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ホンダセンシング360とは?違いは?機能、性能を比較。従来のホンダセンシングや、ホンダセンシングエリートとの比較。搭載車種は?


下取りよりも数十万高く売れることも珍しくありません。

ホンダは、あたらしいホンダセンシング、「ホンダセンシング360」を発表しました。

ホンダセンシングには、従来の「ホンダセンシング」と、レジェンドに搭載されている「ホンダセンシングエリート」がありました。

今回発表された「ホンダセンシング360」は、従来のホンダセンシングや「ホンダセンシングエリート」とはどう違うのでしょうか。

このページでは、ホンダセンシング360の主な機能や、従来のホンダセンシング、ホンダセンシングエリートとの比較をします。

ホンダセンシング360とは

ホンダセンシング360とは、従来のホンダセンシングの単眼カメラに加え、フロントと各コーナーに5台のミリ波レーダーを新たに装備することで、360度センシングを実現した機能です。

360度カバーするという意味合いで、「ホンダセンシング360」と名付けられています。

ホンダセンシング360は、2022年に中国で発売する四輪車から搭載され、2030年までには先進国で発売する前モデルへ展開することを目指します。とのことです。

今後フルモデルチェンジされる新型車には、順次ホンダセンシング360が搭載されていくことになるでしょう。

 

ホンダセンシング360と、従来型の違いを比較

ホンダセンシング360で、従来型のホンダセンシングから進化した点、追加された機能を紹介します。

・衝突軽減ブレーキ
交差点などで右左折する時に、左右から来る車両や歩行者も検知できるようになりました。

・前方交差車両警報
見通しの悪い交差点などで、左右前方から接近する車両の情報を通知し、警告します。

・車線変更時衝突抑制機能
車線変更時、後方から接近してくる車がいて接触の危険性がある時、衝突回避のためのハンドル操作を支援する機能です。

・車線変更支援機能
渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールと車線維持支援システムが作動中に一定の条件を満たした状態でドライバーがウインカー操作をすると、車線変更のハンドル操作を支援してくれます。

一定の条件とは何なのかは、まだ発表されていません。

・カーブ車速調整機能
アダプティブクルーズコントロール作動中にカーブを走行する際、適切に車速を調整してくれます。

フロントカメラによってカーブの曲率を検知しる方式で、カーナビの地図情報は使わないようです。

 

ホンダセンシングエリートとの違いを比較

ホンダセンシングエリートには、「ハンズオフ機能付車線内運転支援機能」「トラフィックジャムパイロット」など、ドライバーはステアリングから手を離して前方を中止していなくても良い自動運転機能が搭載されています。

ホンダセンシングエリートには、24ものセンサーが搭載されており、レベル3の自動運転を実現しています。

一方で、価格は380万円も高くなってしまうシステムです。これでは、大衆車には、とてもではないが展開できません。

一方で、車線変更支援機能など、ホンダセンシングエリート譲りの機能も搭載されています。

ホンダセンシング360の価格がどれくらいになるかは、まだ不明ですが、2030年までに全車種に展開されるとのことですから、軽自動車にも搭載できる程度の価格に抑えられていることでしょう。

ホンダセンシング360は、従来のホンダセンシングと、ホンダセンシングエリートの中間といえるものです。

まとめ

ホンダセンシング360が、従来型のホンダセンシングから進化した機能は、 「衝突軽減ブレーキ」

従来のホンダセンシングにはなかった機能は、「前方交差車両警報」「車線変更時衝突抑制機能」「車線変更支援機能」「カーブ車速調整機能」です。

これが、今後全車種に展開されるとのことですから、軽自動車も含め、予防安全機能、運転支援機能は大きく進化していくことになります。

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