トヨタ、ハイエースの新型が、海外で発表されました。
日本でも、衝突安全性能の関係で、いずれ投入されるといわれているのですが、新型ハイエースは、現行モデルとは大きく違い、ボンネットバンになりました。
このページでは、新型ハイエース、300系のフルモデルチェンジ情報を紹介します。
もくじ
300系ハイエースのデザイン
300系ハイエースは、エンジンがボンネット内に収納された、ボンネットバンになりました。(現在は、エンジンが運転席下に収納された、キャブオーバー型)
海外向け新型ハイエース
エクステリアで最も違いを感じるのは、ボンネットが飛び出している。というところですね。
これまでのハイエースは、エンジンが座席の下にあるキャブオーバー型でしたが、新型ハイエースでは、普通の乗用車と同じように、ボンネット内にエンジンが格納されています。
サイドシルエットは現行ハイエースの面影が残っていますね。
リヤのデザインも、縦長のブレーキランプなど、現行の雰囲気を感じます。
インテリアは、商用車なのでスッキリしています。
大きなダイヤルの空調操作スイッチなど、操作しやすそうで良いのではないでしょうか。
ピンと来る方もいるかもしれませんが、300系ハイエースは、グランエースのベース車両であり、グランエースは日本でも販売されています。
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300系ハイエースのサイズは、とても大きい
新型300系ハイエースは、現行200系ハイエースよりもかなりボディサイズが大きくなっています。
<ショート・標準ルーフ>
全長5,265mm×全幅1,950mm×全高1,990mm
ホイールベース3,210mm
<ロング・ハイルーフ>
全長5,915mm×全幅1,950mm×全高2,280mm
ホイール位ベース3,860mm
明らかに日本国内で使うには大きすぎますね。
現行200系ハイエースの標準ボディ標準ルーフのボディサイズは、全長4,695mm×全幅1,695mm×全高1,980mmです。
300系ハイエースを日本で発売するなら、もう少しサイズを抑えないと、受け入れられないでしょう。
カローラシリーズのように、日本向けにボディが縮小される可能性があります。
300系ハイエースの荷室は、狭くなるだろう
ここまで紹介したように、300系ハイエースは、ボンネット内にエンジンが収納される、ボンネットバンとなっています。
ですから、同等のボディサイズであれば、荷室寸法はキャブオーバーバンである200系よりも狭くなってしまいます。
商用車は、快適性や安全性よりも、荷室の広さを重視されがちですから、その点もネックとなりそうです。
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300系ハイエースのパワートレイン
300系ハイエースには、3.5Lガソリンエンジンと、2.8Lディーゼルターボエンジンが搭載されています。
<3.5Lガソリンエンジン>
最高出力・・・280ps/6000rpm
最大トルク・・・37.2kgm/4500rpm
<2.8Lディーゼルターボエンジン>
最高出力・・・177ps/3400rpm
最大トルク・・・45.9kgm/1600-2400rpm
300系ハイエースの日本発売は、いつ?
300系ハイエースの日本発売日に関する詳しい情報は、まだありません。
サイズを考えると、日本では、300系が200系の後継になるのは難しいと言わざるを得ません。
現行の200系ハイエースは、2022年4月に改良が実施されています。

200系、300系が併売される可能性
ボンネットバン型には、以下のようなメリット、デメリットがあります。
メリット
・クラッシャブルゾーンが長く、安全性が高い
・エンジンがボンネット内に隔離されることで、振動が伝わりにくい
・エンジンの熱でお尻が熱くなることがない
デメリット
ボンネットにスペースを取られ、荷室が狭くなる。
荷物を載せるための車であるハイエースにとって、荷室が狭くなることは非常に大きなデメリットなので、当分の間は200系と300系が併売されるのではないかという情報もあります。
長い目でみれば、更に高まる衝突安全性や、歩行者保護性能を満たすため、こういったボンネットバン型が広がっていくことになるかもしれません。
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車名が変わる?
どうやら、200系と300系が併売になる可能性が高そうなので、300系の方は、混同を避けるために車名が変わるのではないか。という情報も出てきています。
今のところ出ている情報だと、「グランドハイエース」「グランエース」あるいは、ハイエースの中のグレード名として、「グランド」といった名前が与えられるのではないかといわれています。
【追記】
こちらは、グランエースという乗用車として発売されました。
ハイエースのライバル車
ハイエースのライバル車は、日産キャラバンのみで、一騎打ちとなっています。
マツダにはボンゴバンがありますが、今のところ蚊帳の外です。
現行200系ハイエースと、現行キャラバンでは、最も重要視される荷室容量はほぼ互角~若干キャラバンの方が広くなっています。
ハイエース・・・荷室長3,000mm×荷室開口幅1,310mm×荷室高1,320mm
キャラバン・・・荷室長3,050mm×荷室開口幅1,370mm×荷室高1,325mm
バンとして最も重要な荷室は若干キャラバンの方が広いくらいなのですが、人気はハイエースの圧勝です。
ハイエースの方が、耐久性が高いといわれており、特に海外での人気に圧倒的な差があり、それによって日本でも中古車の買取相場に大きな差があり、日本でもハイエースの人気が高くなる結果になっています。
皮肉にも、盗難率の高さからもハイエースの人気の高さがうかがえます。
日産キャラバンには、今のところフルモデルチェンジの情報は入っていません。
日本では、新型もキャブオーバーになる可能性
ボディサイズや荷室容量の関係などから、日本では、新型ハイエースもキャブオーバーバンになる可能性が出てきています。
確かに、300系ハイエースのサイズを見る限り、これをそのまま導入するのには、無理があると感じます。
日本での次期ハイエースがどうなるのか、詳細は分からない部分も多いですが、フルモデルチェンジはまだ先の話ですから、あたらしい情報が入りましたら、また更新します。
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