ホンダ、N-BOXのフルモデルチェンジ情報をお伝えします。
Point!
・発売日は8月31日
・カラーはN-BOX14色、カスタム12色。ツートンあり。
・ホンダセンシング標準装備
・助手席スーパースライドシート(一部グレード)
・価格は現行比10~20万円UP
もくじ
発売日、納期
N-BOXのフルモデルチェンジ時期は、2017年8月31日です。
新型N-BOXは、発表前から予約が殺到しており、現時点で2万台程度の受注があるとのこと。
納期は、8月中に予約すれば、モノトーンが9月末~10月、ツートンカラーが11月。
正式発表後に試乗してからだと、年末~年明けになるようです。
デザイン
新型N-BOXのデザインは、フルモデルチェンジにしては小さな変更になります。
特にノーマルのN-BOXは、マイナーチェンジか?とも思えるほどキープコンセプトとなっています。
N-BOXカスタムの方は、少し印象を変えてきています。N-BOXは、カスタム系の方が人気だったので、このデザイン変更がどう出るか、気になるところです。
カラー
新型N-BOXのカラーは、N-BOXが14色、N-BOXカスタムが12色と、とても豊富です。
新型N-BOXのカラーラインナップを、画像とともに紹介します。
N-BOX
・プレミアムホワイトパールⅡ
・ルナシルバーメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムピンクパール
・プレミアムアイボリーパール
・プレミアムアガットブラウンパール
・プレミアムイエローパールⅡ
・ブリリアントスポーティブルーメタリック
・モーニングミストブルーメタリック
・ブリティッシュグリーンパール
・プレミアムピンク×ホワイト
・プレミアムアガットブラウン×ホワイト
・プレミアムイエロー×ホワイト
・プレミアムアイボリー×ブラウン
N-BOXカスタム
・プレミアムホワイトパールⅡ
・ルナシルバーメタリック
・シャイニンググレーメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムグラマラスブロンズパール
・ブリリアントスポーティーブルーメタリック
・プレミアムベルベットパープルパール
・プレミアムホワイトパール×ブラック
・ミラノレッド×ブラック
・ブリリアントスポーティーブルーメタリック×ブラック
・プレミアムグラマラスブロンズパール×シルバー
・クリスタルブラックパール×レッド
スペック
新型N-BOXのスペックを紹介します。
サイズ・・・全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,790mm
(先代比全長±0mm、全幅±0mm、全高+10mm)
室内寸法・・・室内長2,240mm×室内幅1,350mm×室内幅1,400mm
(先代比室内長60mm、室内幅±0mm、室内幅±0mm)
室内長が6cm長くなっていますが、これは、エンジンルームのコンパクト化と、テールゲートを薄くすることで実現したということです。
搭載されるエンジンは、現行と同じく0.66L、NAエンジンとターボエンジンです。
NAエンジン
最高出力・・・58ps/7300rpm
最大トルク・・・6.6kgm/4800rpm
ターボエンジン
最高出力・・・64ps/6000rpm
最大トルク・・・10.6kgm/2600rpm
燃費向上のために、パワーが落とされるのではないかと予想されていましたが、パワーは先代と同等を確保しました。
特に、NAエンジンは軽自動車トップクラスのパワフルさです。
ボディも軽量化されており、新型N-BOXは先代よりも50kgほど軽くなり、最軽量グレードは890kgとなっています。
エンジン出力が先代と同等で、重量が50kgほど軽くなっているということは、加速などは先代よりも良くなっているハズです。
燃費
新型N-BOXの燃費は、
NA車・・・27.0km/L
ターボ車・・・25.0km/L です。
先代と比較して、NA車は1.4km/L、ターボ車で1.2km/L向上しました。
タントやスペーシアよりは劣るものの、パワーを維持したまま燃27.0km/Lを実現したというのは、悪くない数値かと思います。
安全装備
新型N-BOXには、軽自動車初、ホンダセンシングが全車標準装備になりました。
N-BOXのホンダセンシングの機能は、
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・標識認識機能
・先行車発進お知らせ機能
・オートハイビーム
の、10種類の機能が搭載されています。
このうち、後方誤発進抑制機能は普通車を含めてもホンダセンシング初の機能となっています。
通常、こういった最新機能は上級車種から投入するものですが、ホンダがN-BOXにかける本気度が伝わってきます。
グレード別装備
新型N-BOXのグレードは、
N-BOX
G ホンダセンシング
G・L ホンダセンシング
G・Lターボ ホンダセンシング
G・EX ホンダセンシング
G・EXターボ ホンダセンシング
N-BOXカスタム
G・L ホンダセンシング
G・Lターボ ホンダセンシング
G・EX ホンダセンシング
G・EXターボ ホンダセンシング
の、全9グレードです。
各グレードの主な装備を紹介します。
<N-BOX>
G
・ホンダセンシング
・LEDヘッドライト
・360°スーパーUV&IRカットパッケージ
・チップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシート
・フルオートエアコン
・4スピーカー
・スマートキー
・14インチスチールホイール
G・L(Gに加え)
・パワースライドドア(左側)
・スライドドアイージークローザー(両側)
・充電用USBジャック
G・Lターボ(G・Lに加え)
・サイドエアバッグ
・アレルクリーンプラスシート
・パワースライドドア(右側)
・本革巻きステアリングホイール
・パドルシフト
G・EX(G・Lに加え)
・サイドエアバッグ
・助手席スーパースライドシート
