ホンダのミニバン、オデッセイが、マイナーチェンジでデザインの刷新、ホンダセンシングの機能充実などが実施されました。
このページでは、新型オデッセイの発売時期、変更点、価格など、最新情報を紹介します。
もくじ
新型オデッセイの発売日
オデッセイのマイナーチェンジは、2020年11月5日に実施されました。
現行オデッセイは2013年に発売され、2017年にマイナーチェンジされています。
これで、2回目のマイナーチェンジとなります。
新型オデッセイのデザイン
新型オデッセイのデザインを紹介します。
エクステリア
出典https://www.honda.co.jp(2021/10/8)
フロントグリルのメッキのラインが細くなっています。
また、一番上のラインはヘッドライト内まで入り込んでいます。シャトルに似た印象ですね。
もちろん、大きな六角形のフロントグリルが、シャトルにはない迫力を演出しています。
リヤのデザインも、リヤコンビランプが細くなり、左右をメッキラインでつなぐことでシャープかつワイドな印象となりました。
インテリアデザインの方は、10インチの大きなナビが特徴的です。
メーター内のディスプレイも、3.5インチから、7インチに変更されています。
ステアリングデザインやエアコン吹出口の位置も変更されており、インテリアもそれなりに大きな変更となりました。
新型オデッセイのボディカラー
新型オデッセイのボディカラーは、新色が1色追加され、2色が廃止されます。カラーラインナップは全5色に減少しました。
モダンスティールメタリック、プレミアムディープロッソパールが廃止されて、オブシダンブルーパールが追加されます。
<新型オデッセイのカラー>
・プラチナホワイトパール
・スーパープラチナメタリック
・プレミアムスパークルブラック・パール
・プレミアムヴィーナスブラックパール
・オブシダンブルーパール
新型オデッセイのボディサイズ
新型オデッセイのボディサイズは、全長が15mm長くなっています。
<新型オデッセイのボディサイズ>
全長4,855mm✕全幅1,820mm✕全高1,695mm
新型オデッセイのパワートレイン
オデッセイのパワートレインは、2.4Lガソリンエンジンと、2.0Lハイブリッドです。
2.4Lガソリンエンジンは、標準モデル、アブソルートFF、アブソルート4WDで出力がそれぞれ違っていましたが、マイナーチェンジで、これまでの標準モデル用に一本化されました。
<2.4Lガソリンエンジン>
最高出力・・・175ps/6200rpm
最大トルク・・・23.0kgf・m/4000rpm
これまでのアブソルートFF用(廃止)
最高出力・・・190ps/6400rpm
最大トルク・・・24.2kgf・m/4000rpm
これまでのアブソルート4WD用(廃止)
最高出力・・・185ps/6400rpm
最大トルク・・・24.0kgf・m/4000rpm
<2.0Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・145ps/6200rpm
エンジン最大トルク・・・17.8kgf・m/4000rpm
モーター最高出力・・・184ps
モーター最大トルク・・・32.1kgf・m
新型オデッセイのホンダセンシング
新型オデッセイは、ホンダセンシングの機能に「後方誤発進抑制機能」が追加されました。
・後方誤発進抑制機能
不注意による急な後退を防止し、注意を喚起する機能
・衝突軽減ブレーキ
車両や歩行者、自転車との衝突回避を支援する機能
・誤発進抑制機能
不注意による急発進を防止し、注意を喚起する機能
・歩行者事故低減ステアリング
歩行者との衝突回避を支援する機能
・路外逸脱抑制機能
車線や草、砂利などの道路境界を検知し、はみ出さないように支援する機能
・車線維持支援システム
車線内を走行できるようにステアリング操作を支援する機能
・先行車発進お知らせ機能
停車時に、先行車が発進したことをお知らせする機能
・標識認識機能
標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援する機能
・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール
適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減する機能
オデッセイの渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールは、ハイブリッド車にのみ搭載されているのですが、これはマイナーチェンジ後も変わりません。
ガソリン車は、30km/h以上でのみ作動します。
近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビームの搭載も期待されていましたが、されませんでした。
特に、ガソリン車のアダプティブクルーズコントロールが渋滞追従機能付にならなかったことと、オートハイビームが採用されなかったことは、残念です。
新型オデッセイ、その他の変更点
その他の変更点を紹介します。
・ジェスチャーコントロールパワースライドドア機能の採用
スライドドアの窓の下部に手をかざすだけでパワースライドドアを開閉することができる機能です。
・予約ロック機能の採用
パワースライドドアが閉まった後に自動でロックしてくれる機能
・ハンズフリーアクセスパワーテールゲート機能の採用
トランク部分の下に足を出すだけでパワーテールゲート(トランク)の開閉をすることができる機能
個人的には、ジェスチャーコントロールパワースライドドア機能も、足で操作できたほうが楽なんじゃないか?と思いますが、この動画のように、途中で止めることもできるようです。
新型オデッセイの価格
さて、新型オデッセイの価格は、エントリーグレード、Gが廃止されたので、エントリー価格は大幅に高くなっています。
<新型オデッセイの価格>
アブソルート(FF/8人乗り)→3,495,000円
アブソルート(FF/7人乗り)→3,583,000円
アブソルート(4WD/8人乗り)→3,715,000円
アブソルートEX(FF/7人乗り)→3,815,000円
アブソルートEX(4WD/8人乗り)→3,782,000円
e:HEV アブソルート(FF/8人乗り)→4,198,000円
e:HEV アブソルート(FF/7人乗り)→4,286,000円
e:HEV アブソルートEX(FF/7人乗り)→4,580,000円
マイナーチェンジ前モデルのG・AEROグレードは312万円~だったので、37万円ほど高くなっています。
もっと言うなら、現行モデル発売当初はBグレードというものが設定されていて、249万円~だったのですが、いつの間にか100万円も高くなっています。
フルモデルチェンジは、いつ?
現行オデッセイは、2013年に発売されて、もう7年が経過しています。
そろそろフルモデルチェンジされてもおかしくない時期で、フルモデルチェンジはいつなのか?という声もあがっていますが、残念ながら、今のところフルモデルチェンジの情報は入っていません。
開発はされているようなので数年後にはフルモデルチェンジされることと思います。
フルモデルチェンジに関する情報も入りましたら、また更新します。
オデッセイは、アルファード・ヴェルファイア・エルグランドよりもひとつ下のカテゴリーで、トヨタ・エスティマと競合していました。
ライバルだったエスティマが、2019年にひっそりと販売終了されており、ノア・ヴォクシー・ステップワゴン・セレナと、アルファード・ヴェルファイア・エルグランドの間を埋めるミニバンはオデッセイだけになりました。
ちょっと影の薄い存在となっていましたが、マイナーチェンジで少しは注目されるのではないでしょうか。
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