スズキの大人気軽SUV、ハスラーのマイナーチェンジ、フルモデルチェンジは、いつ実施されるのでしょうか。
2024年には、かつて設定されていた特別仕様車タフワイルドが設定されます。
このページでは、ハスラーのマイナーチェンジ、フルモデルチェンジに関する最新情報、予想情報と、特別仕様車の情報、これまでの改良情報などを紹介します。
もくじ
2024年、ハスラータフワイルド登場
先代ハスラーにも設定されていた特別仕様車、タフワイルドが新型ハスラーにも設定されます。
ハスラータフワイルドの発売日は、2024年5月24日と予想されています。
ハスラータフワイルド 2024の特別装備
ハスラータフワイルド 2024年モデルに採用が予想されている装備を紹介します。
・ブラックフロントグリル
・メッキバンパーガーニッシュ
・ブラックヘッドランプガーニッシュ
・ブラックメッキエンブレム
・ブラックカラードドアミラー
・ルーフレール
・ブラックカラードドアハンドル
・ブラック塗装リヤコンビネーションランプ
・ブラックメタリック15インチアルミホイール
・撥水加工シート表皮
・マットカーキインパネカラーガーニッシュ
先代に設定されたタフワイルドと同じく、ブラックのアクセントが入って力強い印象の特別仕様車になりそうです。
ハスラータフワイルド 2024のカラー
ハスラータフワイルド 2024年モデルには、モノトーン、ツートンカラーそれぞれ3色設定されると予想されています。
<モノトーン>
・クールカーキパールメタリック
・スチールシルバーメタリック
・ブルーイッシュブラックパール3
<ツートンカラー>
・オフブルーメタリック✕ブラック
・ソフトベージュメタリック✕ブラック
・バーミリオンオレンジ✕ブラック
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ハスラーのマイナーチェンジは、いつ?
ハスラーの、デザインの変更を伴ったマイナーチェンジが実施されるという情報は、今のところ、ありません。
スズキは、デザインの変更を伴った改良(マイナーチェンジ)を実施しないことが珍しくありません。
先代ハスラーでも、実施されませんでした。
現行ハスラーも、デザインの評価は高いため、マイナーチェンジは実施されない可能性があります。
ハスラーには、マイナーチェンジで、MT車の設定を望む声が多くあがっています。
先代ハスラーには、MTが設定されていたのですが、新型になって廃止されてしまったため、MT追加を望む声は、フルモデルチェンジ直後から多数ありました。
自動ブレーキの義務化により、MT車が設定しづらい状況ではありますが、スイフトやジムニーにはMTが設定されていますから、絶対に無理というわけではありません。
ただ、現時点では、具体的な情報はありません。
ハスラーのフルモデルチェンジは、いつ?
ハスラーのフルモデルチェンジは、2026年ごろになると予想されています。
次期ハスラーには、EVが設定されるのではないかと期待されています。
2023年1月に開催された成長戦略説明会で、2030年度までにEVを6車種展開する。という計画が発表されています。
その中に、ハスラーと思われるシルエットが確認できます。
こちらの動画の上段右側が、ハスラーであると思われます。
ハスラーのマイナーチェンジ、フルモデルチェンジに関してあたらしい情報が入りましたら、また更新します。
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2022年一部改良情報
発売日
ハスラーの改良は、2022年5月9日に実施されました。
発売日は、5月23日です。
カラー
新型ハスラーでは、ツートンカラーを中心に、カラーラインナップが充実しました。
<モノトーン>
・シフォンアイボリーメタリック
・クールカーキパールメタリック
・オフブルーメタリック
・ブルーイッシュブラックパール3
・ピュアホワイトパール
<ツートンカラー>
(ボディカラー×ルーフカラー)
・コーラルオレンジメタリック×ソフトベージュ
・オフブルーメタリック×ソフトベージュ
・クールカーキパールメタリック×ソフトベージュ
・アクティブイエロー×ソフトベージュ
・バーミリオンオレンジ×ガンメタリック
・デニムブルーメタリック×ガンメタリック
・フェニックスレッドパール×ガンメタリック
・ピュアホワイトパール×ガンメタリック
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その他の変更点
今回の改良では、予防安全機能、運転支援機能、快適機能なども充実しています。
追加、変更された装備を紹介します。
<HYBRID X>
・アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)
