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新型ヤリス エンジンスペック、ハイブリッドシステムを、ヴィッツと比較!馬力、トルクなど


下取りよりも数十万高く売れることも珍しくありません。

2月10日に発売される新型ヤリスは、パワートレインがヴィッツから一新されます。

特に、新型エンジンの1.5Lガソリンエンジンと、ハイブリッドシステムが一新される1.5Lハイブリッドに注目です。

このページでは、新型ヤリスのエンジンスペック、パワートレインを、ヴィッツと比較して紹介します。

直列3気筒1.5Lガソリンエンジンのエンジンスペック

新型ヤリス、ガソリン車のメインとなるのは、新開発の直列3気筒、1.5Lのダイナミックフォースエンジンです。

<1.5Lダイナミックフォースエンジン>
最高出力・・・120ps/6600rpm
最大トルク・・・14.8kgm/4800-5200rpm

ヴィッツでは、直列4気筒、1.3Lエンジンがメインとなっています。

<ヴィッツの1.3Lエンジン>
最高出力・・・99ps/6000rpm
最大トルク・・・12.3kgm/4400rpm

ヴィッツの1.3Lエンジンと、新型ヤリスの1.5Lエンジンを比較すると、最高出力、最大トルクともに2割ほど向上しているということがわかります。

車両重量はどちらも1,000kg程度と同じなので、体感的にかなりパワフルになっていることは間違いないですね。

ヴィッツにも、GR、GRSPORT限定ですが、1.5Lガソリンエンジンもラインナップされています。

<ヴィッツの1.5Lエンジン>
最高出力・・・109ps/6000rpm
最大トルク・・・13.9kgm/4800rpm

新型ヤリスの1.5Lエンジンは、GR、GRSPORTの1.5Lエンジンよりもパワフルです。

新型ヤリスでは、排気量が増えている一方、気筒数は減っています。

気筒数が減ると、一般的に振動や騒音が増します。そのあたりをどう対処しているかにも注目したいですね。

 

1.5Lハイブリッドシステムのスペック

新型ヤリスのハイブリッドには、直列3気筒1.5Lエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムが搭載されます。

<新型ヤリスの1.5Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・91ps/5500rpm
エンジン最大トルク・・・12.2kgm/3800-4800rpm
モーター最高出力・・・80ps
モーター最大トルク・・・14.4kgm
システム出力・・・116ps

<ヴィッツの1.5Lハイブリッド>
エンジン最高出力・・・74ps/4800rpm
エンジン最大トルク・・・11.3kgm/3600-4400rpm
モーター最高出力・・・61ps
モーター最大トルク・・・17.2kgm
システム出力・・・100ps

新型ヤリスのシステム出力は、ヴィッツよりも約16%向上しています。

ハイブリッドの方は、新型ヤリスの方が新型ヴィッツよりも50kgほど軽くなっているので、パワーアップと軽量化の両方の面でパワフルな走りを楽しめるようになっています。

1.0Lガソリンエンジンのスペックはほぼ同じ

大きく進化した1.5Lガソリンエンジンと1.5Lハイブリッドに比べ、1.0Lガソリンエンジンのスペックは、新型ヤリスとヴィッツでほとんど変わっていません。

<新型ヤリスの1.0Lガソリンエンジン>
最高出力・・・69ps/6000rpm
最大トルク・・・9.4kgm/4400rpm

<ヴィッツの1.0Lガソリンエンジン>
最高出力・・・69ps/6000rpm
最大トルク・・・9.4kgm/4300rpm

最大トルクが発揮される回転数が若干違いますが、ほぼ同じスペックだと思って良いですね。

車両重量はグレードによりますが、同等~新型ヤリスの方が30kg軽くなっています。

あくまでパワートレインの中心は1.5Lガソリンエンジンと1.5Lハイブリッドで、1.0Lガソリン車はエントリーモデルとして、価格を下げるために設定しているということでしょう。

せっかく基本性能の高いTNGAプラットフォームを採用しているので、トヨタとしてもパワフルな1.5Lエンジンの方を勧めたいということですね。

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