マツダの3列シートSUV、CX-8が、2018年の一部改良で2.5Lターボエンジンが搭載されるとの情報が入ってきました。
今回は、CX-8のマイナーチェンジ、一部改良予想情報を紹介します。
もくじ
2018年一部改良予想情報
発売時期
新型CX-8の発売時期は、2018年末ごろと予想されています。
CX-8は、2017年12月に発売されましたから、ちょうど1年後ですね。
2.5Lターボエンジン
一部改良にあわせて、2.5L NAエンジンと、2.5Lターボエンジンが投入されます。
2.5Lターボエンジンは、SKYACTIV-T 2.5と呼ばれ、先にCX-5に搭載されたものと同じです。
<SKYACTIV-T 2.5>
最高出力・・・230ps/4250rpm
最大トルク・・・42.8kgm/2000rpm
新たに追加される2.5L NAエンジンは、CX-5のものよりもわずかにパワーアップされています。既存の2.2Lディーゼルターボエンジンも、CX-5に搭載されているものと同じです。
<2.5L NAエンジン>
最高出力・・・190ps/6000rpm
最大トルク・・・25.7kgm/4000rpm
既存の2.2Lディーゼルターボエンジンのスペックには、変更はありません。
<2.2Lディーゼルターボエンジン>
最高出力・・・190ps/4500rpm
最大トルク・・・45.9kgm/2000rpm
現在、CX-8には2.2Lディーゼルターボエンジンしか設定されていません。
このエンジンはとてもパワフルで、かつ比較的騒音、振動も抑えられているのですが、やはり耳を立てるとディーゼルのガラガラ・・・といった音は聞こえてきます。
ガソリン車を求める声が一定数ある中で、CX-5に搭載されている2.5Lガソリンエンジンでは少々力不足だろう。ということで、2.5Lターボエンジンが搭載されることになるものと思われます。
また、2.5LのNAエンジンは、エントリー価格を引き下げるために搭載することになったようです。
2.5Lターボエンジンには、4WDのみが。
2.5L NAエンジンには、FFのみが。
2.2Lディーゼルターボエンジンには、FFと4WDが設定されます。
燃費
各パワートレインの、WLTCモード燃費を紹介します。
<2.5Lターボエンジン>
WLTCモード燃費・・・11.6km/L
市街地モード・・・8.4km/L
郊外モード・・・11.7km/L
高速道路モード・・・13.8km/L
<2.5L NAエンジン>
WLTCモード燃費・・・12.4km/L
市街地モード・・・9.8km/L
郊外モード・・・12.6km/L
高速道路モード・・・13.9km/L
<2.2Lディーゼルターボエンジン>
WLTCモード燃費・・・15.8km/L
市街地モード・・・12.7km/L
郊外モード・・・15.7km/L
高速道路モード・・・18.0km/L
2.5LのターボエンジンとNAエンジンの燃費にそれほど差がないことが驚きです。
予防安全性能
CX-8には、発売当初から最新の予防安全機能が搭載され、まだ1年しか経過していないので、予防安全機能「i–ACTIVSENSE」の機能は基本的に現行と同等になると予想されています。
「i–ACTIVSENSE」の機能を紹介しておきます。
・アダプティブLEDヘッドライト
・ハイビームコントロールシステム
・車線逸脱警報システム
・ブラインドスポットモニタリングシステム
・リアクロストラフィックアラート
・ドライバーアテンションアラート
・交通標識認識システム
・360°ビューモニター
・アドバンストスマートシティブレーキサポート
・AT誤発進抑制制御
・スマートシティブレーキサポート
・スマートブレーキサポート
・マツダレーダークルーズコントロール
・レーンキープアシストシステム
細かい各機能の性能は向上されるかもしれません。
特に、アドバンストスマートシティブレーキサポートが、夜間の歩行者も検知することができるようになるといわれています。
デザイン
今回の改良では、デザインはほとんど変わらないと予想されています。
CX=5では、アルミホイールのカラーや、エアコン操作パネル周囲のデザインが変更されているので、その程度の変更にとどまるでしょう。
価格
新型CX-8の価格は、現行型よりも10万円以上高くなると予想されています。
<新型CX-8 予想価格>
XD Lパッケージ・・・4,228,200円
XD Lパッケージ(4WD)・・・4,460,400円
25S Lパッケージ(FF)・・・3,758,400円
25T Lパッケージ(4WD)・・・4,244,400円
販売好調なCX-8
CX-8は、昨年の発売から好調な販売が続いています。
月間目標台数1200台に対して、ずっと2,000台~3,000台くらいの販売が続いています。
主力SUV、CX-5の販売台数を上回る月もあるくらいで、CX-5と同じくらいの台数売れています。
正直、私はCX-8が発売される時、ミニバンから撤退したマツダが、最大限工夫したミニバンの代わりになる3列シートSUV。ということで、世界戦略車にならないミニバンから撤退することに対する苦肉の策かな。と思っていたのですが、実際はこういった3列シートSUVの需要も結構あったということですね。
確かに、3列シートSUVの中では、3列目シートがマトモです。
レクサスRXの450hLも、プレミアムカーとしてはそれなりの台数売れているようで、意外とミニバンのスタイルを嫌う人も多いみたいですね。
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2017年CX-8基本情報
発売日
CX-8の発表は9月14日、発売は12月14日です。
当初、もう少し早めの発売が予定されていましたが、都合により12月になりました。
