トヨタのコンパクトSUV・ライズが出荷停止となって、半年以上が経過しています。
このページでは、ライズの納期、出荷に関する情報と、マイナーチェンジ予想、一部改良の変更点など、最新情報を紹介します。
もくじ
ライズの出荷再開は、いつ?
2024年2月現在、ライズは出荷停止中です。
2023年5月19日、ポール側面衝突試験の認証手続きに不正があったとして、ライズハイブリッドが出荷停止となりました。
その後、ダイハツで大規模な不正が発覚したことで、ガソリン車も出荷停止となっています。
出荷再開はいつ?と聞かれることも多いのですが、具体的な情報は、まだ入っていません。
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ライズのマイナーチェンジは、いつ?
ライズのマイナーチェンジは、いつ?という質問を受けることも、多くなってきました。
ライズは、2019年に発売され、発売から4年以上が経過していますが、まだマイナーチェンジはされていません。
ダイハツのマイナーチェンジによくある、フロントグリル周辺にシルバーメッキ加飾などがほどこされ、質感がアップするのではないか、4WDも1.2Lエンジンになるのではないか。などといわれています。
現状、これだけの大規模な不正が発覚してしまい、出荷停止となっている状況ですから、まずは出荷再開の目処がたたないことには、マイナーチェンジどころではないでしょう。
あたらしい情報が入りましたら、また更新します。
ライズスペースが登場の噂
2022年12月に、ライズスペース/ロッキースペースという名称が商標出願されました。
スペースという名前から、ライズ/ロッキーの拡大版が登場するのではないか。と期待されています。
現時点で詳しい情報は入っていないのですが、かつて販売されていたパッソ/パッソセッテのような関係性になるのではないか。などといわれています。(パッソセッテの販売は振るいませんでしたが・・・)
ライズハイブリッドに、4WDの予定は、あるのか
ライズは、ガソリン車には4WDの設定があるのですが、ハイブリッドにはFFしか設定されていません。
ライズハイブリッドにも4WDが欲しい。予定はないのか。と質問をされることもありますが、今のところ、ライズハイブリッドに4WDが設定されるという情報はありません。
ライズスペースや4WDに関しても、あたらしい情報が入りましたら更新します。
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新型ライズ/ロッキーの発売日
新型ライズ、新型ロッキーの発売日は、2021年11月1日です。
ライズは、2019年11月に発売されており、発売からちょうど2年です。
ライズハイブリッドのパワートレイン
ライズハイブリッドのパワートレインには、1.2Lのエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムが採用されています。
エンジンは発電専用で、走行はモーターのみで行う、シリーズ方式のハイブリッド(日産のe-POWERのようなシステム)となっています。
<1.2Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・82ps
エンジン最大トルク・・・10.7kgf・m
モーター最高出力・・・106ps
モーター最大トルク・・・17.3kgf・m
ハイブリッド車には、FFのみが設定されています。
1.2Lのシリーズ式ハイブリッドといえば、ノートe-POWERがあります。
<ノートe-POWER>
エンジン最高出力・・・82ps
エンジン最大トルク・・・10.5kgf・m
モーター最高出力・・・116ps
モーター最大トルク・・・28.6kgf・m
ライズハイブリッドは、ノートe-POWERに比べれば、出力・トルクは控えめです。
ノートe-POWERやキックスと比較されることも増えそうです。
ガソリン車のエンジンも変更
ハイブリッド車に搭載された1.2Lエンジンは、ガソリン車にも特性を変更し、搭載されています。(FF車のみ)
<1.2Lエンジン>
最高出力・・・87ps/6000rpm
最大トルク・・・11.5kgf・m/4500rpm
これまでは1.0Lターボエンジンが搭載されていました。
<直3 1.0Lターボエンジン>
最高出力・・・98ps/6000rpm
最大トルク・・・14.3kgm/2400-4000rpm
1.0Lターボエンジンに比べると、ずいぶんパワーダウンしてしまっています。
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ライズハイブリッドの燃費
ライズハイブリッドの燃費は、28.0km/L実現しています。
<ライズハイブリッドの燃費>
WLTCモード燃費・・・28.0km/L
市街地モード・・・29.6km/L
郊外モード・・・30.2km/L
高速道路モード・・・26.1km/L
ガソリン車の方も、搭載されるエンジンが変更されたため、燃費が1割ほど向上しています。
