世界的な半導体不足により、各自動車メーカーの生産にも影響が出ています。
ノートやレヴォーグ、N-BOXなど、フルモデルチェンジ、マイナーチェンジされた車種にも影響が出てきています。
このページでは、自動車各メーカーの半導体不足による影響をまとめました。
減産をする車種が明らかになっている場合は車種も紹介しています。
半導体不足の理由
今回の世界的な半導体不足には、以下のようなことが関係しているといわれています。
・運転支援機能等による車の半導体数の増加
・5G通信網の整備による需要の増加
・PS5発売、巣ごもり需要によるゲーム機需要の増加
・テレワークによるIT機器の需要の増加
・旭化成エレクトロニクスの工場火災
トヨタ
トヨタは、日本国内に関しては、半導体不足による大規模な減産は発表していません。
海外では、中国、米国などで減産しており、アメリカで人気のピックアップトラック、タンドラの1月の生産は、4割削減したとのことです。
日産
日産は、2021年1月から減産をしています。
発売されたばかりの新型ノートは、1月だけで8,000台規模の減産になるとのこと。
半導体不足の影響は、3月まで続くと見込んでいるということです。
ホンダ
ホンダは、海外ではアコード等、国内ではフィットを中心に減産を実施しています。
2021年2月にも、三重県の鈴鹿製作所の操業を5日間停止することを発表しています。
鈴鹿製作所では、フィット、シャトル、N-BOX、N-WGN、N-ONE、N-VANなどが生産されています。
マツダ
マツダは、2021年2月の生産から半導体不足の影響が出るとしており、世界では3.4万台の減産を検討している。と報道されています。
対象となる車種は、マツダ3、CX-5、CX-30となるようです。
スバル
スバルは、2021年3月期中に4万8000台の減産を予定している。と発表しました。
群馬製作所では、2021年1月15日から2日間操業を停止するなど、1月だけでも数千台規模の減産となっているようです。
群馬製作所は、スバルの国内唯一の完成車工場で、OEM(ジャスティなど)を除く、スバルの全車種を生産しています。
三菱自動車
三菱自動車は、一部の車種の生産を数千台減産する可能性があると発表しています。
ダイハツ
ダイハツは、2020年11月~12月にかけて、減産を行っていましたが、現在は大規模な減産の予定は発表していません。
スズキ
スズキは、半導体不足による大規模な減産をする予定はない。とのことです。
残業や休日出勤を減らし、生産台数を多少減らす程度となっています。
まとめ
現時点で、日本国内での影響は、日産、ホンダ、スバル、マツダが大きく、トヨタ、ダイハツ、スズキは比較的影響は小さいようです。
旭化成の減産分をルネサスが増産、台湾のTSMCが設備の増強をするなど、増産に向けての動きははじまっていますが、しばらくの間は半導体不足の影響は続きそうです。
新しい情報が入りましたら、また更新します。
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