早い内から予約を受け付けていたということもあってか、予約は順調で、9月14日からの3ヶ月間で、7,362台の受注があったということです。
月間販売目標は1,200台ですから、6倍以上の予約が入ったということです。
新型車の予約は、月間販売目標の数倍の予約が入ることは珍しくありませんが、CX-8のように大きく、大量販売が見込めない台では売れている方ですね。
グレード別では、Lパッケージが43%、プロアクティブが51%。
カラー別では、マシーングレープレミアムメタリックが33%、ソウルレッドクリスタルメタリックが13%となっています。
2017年12月時点での納期は、3ヶ月程度ということです。
グレードによっても異なるので、詳しいことはディーラーに確認してみてください。
キャンペーン、イベント
発表から発売まで3ヶ月もあるので、それまでの間、色々なキャンペーン、イベントが予定されています。
<CX-8デザイナースケッチ&オリジナルフォトカードセットプレゼントキャンペーン>
応募した方全員に、
・CX-8のデザイナーが開発段階で描いたデザイナースケッチ 1枚
・オリジナルフォトカード 2枚
がプレゼントされます。
<CX-8プロトタイプ展示会>
全国各地で、CX-8のプロトタイプが展示されます。
展示予定は日時、場所を紹介します。
・北海道エリア
場所・・・JRタワー1階東コンコース
9月22日(金) 11:00 ~ 19:00
9月23日(土) 11:00 ~ 19:00
9月24日(日) 11:00 ~ 19:00
・関東エリア
場所・・・ららぽーと横浜1階ノースコート
10月13日(金) 11:00 ~ 19:00
10月14日(土) 11:00 ~ 19:00
10月15日(日) 11:00 ~ 19:00
場所・・・イオンモール幕張新都心 グランドモール1階 ホビーコート
10月20日(金) 11:00 ~ 19:00
10月21日(土) 11:00 ~ 19:00
10月22日(日) 11:00 ~ 19:00
場所・・・関東マツダ 高田馬場店
9月15日(金) ~10月9日(月) 10:00 ~ 19:00
10月30日(月)~11月12日(日) 10:00 ~ 19:00
・中部エリア
場所・・・JR名古屋駅 中央コンコースイベントスペース
9月15日(金) 11:00 ~ 19:00
9月16日(土) 11:00 ~ 19:00
9月17日(日) 11:00 ~ 19:00
場所・・・金沢フォーラス1F メインエントランスコート
10月6日(金) 11:00 ~ 19:00
10月7日(土) 11:00 ~ 19:00
10月8日(日) 11:00 ~ 19:00
場所・・・イオンモール新潟南1階 マリンコート
10月20日(金) 11:00 ~ 19:00
10月21日(土) 11:00 ~ 19:00
10月22日(日) 11:00 ~ 19:00
・近畿エリア
場所・・・グランフロント大阪 北館1階 ナレッジプラザ
9月29日(金) 11:00 ~ 19:00
9月30日(土) 11:00 ~ 19:00
10月1日(日) 11:00 ~ 19:00
場所・・・阪急西宮ガーデンズ フェスティバルガーデン
10月27日(金) 11:00 ~ 19:00
10月28日(土) 11:00 ~ 19:00
10月29日(日) 11:00 ~ 19:00
場所・・・マツダブランドスペース大阪
9月15日(金) ~ 11月下旬(予定) 10:15 ~ 18:45
・中国エリア
広島T-SITE SQUARE GALLERY / プロムナード
10月6日(金) 11:00 ~ 19:00
10月7日(土) 11:00 ~ 19:00
10月8日(日) 11:00 ~ 19:00
・九州エリア
JR博多駅吹き抜けゾーン 展示スペース
9月18日(月) 11:00 ~ 19:00
9月19日(火) 11:00 ~ 19:00
9月20日(水) 11:00 ~ 19:00
9月21日(木) 11:00 ~ 19:00
9月22日(金) 11:00 ~ 19:00
9月23日(土) 11:00 ~ 19:00
9月24日(日) 11:00 ~ 19:00
デザイン
CX-8のデザインを紹介します。
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フロントマスクはCX-5にそっくりですが、グリル内のデザインが違います。
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出典http://www.mazda.co.jp/ ”
リヤコンビランプ間にメッキパーツが配されており、高級感があります。
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運転席周りは、CX-5と同じようです。
CX-8には、6人乗りと7人乗りが用意されています。
最上級グレード、XD Lパッケージの6人乗りシート
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出典http://blog.mazda.com/ ”
高級感があり、アームレストも太く快適そうですが、3列目に乗り込むには、シートを倒さないといけません。
XD、XDプロアクティブの6人乗りシート
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出典http://blog.mazda.com/ ”
アームレストは細いですが、ウォークスルーで3列目にアクセスすることができます。
XD、XDプロアクティブの7人乗りシート
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出典http://blog.mazda.com/ ”