<ライズ1.2Lガソリン車の燃費>
WLTCモード燃費・・・20.7km/L
市街地モード・・・15.9km/L
郊外モード・・・21.9km/L
高速道路モード・・・22.9km/L
スマートペダルを採用
ライズハイブリッド、ロッキーハイブリッドには、日産のeペダル、新型アクアの快感ペダルに似た、スマートペダルが採用されています。
スマートペダルは、アクセルの踏み・戻しだけで加減速を快適に行えるモードで、アクセルとブレーキの踏み変えの回数を減らすことができます。
吸音材、遮音材を追加
ライズハイブリッド、ロッキーハイブリッドは、低速域ではエンジンがかからず、モーターのみで走行ができるハイブリッド車です。
その特徴を活かすため、各所の吸音材、遮音材が強化されています。
・フードサイレンサー遮音性UP
・エンジンアンダーカバー吸音材追加
・ダッシュサイレンサー三層化
・フェンダー後端部シール性UP
・フロアサイレンサー目付UP
・デッキサイドトリム吸音材追加
新型ライズの先進機能
新型ライズ/ロッキーでは、スマートアシストの機能が進化しています。
・衝突回避支援ブレーキ機能
・衝突警報機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制機能
・車線逸脱抑制制御機能
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報機能
・ふらつき警報
・ブラインドスポットモニター
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
・アダプティブドライビングビーム
・サイドビューランプ
・全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール
・レーンキープコントロール
・パノラマモニター
・スマートパノラマパーキングアシスト
・コーナーセンサー
・リヤクロストラフィックアラート
・コーナリングトレースアシスト
とても豊富な機能が搭載されています。
その他の変更点
その他、以下のような点が変更されています。
・ウェルカムランプ機能を標準装備
・スムースグレーマイカメタリック新設定
・電動パーキングブレーキの採用
スムースグレーマイカメタリック
新型ライズの価格
新型ライズ、ガソリン車の価格は170万円~、ハイブリッド車の価格は216万円~です。
ハイブリッド車はGグレードから設定されており、ガソリン車との価格差は約30万円です。
<新型ライズの価格>
1.2Lガソリン車
X・・・1,707,000円
G・・・1,857,000円
Z・・・2,039,000円
1.0Lターボ車
X・・・1,984,800円
G・・・2,133,700円
Z・・・2,299,200円
ハイブリッド車
G・・・2,163,000円
Z・・・2,328,000円
ライズとロッキーでは、装備の違いから、若干価格も違います。
<新型ロッキーの価格>
1.2Lガソリン車
L・・・1,667,000円
X・・・1,810,000円
Premium G・・・2,058,000円
1.0Lターボ車
L・・・1,944,800円
X・・・2,086,700円
Premium G・・・2,318,200円
ハイブリッド車
X HEV・・・2,116,000円
Premium G HEV・・・2,347,000円
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ここから先は、ライズ、ロッキー発売時の基本情報です。
新型ライズ、新型ロッキーの発売日は、11月5日!
トヨタ・新型ラッシュ、ダイハツ・新型ビーゴの発売日は、2019年11月5日です。
新型ライズ、新型ロッキーは、かつて販売されていたトヨタ・ラッシュ、ダイハツ・ビーゴの後継車です。
ラッシュ、ビーゴは2006年から2016年まで販売されていた車で、3年ぶりの復活ということになります。
新型ライズのデザイン
新型ライズのデザインを紹介します。
全体的に角ばったデザインで、RAV4を強く意識していることがわかります。
新型ライズは、コンパクトながら力強く見えるようにデザインされています。
角ばったデザインもそうですし、5ナンバーサイズの車としては大きめの17インチタイヤや、張り出したフェンダーなどにより、力強さを演出しています。
ウインカーには、シーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)が採用されており、先進性も演出されています。
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インテリアは、各所にシルバーメッキや赤のアクセントカラーが使用されており、上質感と遊び心が演出されています。
エアコンなどの操作パネルは運転席の方に向けて角度がつけられており、ドライバーが操作しやすいようになっています。
