なるということです。
どういった違いを見せてくれるのか、トヨタとBMWの違いが気になります。
価格も、トヨタブランドとBMWブランドということで、新型Z4の方が全体的に高めに設定されています。
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