ホンダ、次期N-BOXには、ハイブリッドが投入されると期待されています。
このページでは、N-BOXのフルモデルチェンジに関する情報と、これまでの改良、マイナーチェンジの情報を紹介します。
もくじ
N-BOXのフルモデルチェンジは、いつ?
N-BOXのフルモデルチェンジは、2023年中と予想されています。
現行N-BOXは、2017年9月にフルモデルチェンジされ、2020年12月にマイナーチェンジされています。
【追記】
公式ページにて、
「一部カラーがお選びいただけない場合がございます。詳しくは販売会社にお問い合わせください。」との表記が入りました。
出典https://www.honda.co.jp(2023/3/8)
具体的には、コーディネートスタイルと特別仕様車のSTYLE+ BLACKが選べない場合があるとのことです。
徐々に、注文できるグレードが絞られてきています。
いよいよ、フルモデルチェンジが近づいてきていると考えられます。
新型N-BOXには、ハイブリッド設定の可能性
ホンダは、2024年を目処に軽EVを投入することを発表しています。
また、それと前後して、ハイブリッド車の投入も含め、軽自動車の電動化も進めていく。とのことです。
ですから、新型N-BOXには、ハイブリッドが設定される可能性があると期待されています。
EVに関しては、まずは商用軽EVから投入予定とのことですから、次期N-BOXでは、まだEVは設定されないでしょう。
まだ、軽自動車向けのハイブリッドシステムの詳細などは発表されていません。
軽自動車向けハイブリッドシステムは、ダイハツも新型ムーヴから搭載してくるのではないかといわれています。

【追記】
N-BOXのフルモデルチェンジ時点で、ハイブリッドが設定される可能性は低くなってきました。
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新型N-BOXのデザイン
新型N-BOXの画像などの情報は、まだ入ってきていませんが、デザインはキープコンセプトになると予想されています。
N-BOXは、初代から現行モデルへのフルモデルチェンジの際も、キープコンセプトでした。
それでいて、今でも大人気ですから、大きくは変えてこないだろう。といわれています。
現行N-BOXのデザイン
【追記】
名古屋市内で、新型N-BOXらしきテスト走行中の車両を目撃しました。
三重の仮ナンバーを装着し、N-BOXカスタムのホイールを履いていたので、新型N-BOXカスタムなのだと思います。
全体に擬装ラッピングがかけられていたため、細かいデザインまでは分かりませんが、シルエットを見る限り、現行モデルとほとんど同じで、リヤコンビランプのレンズは透明で、縦長でした。
写真を撮ることができなかったのが残念ですが、デザインは、やはりキープコンセプトになる可能性が高いでしょう。
新型N-BOXのサイズ、広さ
新型N-BOXのサイズ、広さは、現行モデルと同程度になると予想されています。
これ以上広くするためには、高さを高くするしかないのですが、ダイハツ・ウェイクの人気があまり集まらなかったことなどから、サイズや広さは同程度になるとみられています。
<N-BOXのサイズ>
全長3,395mm✕全幅1,475mm✕全高1,790mm
<N-BOXの室内寸法>
室内長2,240mm✕室内幅1,350mm✕室内高1,400mm
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新型N-BOXの先進機能
新型N-BOXでは、ホンダセンシングの機能が充実すると予想されています。
<搭載が予想されている機能>
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・近距離衝突軽減ブレーキ
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・トラフィックジャムアシスト
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
・アダプティブドライビングビーム
・ブラインドスポットインフォメーション
・パーキングセンサーシステム
・後退出庫サポート
新型N-BOXの価格
新型N-BOXの価格は、昨今の物価高等の影響で、高くなると予想されています。
2023年4月に、現行N-BOXが値上げ
新型N-BOXは、物価高の影響で値上がりするだろう。と予想されていたのですが、その前に、現行N-BOXの値上げが発表されました。
【2023年3月N-BOX値上げ】
N-BOX
G・・・1,448,700円→1,468,500円
L・・・1,579,600円→1,599,400円
Lターボ・・・1,778,700円→1,798,500円
EX・・・1,678,600円→1,698,400円
EXターボ・・・1,829,300円→1,849,100円
Lコーディネートスタイル・・・1,799,600円→1,819,400円
Lターボコーディネートスタイル・・・1,909,600円→1,929,400円
N-BOXカスタム
L・・・1,789,700円→1,824,900円
Lターボ・・・1,988,800円→2,024,000円
EX・・・1,899,700→1,934,900円
EXターボ・・・2,039,400円→2,074,600円
Lコーディネートスタイル・・・1,998,700円→2,033,900円
Lターボコーディネートスタイル・・・2,119,700円→2,154,900円
全グレードで2万円ほどの値上げとなっています。
N-BOXのフルモデルチェンジを、待つべきか?