フロントシートは、サイドサポート部の角度が高く、また、背面とサイドパットの硬さに差をつけた新形状のものが採用されています。これにより、ホールド性が向上しているということです。
新型ライズのボディカラー
新型ライズのボディカラーは、モノトーンが8色、ツートンラーが3色の、全11色です。
<モノトーン>
・シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック
・ブライトシルバーメタリック
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ナチュラルベージュマイカメタリック
・マスタードイエローマイカメタリック
・レーザーブルークリスタルシャイン
・ターコイズブルーマイカメタリック
<ツートンカラー>
ルーフカラー×ボディカラーの順
・ブラックマイカメタリック×ブライトシルバーメタリック
・ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック×ターコイズブルーマイカメタリック
ルーフカラーはブラックのみです。
新型ロッキーのデザイン
次に、新型ロッキーのデザインを紹介します。
新型ロッキーの方のフロントマスクは六角形で、ちょっとアウディっぽい雰囲気も感じます。
フロントマスク以外は、ライズとほとんど同じです。
インテリアはライズもロッキーもほぼ同じですが、ライズではレッドのアクセントカラーが、オレンジになっています。
新型ロッキーのボディカラー
新型ロッキーのボディカラーは、モノトーン8色、ツートンカラーが3色です。
<モノトーン>
・コンバーノレッド
・レーザーブルークリスタルシャイン
・マスタードイエローマイカメタリック
・ファイアークォーツレッドメタリック
・ナチュラルベージュマイカメタリック
・シャイニングホワイトパール
・ブライトシルバーメタリック
・ブラックマイカメタリック
<ツートンカラー>
(ルーフカラー×ボディカラー)
・ブラックマイカメタリック×コンバーノレッド
・ブラックマイカメタリック×シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック×ブライトシルバーメタリック
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新型ライズ、新型ロッキーのボディサイズ
新型ライズ、新型ロッキーのボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,620mmです。
現時点でのトヨタ最小のSUVである、C-HRのボディサイズは、全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550mmですから、それよりも一回り小さいボディサイズです。
かつて販売されていたラッシュのボディサイズは、全長3,995mm×全幅1,695mm×全高1,690mmですから、ほぼ同じサイズとなっています。
C-HRやヴェゼルといったSUVよりも一回り小さいクラスのSUVとしては、スズキの「クロスビー」や「イグニス」があります。
クロスビーのサイズは、全長3,760mm×全幅1,670mm×全高1,705mm
イグニスのサイズは、全長3,700mm×全幅1,660mm×全高1,595mm
ですから、これらのスズキのコンパクトSUVよりは、少しだけ大きいですね。
新型ライズ、新型ロッキーのパワートレイン
新型ラッシュ、DNトレックには、直列3気筒、1.0Lターボエンジンが搭載されます。
これは、ルーミー・タンク・トールなどに搭載されているものと同じエンジンです。
<直3 1.0Lターボエンジン>
最高出力・・・98ps/6000rpm
最大トルク・・・14.3kgm/2400-4000rpm
ルーミー・タンク・トールには、1.0LのNAエンジンも搭載されていますが、新型ラッシュ、DNトレックはターボエンジンのみが搭載されています。
車両重量はライズ、ロッキーの方が軽いのですが、SUVということでパワーを重視した結果でしょう。
かつて販売されていたラッシュには、1.5LのNAエンジンが搭載されていました。
<1.5L NAエンジン>
最高出力・・・109ps/6000rpm
最大トルク・・・14.4kgm/4400rpm
かつてのラッシュに搭載されていたエンジンの方が若干パワーはありますが、低い回転数から最大トルクが発揮されるので、全体的なパワー感としては同等かと思います。
今回の新型ラッシュに搭載されるエンジンは1.0Lターボなので、税金的にはこちらのほうがありがたいですね。
新型ライズ、新型ロッキーの燃費
新型ラッシュ、新型ロッキーの燃費は、JC08モードで23.4km/L、WLTCモードで18.6km/Lです。
WLTCモード燃費(FF)
総合燃費・・・18.6km/L
市街地モード・・・14.4km/L
郊外モード・・・20.2km/L
高速道路モード・・・20.1km/L
4WD車の燃費は、JC08モードで21.2kn/L、WLTCモードで17.4km/Lです。
