3ナンバーの車に対して、運転しにくそう。怖い。というイメージを持っている方は、多いかもしれません。
ただ、最近は3ナンバーの車が増えてきており、5ナンバー限定だと選択肢が少ないのも現状です。
このページでは、3ナンバー車は運転しにくいのか?3ナンバー車の基準、運転のコツと、小さめで運転しやすい3ナンバー車を紹介します。
もくじ
3ナンバーの基準は、サイズと、排気量
3ナンバーになる基準は、サイズと排気量があります。
サイズの基準は、全長4,701mm、全幅1,701mm、全高2,001mm
排気量の基準は、2,001ccです。
これらのうち、どれか1つでも超えれば、3ナンバーとなります。
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3ナンバーのデメリット、欠点
3ナンバーのデメリット1:小回りがきかない
3ナンバーの車は、全長や全幅の大きい車が多いため、5ナンバーの車よりも小回りがききません。
どれくらい小回りがきくか。の目安として、最小回転半径があります。
最小回転半径が小さい車の方が、小回りがききます。
3ナンバーのデメリット2:狭い道を通りにくい
3ナンバーの車は、ほぼ全車種が全幅1,700mmを超えているので、狭い道を通ったり、すれ違う時に気を使います。
本当にギリギリの狭い道を通る時は、数センチの差が結構大きく感じることもあります。
3ナンバーのデメリット3:立体駐車場に止められない
少し古い立体駐車場だと、全幅が1,800mmを超えると止められないところがあります。
3ナンバー車は、全幅や全高で制限に引っかかることが多くなります。
ただ、最近では、軽自動車やコンパクトカーにも背の高い車が増えてきていますから、3ナンバー特有のデメリットではなくなってきています。
3ナンバーは怖い、運転しにくいのか?運転のコツ
3ナンバー車の運転のコツは?と聞くと、車両感覚を覚えることだ。とか、タイヤがどこにあるのかをイメージすると良い。など言われることが多いのですが、それが分かれば苦労しませんよね。
今は、さまざまな運転支援機能が充実していますから、そういった機能をフル活用するのが、運転のコツです。
アラウンドビューモニター、パノラミックビューモニターなどと呼ばれる、車を上から見下ろした映像をうつすことができる機能を使えば、一目で車両感覚が分かります。
インテリジェントクリアランスソナーのような機能を使えば、車と障害物との距離を把握することができます。
また、一部の車種には、自動で駐車をしてくれるような機能も搭載されています。
このように、今はさまざまな運転支援機能が充実していますから、こうした機能を使うことで、3ナンバー車の運転のハードルは低くなっているといえます。
3ナンバー、5ナンバーの税金の違い
3ナンバーは税金が高い。という話を聞いたことがある方もいるかもしれません。
昭和時代は、3ナンバーと5ナンバーで自動車税の税額が分けられており、3ナンバー車は5ナンバー車の2倍以上の税額となっていました。
ただ、平成元年の改正で3ナンバーと5ナンバーによる分類はなくなり、排気量による分類のみとなっています。
今は、3ナンバーだから税金が高い。ということはありません。
3ナンバーのボディの大きい車の方が、排気量の大きいエンジンを搭載していることが多いから、3ナンバーの方が税金が高い車が多い。という傾向はあります。
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運転しやすい、小さめの3ナンバーの車
ひとくちに3ナンバーといっても、小さめの車から、大きな車まで、さまざまです。
3ナンバーだが、小さめで、運転しやすいの車を紹介します。
ヤリスクロス
ヤリスクロスは、全長4,180mm✕全幅1,765mm✕全高1,580mmのコンパクトSUVです。
キックス
キックスは、全長4,290mm✕全幅1,760mm✕全高1,610mmのコンパクトSUVです。
CX-3
CX-3は、全長4,275mm✕全幅1,765mm✕全高1,550mmのコンパクトSUVです。
これらのコンパクトSUVは、全幅が1,700mmを超えているので3ナンバーとなっていますが、全長は短めで、運転しやすい3ナンバーサイズの車といえます。
スイフトスポーツ
スイフトスポーツは、全長3,890mm✕全幅1,735mm✕全高1,500mmのコンパクトカーです。
スイフトスポーツは、全幅こそ1,700mmを超えていますが、全長は3,890mmと、5ナンバーのスイフトと同じような感覚で運転することができます。
ロードスター
ロードスターは、全長3,915mm✕全幅1,735mm✕全高1,235mmのオープンカーです。
全幅が1,700mmを超えていますが、その他はコンパクトカーサイズです。
ロードスターは、運転が好きな人が乗る事が多い車ですから、3ナンバーだから怖い。という話を聞くことは、まずありません。
カローラツーリング、セダン
カローラツーリングは、全長4,495mm✕全幅1,745mm✕全高1,460mmのステーションワゴンです。
カローラ(セダン)は、全長4,495mm✕全幅1,745mm✕全高1,435mmのセダンです。
カローラシリーズといえば、5ナンバーサイズを守ってきた代表的な車でしたが、ついに3ナンバーになりました。
ただ、日本仕様は少し小さく作られており、左右のドアミラーの間の間隔は先代モデルとほぼ同じです。
実際に運転する時は、ミラーを開いて運転するわけですから、ミラー間の間隔がほぼ同じなら、5ナンバーの車と同等の感覚で運転することができます。
ノア・ヴォクシー
ノア、ヴォクシーは、全長4,695mm✕全幅1,730mm✕全高1,895mmのミニバンです。
セレナ
セレナの一部のグレードは、全長4,765mm✕全幅1,715mm✕全高1,870mmと3ナンバーです。
ステップワゴン
ステップワゴンは、全長4,800mm✕全幅1,750mm✕全高1,840mmと、3ナンバーです。
これら3つのミニバンは、5ナンバーサイズミニバンと呼ばれることが多い車です。
ノア・ヴォクシーと、ステップワゴンはフルモデルチェンジで全グレードが3ナンバーになりました。
3列シートなので全長は長いですが、箱型なので、比較的車両感覚をつかみやすく、サイズの割には運転しやすいです。
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