トヨタの最高級車、センチュリーに、SUVが設定されると予想されています。
このページでは、センチュリーSUVの噂と、センチュリーのフルモデルチェンジ情報を紹介します。
もくじ
センチュリーSUVが登場
センチュリーのSUVが投入されるのではないか。という噂が、数年前から出始めています。
まだ、テスト走行の様子が目撃されているわけではありませんが、ローロスロイス・カリナンのような重厚感のあるSUVになるなどといわれています。
ロールスロイス・カリナン
■2023年5月追記
愛知県内で、センチュリーSUVと思われる車両を見かけました。
擬装されていたため、細かい部分のデザインまでは分かりませんでしたが、フロントグリルはセダンのセンチュリーと同じような逆台形であるように見えました。
また、ヘッドライトは上下二段に分けられているように見えましたが、それは擬装されているだけなのかもしれません。
全体的なスタイルとしては、ロールスロイスのカリナンに似たシルエットで、非常に広い車内空間が確保されていそうです。
■2023年9月追記
トヨタは、9月6日に新型車を発表します。
一部デザインと、手袋をした人がドアに手を掛けている画像が公開されていますが、センチュリーSUVでしょう。
WORLD PREMIERE 09.06
▶ https://t.co/gToUdQ0lCe pic.twitter.com/Ei84MW9vDt— トヨタ自動車株式会社 (@TOYOTA_PR) August 30, 2023
ワールドプレミア特設サイトも開設されています。
9月6日13時30分~の発表会の様子は、YouTubeでライブ中継されました。
今回発表された新型車は、「新しいタイプのセンチュリー」ということで、トヨタとしてはSUVを作ったつもりではない。とのことです。
このページでは、セダンタイプと区別するために、センチュリーSUVと表現します。
センチュリーSUVのサイズ
センチュリーSUVのサイズは、全長5,205mm×全幅1,990mm×全高1,245mmです。
セダンタイプのサイズは、全長5,335mm×全幅1,930mm×全高1,505mmです。
センチュリーSUVのエンジン
センチュリーSUVには、3.5Lプラグインハイブリッドシステムが搭載されています。
エンジン最高出力・・・262ps
エンジン最大トルク・・・34.2kgf・m
モーター最高出力・・・182/109ps
モーター最大トルク・・・27.5/17.2kgf・m
センチュリーSUVの価格予想
センチュリーSUVの価格は、2500万円です。
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新型センチュリーの発売日
新型センチュリーの発売日は2018年6月22日です。
新型センチュリーのデザイン
東京モーターショー2017でプロトタイプモデルが公開されました。
新型クラウンは、コンセプトモデルでしたが、センチュリーは、プロトタイプということで、ほぼこのデザインで発売されます。
新型センチュリーのデザインを紹介します。
キープコンセプトで、ひと目見てセンチュリーと分かるデザインに仕上がっています。
新型レクサスLSが、スタイリッシュなルーフラインを採用するなど革新的なのとは対照的で、保守的ですね。
インテリアも、グレーの100%ウールシートで、落ち着いた室内となっています。
グレート木目の組み合わせは、現行型と同じです。
木目の色合いは、現行型よりも少し明るくなっているように感じられます。
2011年の東京モーターショーでは、センチュリーのコンセプトカー、FSハイブリッドコンセプトが公開されていました。
この時は扉が観音開きでしたが、今回のモデルは普通の開き方になっています。
最近のトヨタは、デザインに挑戦的で、成功した車もあれば、失敗した車もあるようですが、センチュリーに関しては、キープコンセプトで正解だと思います。
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新型センチュリーのボディカラー
新型センチュリーには、落ち着いた4色のカラーがラインナップされています。
・神威(かむい)エターナルブラック
・摩周(ましゅう)シリーンブルーマイカ
・飛鳥(あすか)ブラッキッシュレッドマイカ
・精華(せいか)シルバーメタリック
クラウンのジャパンカラーセレクションにもつながる、日本的なカラーの名前がつけられています。
新型センチュリーの塗装は、匠の手作業により、一点の曇りもなく、鏡のような輝きを実現している。ということです。
塗装と言えば、レクサスも塗装が綺麗なことで有名ですが、新型センチュリーは、それをも上回る美しい塗装を実現しているようです。
新型センチュリーの塗装に関する紹介動画が公開されています。