WLTCモード燃費(4WD)
総合燃費・・・17.4km/L
市街地モード・・・13.3km/L
郊外モード・・・18.8km/L
高速道路モード・・・19.0km/L
新型ライズ、新型ロッキーの予防安全性能
新型ラッシュ、DNトレックは、ダイハツが製造を担当するので、「トヨタセーフティセンス」ではなく「スマートアシスト」が搭載されます。
スマートアシストは、新型タントに搭載された、最新の「次世代スマートアシスト」が搭載されると予想されています。
次世代スマートアシストの機能を紹介します。
・衝突警報機能(対歩行者・車両)
前方の車両や歩行者との衝突の危険がある場合に警告する機能
・衝突回避支援ブレーキ機能(対歩行者・車両)
前方の車両や歩行者との衝突の危険がある場合に自動でブレーキをかける機能
車両に対しては、速度差が30~80km/hの場合に作動
歩行者に対しては、速度差が30~50km/hの場合に作動
・車線逸脱警報機能
60km/h以上で走行中、車線を逸脱しそうになった時、メーター内表示で知らせる機能
・車線逸脱抑制制御機能
60km/h以上で走行中、車線を逸脱しそうになった時、車線中央に戻るようにハンドル操作をアシストする機能
・アダプティブドライビングビーム
ハイビームで走行中、対向車の部分のみ遮光をする機能
・標識認識機能
進入禁止の標識を認識し、メーター内表示で知らせる機能
・ブレーキ制御付誤発進抑制制御機能(前方・後方)
10km/h以下で走行中、前後に障害物があるにもかかわらずアクセルペダルを強く踏み込んだ場合、エンジン出力を抑制し、衝突を防止する機能。
さらに、障害物に衝突する危険性があると判断すると、自動でブレーキもかかります。
・先行車発進お知らせ機能
前の車が発進したにもかかわらず自車が発進しない場合、ブザー音とメーター内表示で知らせる機能
・コーナーセンサー(前方・後方)
障害物までの距離に応じて、警告音で知らせる機能
・アダプティブクルーズコントロール
設定した車速の範囲内で、先行車との車間距離を保ちながらアクセル、ブレーキを自動で制御する機能
・レーンキープコントロール
60km/h以上で走行中、また、アダプティブクルーズコントロール作動中に、車線の中央を走行できるようにハンドル操作をアシストする機能
・スマートパノラマパーキングアシスト
駐車枠の白線を検知し、ハンドル操作をアシストする機能
ドライバーは、アクセル・ブレーキ操作だけで上手に駐車することができます
・パノラミックビュー
車を真上から見下ろしたような映像や、見通しの悪い交差点では左右の映像など、周囲の状況を確認しやすくする機能
・サイドビューランプ
ハンドルを切った方向や、ウインカーを出した方向を明るく照らす機能
・ブラインドスポットモニター
後側方や、死角に接近してくる車両を検知し、LEDインジケーターやブザー音で注意を喚起します。
最新のスマートアシストは、トヨタセーフティセンスをしのぐほどの充実した機能が搭載されています。
新型ライズ、新型ロッキーの価格
新型ライズ、新型ロッキーの価格を紹介します。
<新型ライズの価格>
X(FF)・・・1,679,000円
X(4WD)・・・1,918,800円
XS(FF)・・・1,745,000円
XS(4WD)・・・1,984,800円
G(FF)・・・1,895,000円
G(4WD)・・・2,133,700円
Z(FF)・・・2,060,000円
Z(4WD)・・・2,282,200円
<新型ロッキーの価格>
L(FF)・・・1,705,000円
L(4WD)・・・1,944,800円
X(FF)・・・1,848,000円
X(4WD)・・・2,086,700円
G(FF)・・・2,002,000円
G(4WD)・・・2,224,200円
Premium(FF)・・・2,200,000円
Premium(4WD)・・・2,422,200円
ライズよりもロッキーの方が全体的に価格が高くなっていますが、その分装備が充実しています。
装備など、ライズとロッキーの違いに関しては、こちらのページで詳しく紹介しています。
かつて販売されていたラッシュの価格は、170万円程度~でしたから、ほぼ同程度の価格に設定されていることになります。
ラッシュに比べると、予防安全性能をはじめとした様々な機能が進化していますから、結構頑張った価格なのではないでしょうか。
まとめ
今回の新型ラッシュの発売で、トヨタ・ダイハツのSUVラインナップは、キャスト、新型ラッシュ、C-HR、RAV4、ハリアー、ランドクルーザープラド、ランドクルーザー、更にはレクサスブランドのUX、NX、RX、LXと、圧倒的なSUVラインナップとなります。
最近はSUVの人気が高まっていますから、更にシェアを高めていこう。という戦略なのでしょう。
ボディサイズやパワートレインなど、かつて販売されていたラッシュにとても近いので、ラッシュの復活を待ち望んでいた人にも朗報ですね。
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