・プラズマクラスター搭載フルオートエアコン
・アレルクリーンプラスシート
G・EXターボ(G・EXい加え)
・本革巻きステアリング
・パドルシフト
・パワースライドドア(右側)
<N-BOXカスタム>
G・L
・ホンダセンシング
・サイドエアバッグ
・LEDヘッドライト
・チップアップ&ダイブダウン機構付きスライドリアシート
・360°スーパーUV・IRカットパッケージ
・プラズマクラスター搭載フルオートエアコン
・スライドドアイージークローザー(両側)
・パワースライドドア(左側)
・8スピーカー
・充電用USBジャック
・スマートキー
・14インチアルミホイール
G・Lターボ(G・Lに加え)
・アレルクリーンプラスシート
・パワースライドドア(右側)
・15インチアルミホイール
・本革巻きステアリングホイール
・パドルシフト
G・EX(G・Lに加え)
・助手席スーパースライドシート
・アレルクリーンプラスシート
G・EXターボ(G・EXに加え)
・パワースライドドア(右側)
・15インチアルミホイール
・本革巻ステアリングホイール
・パドルシフト
EXグレードに搭載されている、助手席スーパースライドシートというのも、今回のフルモデルチェンジの目玉です。
助手席を前にスライドさせると、後部座席の足元に広大な空間が生まれます。
助手席を後ろにスライドさせると、運転席と助手席の間に座ることができ、後部座席に座っている子供の世話をしたり。ということが簡単にできます。
価格
新型N-BOXの価格は、ホンダセンシングが搭載される分、現行よりも高くなるでしょう。
新型N-BOXのグレード別価格は、
<N-BOX>
G Honda SENSING・・・1,385,640円(現行比+11万円)
G・L Honda SENSING・・・1,499,040円(現行比+12万円)
G・Lターボ Honda SENSING・・・1,695,600円(現行比+22万円)
G・EX Honda SENSING・・・1,595,240円
G・EXターボ Honda SENSING・・・1,695,600円
<N-BOXカスタム>
G・L Honda SENSING・・・1,698,840円(現行比+13万円)
G・Lターボ Honda SENSING・・・1,895,400円(現行比+22万円)
G・EX Honda SENSING・・・1,812,240円
G・EXターボ Honda SENSING・・・2,008,800円
最上級グレードは、200万円を超えました。
Honda SENSINGを外すと、10万円ほど安くなります。
その他
その他、新型N-BOXの新機能、快適性などの点を紹介します。
ノーマルモデルも含めて、LEDヘッドライトが標準装備になります。
ホンダといえば、多彩なシートアレンジができる車が多いですが、後部座席のスライドに加えて、助手席のスライド幅も大きくなり、助手席を大きくスライドさせると、ウォークスルー的な使い方できるようになります。
助手席は、約57cmもスライドします。
また、N-BOXカスタムには、流れるウインカー(シーケンシャルウインカー)が採用されます。
ホンダの先行情報サイトに掲載されている動画の中で、流れるウインカーが確認できます。
後ろに並んでいるN-BOXカスタムのウインカーが流れていました。
動画で見たい方は、先行情報サイトの下の方の動画の5秒あたりを見てみてください。
静粛性も高められており、高性能エンジンマウントシステムや、防音材、遮音材の最適配置により、静粛性も向上しています。
先代N-BOXは、静粛性がイマイチという声が多かったですから、弱点が埋められた。ということになります。
体験者の声
新型N-BOXは、見た目こそキープコンセプトですが、部品の実に9割を見直し、使い勝手や走り、安全性などはまさにフルモデルチェンジと言える仕上がりとなっています。
ホンダが、新型N-BOX体験者の声を公開しているので、一部抜粋しています。
・運転しやすい。子育て中の母親の事を考えて作られた車だということがよく分かる。(32歳、女性)
・シートが大きくスライドするので、荷物を自分の思ったところに置くことができる(33歳、女性)
・運転のしやすさ、静粛性、ブレーキのフィーリングなど、現行N-BOXとはぜんぜん違う。(39歳、女性)
・スーパースライドシートで後部座席からそのまま運転席に移動できて、便利。(27歳、女性)
・乗っている時のストレスがなく、高級車に乗っているようだった。(31歳、女性)
・スーパースライドシートを活用して、女性同士での遠出も楽しそう。(48歳、女性)
などなど、「運転のしやすさ」「静粛性の高さ」「スーパースライドシート」に関して好意的な意見が掲載されています。
もちろん、ホンダが公開している声なので、好意的な意見を強調するのは当然でしょうが、この3点を特に強調したいのかな。ということが伝わってきます。
また、N-BOXは、特にカスタム系を中心に「マイルドヤンキー」と呼ばれる若い男性にも人気となりましたが、今回、女性の声のみをピックアップしているということで、やはりN-BOXのメインターゲットは女性だ。ということですね。
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2017年も絶好調のN-BOX
もうすぐフルモデルチェンジされるN-BOXですが、モデル末期である現行N-BOXは今でも絶好調です。
2017年1月、2月共に、軽自動車、乗用車を含めた販売台数ランキングで1位となっています。
モデル末期の車がここまで売れる。というのはとても異例のことです。かつて大人気だった、先代プリウスでもモデル末期ではさすがに販売台数が落ちていました。
今回のN-BOXは、先代がかなり売れたため、N-BOXからN-BOXへの乗り換え需要も相当にあると予想されます。
そのため、ホンダセンシングや、スーパースライドシートの採用など、ここまでやるか。とも思えるほどの大きな改良を行い、現行N-BOXユーザーの乗り換え需要も喚起していく方針のようです。