少なくとも、2列目までは結構快適そうに見えますが、マツダは、「すべての乗員が心地よさと適度な緊張感を堪能できる空間づくりに注力」と言っています。
適度な緊張感とは、どういった感じなのか、気になります。こういったところがマツダらしさでしょうか。
CX-8のサイドシルエットを、CX-5と比較してみましょう。
CX-8
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出典http://www.mazda.co.jp/ ”
CX-5
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出典http://www.mazda.co.jp/ ”
Bピラーよりも前は、CX-5と同じように見えます。
メッキモールが、CX-8は全周囲われているのに対し、CX-5は下のラインにしかありません。
こんなところでも差別化されています。
3列目シートの広さ
皆さんが一番気になるのが、3列目シートについてだと思います。
展示車両に座る機会があったので、撮影してきました。
3列目シートには、こうやって2列目シートを倒して乗り込みます。
この時の2列目シートの位置は、一番後ろではなかったです。
2列めシートが一番後ろだと、身長170cmちょいの私でも、膝がシートにあたるかどうか。くらいの感じです。
シート自体は意外としっかりしていたのですが、スペース的には、やっぱり170cmくらいまでが限界かな。と思いました。
スペース的には170cmくらいまでは座れますが、座面が低いので、大人が長時間座るには体勢がちょっとツラいです。
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カラー
CX-8のカラーは、全部で8色です。
・ソウルレッドクリスタルメタリック
・マシーングレープレミアムメタリック
・ジェットブラックマイカ
・チタニウムフラッシュマイカ
・ソニックシルバーメタリック
・ディープクリスタルブルーマイカ
・スノーフレイクホワイトパールマイカ
CX-5に設定されている、エターナルブルーマイカがありません。
スポンサードリンクサイズ
CX-8のサイズは、全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mm、ホイールベース2,930mm です。
CX-5のサイズは、全長4,545mm×全幅1,840mm×全高1,690mm、ホイールベース2,700mm
全長はCX-5よりも355mm長く、全高は40mm高くなっています。
マツダは、「3列目まで大人がしっかり座れるパッケージングを実現した。」と発表しています。
「大人」というのは、身長170cm程度の人を想定している。ということです。写真でも紹介しましたが、確かに170cmくらいまでなら確かに座れます。ただし、座る姿勢がちょっときゅうくつなので、しっかり座れるかと言われると、(?)です。
また、2列目、3列目シートを収納すると大人二人が十分に寝転がることができるスペースが出現します。
パワートレイン
CX-8には、2.2Lクリーンディーゼルエンジンが搭載されています。
2.2Lクリーンディーゼルエンジン
最高出力・・・190ps/4500rpm
最大トルク・・・45.9kgm/2000rpm
CX-5などに搭載されているものよりも、パワーアップされています。
燃費は、17.6km/L(JC08モード)で、CX-5の18.0km/Lと比べてもほとんど変わりません。
ガソリンエンジンの搭載は、今のところ発表されていませんが、搭載されるなら2.5Lエンジンとなるでしょう。
一応、今後NAのガソリンエンジンか2.5Lターボエンジンの搭載は検討中のようです。
市場の様子を見て、CX-3のように追加されることがあるかもしれません。
価格
新型CX-8は、CX-5よりも40万円~50万円ほど高くなります。
CX-8の価格は、
XD・・・3,196,800円
XD PROACTIVE・・・3,537,000円
XD L Package・・・3,958,200円
です。(4WDは23万円アップ)
当初は、CX-6という車名で、もう少し値上がり幅は小さいのではないかと予想されていましたが、十分な質感、空間を確保し、最上級SUVであることを明確にするためにも、CX-8という大きな数字を使ったと考えられます。
グレード別装備
CX-8のグレード別の主な装備を紹介します。
XD
・17インチアルミホイール
・LEDヘッドライト
・フルオートエアコン
・電動パーキングブレーキ
・自動防眩バックミラー
・雨滴感応オートワイパー
・4スピーカー
・自動ブレーキ
・車線逸脱警報システム
・オートマチックハイビーム
・ブラインドスポットモノター
・誤発進抑制機能
XD PROACTIVE
・19インチアルミホイール
・アクティブLEDヘッドライト
・オート格納機能付電動ドアミラー
・カラーマルチインフォメーションディスプレイ
・ステアリングヒーター
・運転席パワーシート
・運転席、助手席シートヒーター
・6スピーカー
・レーダークルーズコントロール
・標識認識システム
・疲労検知機能
XD L Package
・専用19インチアルミホイール
・LEDフォグライト
・ルーフレール
・パワーバックドア
・ナッパレザーシート
・助手席パワーシート
などとなっています。
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2月~3月は、新年度の需要期に向けて在庫を確保するため、査定額が高くなりやすい時期です。
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