日産のセダン、ラティオの日本国内での販売が終了するようです。
ラティオは、ティーダ・ラティオの後継車として、トヨタ、カローラのライバルに当たるセダンです。
ティーダ・ラティオはそこそこ健闘していたのですが、現行ラティオは、マーチと同じくタイ製となり、販売が伸び悩んでいました。
ライバルである、トヨタ・カローラや、ホンダ・グレイスにはどちらもハイブリッドが設定されていますが、ラティオには設定がありません。
元々、東南アジア向けの車を日本へ持ってきただけという感じなので、ライバル車と比較してもどうしても見劣りするのが現実でした。
日産は、今後も海外市場を重視する方針に変わりないようです。
それで、業績を伸ばしているわけですから、間違いはないのでしょうが。
ラティオのキャッチフレーズに、「大人の夫婦が旅するセダン」というものがありました。
個人的には、ティアナならまだしも、1.2Lのこの車にこのキャッチフレーズはどうなの?と思っていましたが、案の定売れませんでしたね。
ラティオの国内販売は、今年夏頃までとなる予定です。
ラティオが欲しいという方がいれば、お早めにどうぞ。