現行N-BOXが発売されてから5年以上が経過し、フルモデルチェンジを待つべきか?と悩んでいる人も増えてきているようです。
新型N-BOXも、軽自動車規格である以上、現行モデルよりも大幅に広くなる。といったことは期待できません。また、ハイブリッドが設定される可能性も低いとみられています。
現行N-BOXは、非常に完成度の高い車ですから(だからこそ売れている)、待たなくても良いのではないかと思います。
あたらしい情報が入りましたら、また更新します。
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2021年改良情報
発売日
新型N-BOXの発売日は、2021年12月17日です。
大ヒット車種のN-BOXですが、初代モデルは2011年12月16日に発売されています。
2021年12月16日で、ちょうど10年ということになります。
電動パーキングブレーキ採用
新型N-BOXには、電動パーキングブレーキと、オートブレーキホールド機能が搭載されました。
元々、2020年のマイナーチェンジ時に搭載されるのではないか?と期待されていた装備だったのですが、結局装備されずに、がっかりされていたことが思い出されます。
マイナーチェンジ後のN-BOXのメーター右下には、オートブレーキホールドに関する表示灯がついています。(ついていますといっても、オートブレーキホールド機能が搭載されていないので、点灯はしませんが)
本当は電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能を搭載したかったけれど、間に合わなかったのかな?くらいにしか思っていなかったのですが、今思えば、改良のための下準備だったのかもしれません。
電動パーキングブレーキが搭載されたことで、アダプティブクルーズコントロールが、渋滞追従機能付きとなり、停止保持機能が搭載されます。
現行N-BOXのアダプティブクルーズコントロールは30km/h以上でしか作動しないので、使い勝手が大きく向上します。
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N-BOX10周年記念モデル、特別仕様車
N-BOX10周年記念モデルとして、特別仕様車、STYLE+ BLACKが設定されました。
出典https://www.honda.co.jp(2021/12/17)
STYLE+ BLACKには、以下のような特別装備が採用されています。
・9灯式フルLEDヘッドライト(ベルリナブラック加飾)
・カスタムデザインフロントグリル(ベルリナブラック加飾)
・フォグライトガーニッシュ(ベルリナブラック加飾)
・リアライセンスガーニッシュ(ベルリナブラック加飾)
・カスタムデザインリアバンパー(ベルリナブラック加飾)
・フルLEDリアコンビネーションランプ(ベルリナブラック加飾)
・助手席インパネガーニッシュ(メタルスモーク偏光塗装)
・ドアオーナメントパネル(メタルスモーク偏光塗装)
・ステアリングロアーガーニッシュ(メタルスモーク偏光塗装)
・本革巻セレクトノブ(グレーステッチ)
・本革巻ステアリングホイール(グレーステッチ)
・クリスタルブラックパールドアミラー
・クリスタルブラックパールアウタードアハンドル
・専用塗装N-BOX Customエンブレム
・専用ダーククロームメッキフロントグリルガーニッシュ
・専用アルミホイール(ブラック塗装)
・パワースライドドア(リア右側)
・アレルクリーンプラスシート
STYLE+ BLACKという名前のとおり、ブラック加飾が中心の特別仕様車となっています。
ボディカラーは、プラチナホワイトパール、メテオロイドグレーメタリック、クリスタルブラックパールの3色が設定されます。
N STYLE+は、N-BOX、N-ONE、N-WGN、N-VAN共通の新ブランドということですから、今後、他のNシリーズにも展開されていくことでしょう。
価格
新型N-BOXの価格は、改良前モデルよりも2万円ほど高くなりました。
<新型N-BOXの価格>
G・・・1,448,700円
L・・・1,579,600円
EX・・・1,678,600円
Lターボ・・・1,778,700円
