JAFは、いらない？入った方がいいのか？必要性、自動車保険のロードサービスとの比較など

最近は、自動車保険にロードサービスが付帯されていることが多いですが、JAFに入ったほうが良いのか、迷っている人もいるかと思います。

このページでは、JAFの必要性、自動車保険のロードサービスとの違いなどを紹介します。

JAFは、いらない？入った方がいいのか？

自動車保険のロードサービスで十分だからいらない。とか、その場で入会すればいいからいらない。などと言われることがあります。

結論からいうと、自動車保険にロードサービスがついており、チェーンの着脱が自分ででき、スタックするような道を走らないのであれば、JAFに入らなくても自動車保険のロードサービスだけで十分です。

JAFの必要性、自動車保険のロードサービスとの比較など、詳しく解説していきます。

JAFは、いざロードサービスが必要になった時にその場で入ればいいから、入っておかなくてもいいよ。という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。

これは半分正解で、半分不正解です。

JAFにその場で入会することはできるのですが、会員としてのサービスを受けることができるのは次回からで、その時は非会員価格を払わなければなりません。

多くの自動車保険では、標準でロードサービスが付帯していたり、JAFよりも安い料金でロードサービスをつけることができます。

ただ、サービス内容はJAFの方が充実しており、JAFにも加入することで、手厚いロードサービスを受けることができます。

たとえば、東京海上日動だと、パンクの応急修理、タイヤチェーンの着脱、スタックからの引き上げなどは対象外ですが、JAFに入っているとこれらも対象になります。

また、自動車保険のロードサービスは基本的に車にかけるもので、その車に乗っている時しか使えませんが、JAF会員は人に対するものなので、会員が乗っていれば、どんな車に乗っている時でもロードサービスを受けることができます。（同乗しているだけでもOK）

自動車保険のロードサービスは、各保険会社が、それぞれの地域の整備工場などと提携しており、その業者が対応することになります。

それに対し、JAFは、ほとんどの場合で全国各地にあるJAFの拠点から、JAFの職員がかけつけてくれます。

整備工場のスタッフの対応が一概に悪いというわけではありませんが、平均して見ると、JAFの方が応急措置や周囲の安全確保など、手際が良く、スキルが高いことが多い印象です。

JAFは、会員ではなかったとしても規定の料金を払うことで、ロードサービスを受けることができます。

非会員価格は、以下のとおりです。

バッテリーあがり・・・13,130円
パンク・・・13,300円
キー閉じこみ・・・15,230円
燃料切れ・・・16,770円
故障車けん引（15kmまで）・・・13,130円～

などとなっています。

会員価格は1年払いで6,000円、5年分一括払いだと20,000円（年間4,000円）ですから、2～3年に1回以上JAFを呼ぶ機会があるならば、入会しておいた方がお得です。

最近は、ネットで検索をして上位に表示されている業者が安そうだからと頼んだら、後から追加料金を上乗せされて、すごい金額になってしまった。という問題も度々発生しています。

自動車保険のロードサービスが使えない状況であれば、素性の知れない業者に頼むより、日会員価格であったとしても、明朗会計のJAFに依頼した方が安心です。

JAF会員には、さまざまな優待が用意されています。

たとえば、ガソリンスタンドだと、その店舗の会員でなかったとしても会員価格で給油できたり、リッター2円引きになるといった特典があります。

道中、飛び込みで給油することが多い人なら、ガソリン代だけで元が取れることもあるでしょう。

飲食店や様々な店舗でも、5％割引や、○○円引きといった特典が多く用意されています。

自分がよく使う店が対象になっていれば、JAF会員になる価値があります。

JAFの優待内容については、こちらのページをご覧ください。

JAFに入った方がいいと言える人は、以下のような条件にあてはまる人です。

・チェーンの着脱に自信がない人
多くの保険のロードサービスでは、チェーンの着脱は対象外となっています。

チェーンの着脱に自信がない人は、JAF会員になっておくと安心です。

・スタックしやすい道を走る機会が多い人
多くの保険のロードサービスでは、スタックからの引き上げは対象外となっています。

雪道や、アウトドアなどで路面の悪い道を走る機会が多い人は、JAFに入っておいた方が安心です。

・タイヤ交換に自信がない人
パンクした時のタイヤ交換に自信がない人は、JAF会員になっておけば、無料でスペアタイヤとの交換をしてもらえます。

最近は、自動車保険のロードサービスでもタイヤ交換を無料でしてもらえることが多いですから、確認してみましょう。

・人の車に乗ることが多い人
友人、知人の車や、社用車など、自分の車以外に乗ることが多い人は、それら全ての車がロードサービスが付帯した保険に入っているとは限りませんから、JAFに入っていれば安心です。

・優待対象施設をよく使う人
ガソリンスタンドや飲食店など、優待対象施設をよく使う人は、優待だけで年会費の元が取れて、JAFの会費が実質無料のような形になることもあります。そういった人は、JAFに入っておきましょう。