・車線逸脱抑制機能
・USB電源ソケット(2個)
・時間調整付フロント間欠ワイパー
<HYBRID Xターボ>
・ルーフレール
・USB電源ソケット(2個)
・時間調整付フロント間欠ワイパー
<HYBRID G>
・アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)
・車線逸脱抑制機能
・LEDヘッドランプ→ハロゲンヘッドランプ
<HYBRID Gターボ>
・LEDヘッドランプ
ハスラー特別仕様車、Jスタイル2(2022)
改良と同時に、特別仕様車Jスタイルが、Jスタイル2に変更されました。
変更された装備を紹介します。
<JスタイルⅡ>
・アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)
・車線逸脱抑制機能
・ナノイーX搭載フルオートエアコン
・USB電源ソケット(2個)
・時間調整付フロント間欠ワイパー
・ドアトリムカラーガーニッシュ
・インパネカラーガーニッシュ
・フロアコンソールトレー(チタニウムグレー)
<JスタイルⅡターボ>
・ナノイーX搭載フルオートエアコン
・USB電源ソケット(2個)
・時間調整付フロント間欠ワイパー
・ドアトリムカラーガーニッシュ
・インパネカラーガーニッシュ
・フロアコンソールトレー(チタニウムグレー)
新型ハスラー、Jスタイル2のカラー
新型ハスラー、Jスタイル2のカラーは、以下のようになっています。
(ボディカラー×ルーフカラー)
・シフォンアイボリーメタリック×ウッディブラウン
・ピュアホワイトパール×ウッディブラウン
・デニムブルーメタリック×ガンメタリック
・オフブルーメタリック×ガンメタリック
・シフォンアイボリーメタリック×ガンメタリック
・アーバンブラウンパールメタリック×ソフトベージュ
・クールカーキパールメタリック×ソフトベージュ
・フェニックスレッドパール×ソフトベージュ
新型ハスラーの価格
新型ハスラー、2022年モデルの価格を紹介します。
HYBRID G・・・1,387,100円
HYBRID Gターボ・・・1,520,200円
HYBRID X・・・1,538,900円
HYBRID Xターボ・・・1,639,000円
Jスタイル2・・・1,621,400円
Jスタイル2ターボ・・・1,699,500円
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2020年発売時の情報
発売日
新型ハスラーの発表日は2019年12月24日、発売日は2020年1月20日です。
ハスラーは、2014年に発売されてから、一度もマイナーチェンジされることなく、フルモデルチェンジを迎えました。
デザイン面で大ヒットしたハスラーは、マイナーチェンジでデザインを変える必要がなかった。ということですね。
デザイン
新型ハスラーのエクステリアデザインは、丸いヘッドライトの親しみやすいデザインという方向性をキープします。
現行モデルはデザイン面が好評でヒットしたので、新型もデザインは大きく変えずに冒険はしないということですね。
似たようなデザインではありますが、各パーツは使いまわしではなく、しっかりと新しく設計されています。
サイドにはリアクォーターウインドウが追加されています。
後方の視認性が向上しているはずです。
パッと見ほとんど変わっていませんが、なんとなくゴツくなった印象を持つかと思います。
現行モデルよりも角張ったデザインになっていることに加え、ボンネット部分の高さが現行モデルよりも20mmほど高くなっているためです。
ほとんど変わっていないエクステリアデザインに対して、インテリアデザインは大きく変わっています。
現行ハスラーは、ポップな印象ではありましたが、プラスチック感が強く、チープな印象も拭えませんでした。
新型ハスラーのインテリアは、道具感、ギア感を感じるような、ワクワクするデザインに仕上がっています。
シートはベンチシートではなく、セパレートシートになっています。
インパネ部分はオレンジ色のフレームで3分割されており、右側はスピードメーター、中央はナビゲーションディスプレイ、左側はコンソールボックスとなっています。
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ボディカラー
新型ハスラーのボディカラーはモノトーンが5色、ツートンカラーが6色の、全部で11色です。
<モノトーン>
・シフォンアイボリーメタリック
・オフブルーメタリック
・ブルーイッシュブラックパール3
・ピュアホワイトパール
・クールカーキパールメタリック
<ツートンカラー>
(ボディカラー×ルーフカラー)
・バーミリオンオレンジ×ガンメタリック
・デニムブルーメタリック×ガンメタリック
・フェニックスレッドパール×ガンメタリック