新型センチュリーのサイズ
新型センチュリーは、先代モデルよりもサイズが大きくなりました。
サイズは、全長5,335mm×全幅1,930mm×全高1,505mm
ホイールベースは3,090mmです。
現行型よりも、全長は65mm長く、全幅は40mm広く、全高は30mm高く、ホイールベースは65mm長くなりました。
全長、ホイールベースが延長された分は、後部座席の空間にあてられるということです。
新型センチュリーはショーファーカーとして、後部座席の快適性が更に高められます。
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新型センチュリーのパワートレイン
新型センチュリーには、V8、5.0Lエンジンとモーターのハイブリッドシステムが搭載されました。
エンジン最高出力・・・381ps/6200rpm
エンジン最大トルク・・・52.0kgm/4000rpm
モーター最高出力・・・224ps
モーター最大トルク・・・30.6kgm
システム最高出力・・・431ps
5.0Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムといえば、先代レクサスLS600hに搭載されていました。
先代レクサスLS600hのスペックは、
エンジン最高出力・・・394ps/6400rpm
エンジン最大トルク・・・53.0kgm/4000rpm
モーター最高出力・・・224ps
モーター最大トルク・・・30.6kgm
と、十分ハイパワーだったのですが、新型センチュリーに搭載されるシステムは、先代レクサスLSのものではなく、新開発のマルチステージハイブリッドシステムとなり、更にパワフルになるでしょう。
現行センチュリーのV12エンジンは、最高出力280psですから、かなりパワーアップすることになります。
モーターのトルクと合わせて、加速力もかなり高くなりそうです。
燃費は、13.6km/Lです。
ハイブリッドシステムのバッテリーは、リチウムイオンバッテリーではなく、ニッケル水素バッテリーが採用されます。信頼性を優先した結果でしょう。
これで、国産乗用車唯一だったV12エンジンは、姿を消す事となります。
先代センチュリーは、12気筒あるうちの6気筒が故障しても残りの6気筒で走行することができる。といったフェイルセーフ機能が搭載されていましたが、システムを二重化しなくても十分な信頼性を確保できること、センチュリーは基本的には日本国内で使用されるため、そこまでの装備は過剰だということで、一般的なハイブリッドシステムが搭載されることになるようです。
V12エンジンは姿を消す事になりますが、レクサスLSが、V8からV6エンジンに変更されたため、トヨタ車、レクサス車の中でV8エンジンを搭載するのは、新型センチュリーと、ランドクルーザー、レクサスのFモデルのみとなります。
輸入車でも、ダウンサイジングの流れで、気筒数は減っている傾向にあるので、時代の流れですね。
新型センチュリーの安全性能
新型センチュリーには、トヨタセーフティセンスに加え、ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラートが搭載されると予想されています。
・プリクラッシュセーフティ
・レーンディパーチャーアラート
・アダプティブハイビームシステム
・レーダークルーズコントロール
・ブラインドスポットモニター
・リヤクロストラフィックアラート
・クリアランスソナー&バックソナー
半自動運転機能など、あまり新しい機能は搭載されませんでした。
センチュリーは、基本的に運転手をつけて乗る車であるということと、あまり熟成されていない新機能を搭載するのは避けたのでしょう。
新型センチュリー快適性
センチュリーは、要人を後部座席に乗せるための車なので、快適性も大切なポイントです。
新型センチュリーでは、
・専用チューニングを施したサスペンションや高剛性ボディ、乗り心地に特化した新開発タイヤの採用により、路面から伝わる振動を抑制
・エンジンマウント特性の最適化、アクティブノイズコントロールシステムの採用で、圧倒的な静粛性を実現
・トランスミッションには2段変速式リダクション機能を搭載し、静かで滑らかな走行を実現
・無段階調整が可能な電動オットマン
・後部座席中央アームレストにタッチ式液晶マルチオペレーションパネル
などなど、後部座席の快適性を高めるための工夫がたくさんされています。
新型センチュリーの価格
新型センチュリーの価格は、現行よりも大幅にアップし、1,960万円になりました。
その後、更に値上げされ、2,008万円になっています。
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