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新型 TJクルーザー 2022年以降の公式発表は、あるのか。日本発売が期待される、ジャストサイズのミニバン×SUV


下取りよりも数十万高く売れることも珍しくありません。

2017年の東京モーターショーで、TJクルーザーという、オフロード志向のミニバンとSUVをかけ合わせたようなコンセプトカーが発表されました。

このページでは、トヨタ、TJクルーザーのデザイン、サイズ、日本発売はあるのか?など、最新情報、予想情報を紹介します。

TJクルーザーの日本発売は、あるのか

TJクルーザーは、2017年に開催された東京モーターショーでコンセプトカーとして発表されました。

一時期、2020年中にも発売されるのではないか。という情報が駆け巡りましたが、結局発売されない。ということが判明し、残念がる方も多かったようです。

【追記】
トヨタが、2021年12月14日に開催した、バッテリーEV戦略に関する説明会の中で、TJクルーザーっぽい車がある!と話題になっています。

その車とは、MID BOXのことです。

確かに、サイズ感はTJクルーザーに近い気がしますが、MID BOX自体の詳細がよく分かっていませんから、TJクルーザーがEVとして発売されると期待するのは、少し早計な気がします。

あたらしい情報が入りましたら、こちらの記事を更新していきます。

 

TJクルーザーのデザイン

○○クルーザーといえば、ランドクルーザーや、FJクルーザーなど、大きめのSUVをイメージするかと思いますが、TJクルーザーは、オフロード要素も持ち合わせたミニバンとなっています。

東京モーターショーで公開された、TJクルーザーのデザインを紹介します。

外観は角張っていて力強く、大径タイヤを履いていて、走行性能も高そうに見えます。

ヘッドライト、ブレーキランプ部分が横に張り出していてそこからタイヤが出ているので、安定感のあるどっしりとしたデザインとなっています。

インテリアはフルフラットになり、車中泊にも使えそうです。

アウトドアに活躍しそうな車ですね。

さほど高級感や質感の高さは感じませんが、道具的な見た目にこだわっているようです。

ボンネットやルーフは、物をおいてもキズがつきにくいような塗装がされているということです。

よく見ると、ボンネットに物を置けるようなくぼみもついていますね。

この画像では分かりづらいですが、タイヤも、TJクルーザー専用にブリヂストンと開発したもので、外側がオフロード性能に特化したトレッドデザイン、内側がオンロード性能に特化したトレッドデザインとなっており、オフロード、オンロード両方の性能を追求したものになっています。

 

TJクルーザーのボディサイズ

TJクルーザーのボディサイズは、全長4,300mm×全幅1,775mm×全高1,620mmです。

TJクルーザーという名前、ゴツイデザインから想像されるサイズよりは、小さいな。という印象を持つ方が多いのではないでしょうか。

トヨタ車でいえば、コンパクトミニバンのシエンタがサイズ的には近いですね。

シエンタのサイズ
全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,675mm

シエンタよりも少し幅が広いくらいのサイズ感です。

FJクルーザーとは別物

トヨタで名前の似た車として、FJクルーザーという車が2018年まで発売されていました。

名前をパッと聞くと、TJクルーザーは、FJクルーザーの後継車なのか?と思うかもしれませんが、FJクルーザーはSUV、TJクルーザーはスライドドアのミニバンであり、全くの別物です。

サイズも、FJクルーザーは全長4,635mm×全幅1,905mm×全高1,840mmで、全然違います。

FJクルーザー

【追記】
ちなみに、さきほど紹介したバッテリーEV戦略に関する説明会では、FJクルーザーの後継車ではないか。といわれる車も公開されています。

https://newcar-magazine.com/post-20885.html

TJクルーザーには、7人乗りモデルも?

東京モーターショーで発表されたTJクルーザーは、4人乗りでしたが、市販時には2列5人乗りと3列7人乗りが用意されるのではないかといわれています。

ほぼ同じ大きさのシエンタにも、5人乗りと7人乗りがラインナップされているので、それと同じくらいの広さになるでしょう。

7人乗りモデルの3列目はちょっと狭くなりそうですが、子供を乗せたり、たまに短距離で乗るくらいなら使えそうですね。

シエンタはコンパクトミニバンとして、7人乗りモデルの方がメインですが、TJクルーザーは、アウトドアに使う車として荷室がフルフラットになることが特徴なので、5人乗りモデルの方がメインになるかと思います。

7人乗りモデルも設定されるとなると、シートの収納がどうなるのかも、気になるところです。

 

TJクルーザーのパワートレイン

東京モーターショーで発表されたTJクルーザーの詳細情報には、2Lクラスのエンジン+ハイブリッドシステムが搭載される。とされています。

レクサスUX300hに、2.0Lエンジン+モーターのハイブリッドシステムが搭載されています。

<2.0Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・146ps/6000rpm
エンジン最大トルク・・・19.2kgm/4400rpm
モーター最高出力・・・109ps
モーター最大トルク・・・20.6kgm

駆動方式は、FFと4WD両方が設定されています。

TJクルーザーの価格

TJクルーザーの価格については、2020年に発売される?!という噂が駆け巡っていたころは、250万円程度になるのではないかといわれていました。

ただ、その話もなくなった今、詳細は不明です。

TJクルーザーのライバル車

TJクルーザーのデザインを見て、雰囲気的にデリカD5と似たような雰囲気を感じた方も多いのではないでしょうか。

日本では販売不振の三菱自動車ですが、デリカD5は、似たような性格のミニバンが存在しないことから、好調な販売が続いています。

ただ、TJクルーザーはデリカD5よりは一回り小さく、車格は一つ下といった印象です。

デリカD5のサイズは、全長4,800mm×全幅1,795mm×全高1,875mmと、TJクルーザーよりも全長が500mmも長くなっています。

また、パワートレインも、デリカD5は2.2Lディーゼルエンジンと2.0Lガソリンエンジン、2.4Lガソリンエンジンのラインナップとなっています。

ディーゼルが売りのデリカD5と、ハイブリッドが売りのTJクルーザーというところでは棲み分けはされそうです。

<2.2Lディーゼルエンジン>
最高出力・・・145ps/3500rpm
最大トルク・・・38.7kgm/2000rpm

<2.0Lガソリンエンジン>
最高出力・・・150ps/6000rpm
最大トルク・・・19.4kgm/4200rpm

<2.4Lガソリンエンジン>
最高出力・・・170ps/6000rpm
最大トルク・・・23.0kgm/4100rpm

サイズが一回り違うので、ガチンコ勝負とはならなさそうですが、アウトドアにも使えるミニバンということで、デリカD5、フリード、シエンタと競合するのかな。と思います。