EXターボ・・・1,829,300円
カスタムL・・・1,789,700円
カスタムEX・・・1,899,700円
カスタムLターボ・・・1,988,700円
カスタムEXターボ・・・2,039,400円
カスタムL STYLE+ BLACK・・・1,929,400円
カスタムLターボ STYLE+ BLACK・・・2,057,000円
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2020年マイナーチェンジ情報
新型N-BOXの発売日
新型N-BOXの発売日は、2020年12月24日です。
現行N-BOXは、2017年5月に発売されました。
約3年でのマイナーチェンジということになります。
新型N-BOXのデザイン
新型N-BOXのデザインを紹介します。
標準モデル
カスタム
新型N-BOXのデザインは、メッキパーツの使い方が少し変わって、現行モデルよりも精悍な印象を与えてくれるデザインになっています。
前期型と比較して、どこが変わったかわからないほどではありませんが、かなり保守的な変更となっています。
標準モデルは、ヘッドライトとフロントグリルのデザインが変更され、より落ち着いたデザインとなっています。
また、ロアグリル部分にもメッキパーツが追加され、質感が高められています。
カスタムでは、エンブレム部分のメッキパーツが立体化され、より力強いデザインとなりました。
また、ナンバープレートの位置が少し上に上がり、中央に配置されています。
細かい部分ですが、軽自動車のナンバープレートが中央ではないことに違和感を感じる方も多いようなので、苦労して中央にした。ということです。
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新型N-BOXのボディカラー
新型N-BOX(標準モデル)のボディカラーは、モノトーンが8色、ツートンカラーが3色設定されています。
<モノトーン>
・プレミアムサンライトホワイトパール
・プラチナホワイトパール
・ルナシルバーメタリック
・クリスタルブラックパール
・ピーチブロッサムパール
・プレミアムアガットブラウンパール
・ブリティッシュグリーンパール
・タフタホワイトⅢ
<ツートンカラー>
・プラチナホワイトパール✕ブラウン
・ピーチブロッサムパール✕ブラウン
・プレミアムアイボリーパールⅡ✕ブラウン
新型N-BOXカスタムのボディカラーは、モノトーンが6色、ツートンカラーが3色設定されています。
<モノトーン>
・プラチナホワイトパール
・シャイニンググレーメタリック
・クリスタルブラックパール
・プレミアムグラマラスブロンズパール
・ミッドナイトブルービームメタリック
・プレミアムベルベットパープルパール
<ツートンカラー>
・プレミアムクリスタルレッドメタリック✕ブラック
・プレチナホワイトパール✕ブラック
・ミッドナイトブルービームメタリック✕シルバー
新型N-BOXのエンジン
新型N-BOXのエンジンは、特に変更されていません。
3年前のフルモデルチェンジでS07B型に切り替わったばかりなので当然ですね。
<NAエンジン>
最高出力・・・58ps/7300rpm
最大トルク・・・6.6kgm/4800rpm
<ターボエンジン>
最高出力・・・64ps/6000rpm
最大トルク・・・10.6kgm/2600rpm
NAエンジンでも、最高出力が58psという、軽自動車のNAエンジンとしては最もパワーのあるエンジンです。
新型N-BOXの燃費
新型N-BOXは、マイナーチェンジ前のモデルよりも、燃費がわずかに低下しています。
【WLTCモード燃費】
NA車
総合・・・21.2km/L
市街地モード・・・19.8km/L
郊外モード・・・22.5km/L
高速道路モード・・・21.6km/L
ターボ車
総合・・・20.2km/L
市街地モード・・・17.4km/L
郊外モード・・・21.7km/L
高速道路モード・・・20.7km/L
【JC08モード燃費】
NA車
27.0km/L
ターボ車
25.6km/L
WLTCモードが、最大で0.6km/L低下しています。
グレードによって、重量が10kg重くなっていることと、CVTの制御が変更され、アクセルレスポンスが良くなっているということなので、それが関係しているのかもしれません。
