トヨタ、カムリがマイナーチェンジ(一部改良)されました。
新型カムリは、デザインの変更や、トヨタセーフティセンス等予防安全機能のアップデートが実施されています。
このページでは、新型カムリのデザイン、先進機能、価格など、マイナーチェンジ情報をお伝えします。
ちなみに、トヨタの公式発表では一部改良ですが、今回はデザインの変更を伴っており、マイナーチェンジと調べている方が多いので、マイナーチェンジと表現しておきます。
もくじ
新型カムリの発売日
新型カムリの発売日は、2021年2月1日です。
現行カムリは、日本では2017年7月10日に発売されています。約3年半でのマイナーチェンジとなりました。
新型カムリのデザイン
カムリは、マイナーチェンジで、フロントバンパー、ヘッドライトや、リヤコンビランプ、インテリアのデザインが変更されました。
X、G系のフロントグリルは、より大きく、クジラが大きな口を開けたようなデザインになりました。
WS系のデザインは、エンブレム下の羽のような部分が太く、より力強いデザインになりました。
新型カムリ インテリア
出典https://global.toyota
インテリアでは、カーナビのディスプレイが飛び出しているのが特徴的です。
これまでの7インチから、9インチに拡大されました。
操作性、視認性という点では良くなったのでしょうが、デザインのスマートさという点では、ちょっと後付け感が出てしまっており、賛否両論あります。
新型カムリのカラーラインナップ
新型カムリでは、新色「プレシャスメタル」が設定されました。
・プレシャスメタル
出典https://global.toyota
新型カムリのカラーラインナップは、モノトーンが5色、ツートンカラーが2色の、計7色です。
<モノトーン>
・プラチナホワイトパールマイカ
・プレシャスメタル
・アティチュードブラックマイカ
・エモーショナルレッドⅡ
・ダークブルーマイカメタリック
<ツートンカラー>
ルーフカラー✕ボディカラー
・アティチュードブラックマイカ✕プラチナホワイトパールマイカ
・アティチュードブラックマイカ✕エモーショナルレッドⅡ
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新型カムリの先進機能
カムリはマイナーチェンジで、トヨタセーフティセンスがアップデートされ、最新の機能が搭載されました。
これまで、カムリに搭載されているトヨタセーフティセンスは、かつてのトヨタセーフティセンスPをベースとしたもので、機能は以下の4つだけでした。
・プリクラッシュセーフティ
・レーンディパーチャーアラート
・オートマチックハイビーム
・レーダークルーズコントロール
次世代型トヨタセーフティセンスと呼ばれている、ヤリスなどに搭載されているものと同等の機能になりました。
新型カムリでは、以下のような機能が追加、進化しています。
・プリクラッシュセーフティ
夜間の歩行者、昼間の自転車、右折時の直進車、右左折時の横断車に対応
・レーントレーシングアシスト
車線中央の走行をアシストする機能
・ロードサインアシスト
道路標識を認識し、ディスプレイに表示して知らせる機能
・ドライバー異常時対応システム
レーントレーシングアシスト機能作動中に無操作状態になった時、周囲に警告を行いながら減速、停車をする機能
この他、Xグレード以外では、パノラミックビューモニターがオプションで選択できるようになりました。
新型カムリのパワートレイン
カムリは、日本ではハイブリッドしか設定されていません。
ハイブリッドはどうしても高くなってしまうので、価格の安いガソリン車も設定して欲しい。という声も多く挙がっていますが、マイナーチェンジでもガソリン車の追加はなく、ハイブリッドのみの設定となっています。
<2.5Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・178ps/5700rpm
エンジン最大トルク・・・22.5kgm/3600-5200rpm
モーター最高出力・・・120ps
モーター最大トルク・・・20.6kgm
ハイブリッドシステムの変更は、特にありません。
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新型カムリの価格
新型カムリの価格は、レザーパッケージが2万円ほど高くなっています。その他のグレードの価格は据え置きです。
<新型カムリの価格>
X・・・3,485,000円
G・・・3,794,000円
Gレザーパッケージ・・・4,364,000円
WS・・・3,937,000円
WSレザーパッケージ・・・4,474,000円
大画面のディスプレイオーディオが標準装備になったり、トヨタセーフティセンスの性能が向上しているので、ほぼ据え置きというのは嬉しいことですね。
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アコードより売れているカムリ
カムリのライバルは、サイズが近く、同じくハイブリッド専用セダンの、ホンダ・アコードです。
アコードは、2020年2月にフルモデルチェンジされたばかりなのですが、販売台数を比較してみると、カムリの方が数倍売れています。
アコードの出来が悪い。というわけでは決してないとは思うのですが、アコードは1グレードで選択肢が少なく、価格が高い。というのが最大の理由でしょう。
そもそも、アコードの月間販売目標台数は300台と、ホンダもそれほど売れるとは思っていないようです。
とはいえ、カムリも月間販売台数は1,000台~1,500台と、決して多いわけではないので、セダン人気のなさがあらわれています。