トヨタから、ライズとRAV4の中間にあたり、C-HRよりも少し大きいくらいのスペース重視系のSUV、カローラクロスが発表されました。
このページでは、カローラクロスの発売時期、サイズ、パワートレイン、価格予想など、最新情報を紹介します。
もくじ
カローラクロスの日本発売時期
新型カローラクロスは、2020年7月9日にタイでワールドプレミアされました。
日本発売時期は、2021年度内と予想されいています。
トヨタは、日本発売時期に関しては何も発表しておらず、「今後、順次、導入国を拡大してまいります。」とだけコメントしています。
※追記
中日新聞が、2021年度内にもカローラクロスを国内に投入する。という報道をしています。
https://www.chunichi.co.jp/article/134886
ただ、中日新聞社によると、来秋から車台を刷新したタイプを生産する?とあるので、車台を刷新したタイプが投入されるのかもしれません。
カローラクロスのベースとなっているカローラ自体、2018年から発売された新しいモデルなのですが、別の車台を使ったモデルが投入されるということなのでしょうか。
※追記
日刊自動車新聞では、2021年夏にも国内投入する。と報じられています。
カローラクロスのデザイン
カローラクロスは、RAV4、ライズなどのように角ばっていてスペース重視のSUVです。
フロントマスクは、カローラの面影はあまりありません。
全体的に、RAV4を小さくしたようなデザインですね。
インテリアは、カローラとほぼ同じですが、センターコンソールに縦の柱が追加されていて、力強さを演出しています。
デジタルメーターが採用されているので、最上級グレードに相当するモデルの写真かと思います。
カローラシリーズは、後部座席の足元空間がそれほど広くないのですが、写真を見る限り、カローラスポーツなどと同程度の広さに見えます。
頭上空間が広くなっているのは間違いないでしょうが、後部座席の足元はそれほど余裕はなさそうです。
カローラクロスのカラー
カローラクロスのカラーは全部で7色で、ツートンカラーはありません。
・セレスタイトグレーメタリック
・プラチナホワイトパール
・アティチュードブラックマイカ
・メタルストリームメタリック
・レッドマイカメタリック
・ネビュラブルー
・グラファイトメタリック
カローラクロスのサイズ
カローラクロスのサイズは、RAV4とライズの間、C-HRよりも少し大きいくらいです。
<カローラクロスのサイズ>
全長4,460mm✕全幅1,825mm✕全高1,620mm
ホイールベース・・・2,640mm
最小回転半径・・・5.2m
<ライズ>
全長3,995mm✕全幅1,695mm✕全高1,620mm
<C-HR>
全長4,360mm✕全幅1,795mm✕全高1,550mm
<RAV4>
全長4,600mm✕全幅1,855mm✕全高1,685mm
室内寸法は発表されていませんが、荷室容量は、487Lと発表されています。
これは、C-HRの318Lを大きく上回っています。
スポンサードリンクリヤサスペンションがトーションビームになっている
カローラクロスで一つ気になるのは、リヤサスペンションがトーションビームになっている点です。
カローラツーリングやカローラスポーツでは、リヤサスペンションはダブルウィッシュボーンが採用されています。
一般的に、ダブルウィッショボーンの方が乗り心地、安定性が良くなる。
その一方で、トーションビームの方がコスト、スペースを抑えることができます。
一応、新型のトーションビームビームサスペンションが採用されており、「新型トーションビームサスペンションと、大型で柔らかいブッシュを採用することで、全席での快適な乗り心地を実現」ということなので、トーションビームでも十分な性能を持っているのだと思います。
カローラクロスのパワートレイン
カローラクロスのパワートレインは、1.8Lガソリンエンジンと、1.8Lハイブリッドの2種類が設定されます。
<1.8Lガソリンエンジン>
最高出力・・・140ps/6000rpm
最大トルク・・・18.05kgf・m/4000rpm
<1.8ハイブリッド>
エンジン最高出力・・・98ps/5200rpm
エンジン最大トルク・・・14.5kgf・m/3600rpm
モーター最高出力・・・72ps
モーター最大トルク・・・16.6kgf・m
ガソリンエンジンには、ダイナミックフォースエンジンが採用されています。
ちなみに、1.8Lのダイナミックフォースエンジンは、カローラツーリングにも今後搭載されるといわれているものです。
カローラクロスの先進機能
カローラクロスには、「カローラシリーズの安全装備を引き継ぎ、お客様に安全・安心を提供」とされています。
カローラスポーツ、カローラツーリングと同等の機能が搭載される。と読み取ることができます。
・プリクラッシュセーフティ
車両、歩行者、昼間の自転車に対応した自動ブレーキ機能
車両対しては10km/h~以上で作動
歩行者、自転車に対しては10km/h~80km/hで作動
・レーントレーシングアシスト
車両の中央を走行できるようにステアリング操作をアシストする機能
・レーダークルーズコントロール
先行車との車間距離を保つようにアクセル、ブレーキ操作を自動で行う機能
インテリアの画像を見る限り、パーキングブレーキは電動ではないので、全車速対応型ではないと思われます。
・オートマチックハイビーム
先行車、対向車を検知して、ハイビームとロービームを自動で切り替える機能
・ロードサインアシスト
はみだし通行禁止、最高速度、車両進入禁止、一時停止の標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示する機能
・先行車発進告知機能
前に止まっている車が発進したにも関わらず、自車が発進しない場合に知らせる機能
・インテリジェントクリアランスソナー
障害物の接近を表示とブザーで知らせ、ブレーキ制御を行う機能
・ブラインドスポットモニター
隣を走る車両をレーダーで検知し、インジケーターを点灯させる機能
「カローラクロス」の安全性能を引き継ぐだけなら、カローラクロス以降から採用されている、「プリクラッシュセーフティ」の右折時の対向車に対応する機能や、アドバンスドパーク機能などは搭載されないのかもしれません。
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カローラクロスの価格
カローラクロスの価格は、ガソリン車が220万円程度~、ハイブリッド車が270万円程度~になると予想されています。
<参考>
ライズ・・・167万円~
C-HRガソリン車・・・238万円~
C-HRハイブリッド車・・・274万円~
RAV4ガソリン車・・・274万円~
RAV4ハイブリッド車・・・334万円~
価格は、C-HRと同程度になるようです。
ちなみに、C-HRはフルモデルチェンジの話が聞こえてきません。
すぐに販売を終了することはないでしょうが、カローラクロスを実質的な後継車として、次期型は発売されないかもしれません。
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