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新型N-BOXの先進機能
新型N-BOXは、ホンダセンシングも進化しています。
進化した部分は、「衝突軽減ブレーキ」と「アダプティブクルーズコントロール」「パーキングセンサー」です。
・衝突軽減ブレーキ
横断自転車にも対応し、また、街灯のない夜間の歩行者検知機能の進化
・アダプティブクルーズコントロール
設定速度上限が120km/hにアップ
・パーキングセンサー
後方の障害物が接近した時、ドライバーに知らせる機能
N-BOXのホンダセンシングの機能は、以下のとおりです。
・衝突軽減ブレーキ
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・アダプティブクルーズコントロール
・車線維持支援システム
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・後方誤発進抑制機能
・オートハイビーム
残念ながら、アダプティブクルーズコントロールは、渋滞追従機能付きにはなりませんでした。
これには、N-WGNで発生した問題が関係しているようです。
N-WGNでは、電動パーキングブレーキ絡みで不具合が発生し、リコールがされています。
渋滞追従機能付のアダプティブクルーズコントロールを搭載するには、電動パーキングブレーキを採用する必要があるのですが、その辺の絡みで、電動パーキングブレーキの採用は見送られることになったのでしょう。
N-BOXはホンダの一番の売れ筋であり、何としても不具合を発生させてはならないということで、信頼性を優先したということです。(もちろん、他の車種なら良いというわけではありませんが)
新型N-BOXの価格
新型N-BOXの価格は、前期型よりも2万円ほどアップしています。
<N-BOXの価格>
G→1,428,900円
L→1,559,800円
EX→1,658,800円
Lターボ→1,758,900円
Lコーディネートスタイル→1,779,800円
EXターボ→1,809,500円
Lターボコーディネートスタイル→1,889,800円
カスタムL→1,769,900円
カスタムEX→1,879,900円
カスタムLターボ→1,969,000円
カスタムLコーディネートスタイル→1,978,900円
カスタムEXターボ→2,019,600円
カスタムLターボコーディネートスタイル→2,099,900円
最上級グレードは、210万円オーバーです。軽自動車も、すっかり高くなりました。
販売台数絶好調のN-BOX
現行N-BOXが発売されて2年以上が経過していますが、2020年も絶好調で、1月~8月まで、すべて軽乗用車No1の販売台数を叩き出しています。
2020年 | N-BOX | タント | スペーシア | ルークス |
8月 | 14,513台 | 9,151台 | 10,579台 | 6,208台 |
7月 | 16,217台 | 13,108台 | 13,338台 | 7,958台 |
6月 | 15,552台 | 7,263台 | 12,072台 | 9,431台 |
5月 | 11,646台 | 2,467台 | 4,392台 | 3,911台 |
4月 | 14,012台 | 8,295台 | 6,426台 | 2,868台 |
3月 | 14,012台 | 17,370台 | 16,077台 | 7,633台 |
2月 | 22,033台 | 14,496台 | 13,945台 | 5,493台 |
1月 | 18,830台 | 12,332台 | 12,411台 | 5,875台 |
プロパイロットを搭載したルークスや、価格を抑えたタントなど、N-BOXよりも後にフルモデルチェンジされた車もありますが、N-BOXの人気は衰え知らずです。
今回は、保守的なマイナーチェンジとなるようですが、ライバル車の大きな改良の情報も聞かないので、引き続きトップを走り続けるのではないでしょうか。
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