・チアフルピンクメタリック×ホワイト
・アクティブイエロー×ホワイト
・ブリスクブルーメタリック×ホワイト
現行ハスラーは14色ラインナップされていたので、それよりは少なくなっています。
ボディサイズ
新型ハスラーは、現行型よりも全高とホイールベースが拡大されます。
新型ハスラーのボディサイズは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,680mm、ホイールベースは2,460mmです。
現行型よりも、全高は30mm高く、ホイールベースは35mm長くなっています。
ホイールベースが延長されているので、後席の足元空間が拡大されているはずです。
新型プラットフォーム採用
新型ハスラーには、新しいプラットフォーム、ハーテクトが採用されます。
このハーテクトは、すでにワゴンRやアルト、スイフトなどいくつかの車種に採用されています。
ハーテクトを採用した車種の特徴は、「軽い」ということです。
トヨタのTNGAプラットフォームのように、乗り心地が劇的に良くなったりということはありませんが、軽量化に全精力をかけているという感じで、軽快な走りをすることができます。
ハーテクトプラットフォームを採用した車は、他社の同じくらいのサイズの車に比べて、50~100kg以上も軽くなっています。
燃費
現行ハスラーは、「ハイブリッド」とは名乗っていませんが、「S-エネチャージ」というハイブリッドシステムが搭載されています。
「ハイブリッド」と名乗っていないのには訳があり、当時は軽自動車税が増税されるか否かといった時期で、「ハイブリッド」を名乗ってしまうと、増税に悪影響があるのでは?といった大人の事情があったようです。
今では残念ながら軽自動車税が増税されてしまったので、ワゴンRなども気兼ねなく「ハイブリッド」を名乗っています。
さて、スズキのハイブリッドには、「ハイブリッド」と「マイルドハイブリッド」があります。
ハイブリッドは、比較的大きな出力を持ったモーターを搭載し、エンジンパワーに加えてモーターパワーによって力強い加速を実現するものです。
マイルドハイブリッドは、小さな出力のモーターを搭載し、加速時など、エンジンパワーを抑えて、抑えた分をモーターパワーで補い、同等の加速力を確保しながら、燃費を向上させるシステムです。
現行ハスラーに搭載されている「S-エネチャージ」は、マイルドハイブリッドの方です。
新型ハスラーにも、マイルドハイブリッドが搭載され、新型ハスラーでは、全グレードがマイルドハイブリッドになります。(現行モデルでは、Aグレードは非ハイブリッドでした。)
新型ハスラーの燃費は、WLTCモード燃費、JC08モード燃費両方が公開されているので、それぞれ紹介します。
<NA車>
WLTCモード燃費・・・25.0m/L
市街地モード・・・22.9km/L
郊外モード・・・26.4km/L
高速道路モード・・・25.1km/L
JC08モード燃費・・・30.4km/L
<ターボ車>
WLTCモード燃費・・・22.6km/L
市街地モード・・・19.7km/L
郊外モード・・・24.4km/L
高速道路モード・・・23.0km/L
ターボ車は、WLTCモードしか発表されていません。
先代ハスラーのNA車の燃費は、JC08モード燃費で32.0km/Lでしたから、カタログ燃費的には若干悪くなっています。
実燃費は少し向上しているとのことですが、実際のところどうなのかは、発売後にチェックしてみたいと思います。
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パワートレイン
新型ハスラーには、新型エンジンが採用されており、エンジン、モーターのスペックが先代とは変わっています。
<NA車>
エンジン最高出力・・・49ps/6500rpm
エンジン最大トルク・・・5.9kgm/5000rpm
モーター最高出力・・・2.6ps
モーター最大トルク・・・4.1kgm
<ターボ車>
エンジン最高出力・・・64ps/6000rpm
エンジン最大トルク・・・10.0kgm/3000rpm
モーター最高出力・・・3.1ps
モーター最大トルク・・・5.1kgm
先代ハスラーのパワートレインと比較してみましょう。
<NAエンジン>
エンジン最高出力・・・52ps/6500rpm
エンジン最大トルク・・・6.4kgm/4000rpm
モーター最高出力・・・2.2ps
モーター最大トルク・・・4.1kgm
<ターボエンジン>
エンジン最高出力・・・64ps/6000rpm
エンジン最大トルク・・・9.7kgm/3000rpm
モーター最高出力・・・2.2ps
モーター最大トルク・・・4.1kgm
先代モデルと比較すると、NAエンジンのパワーが低くなっていることが気になります。
車両重量が数十キロ軽くなっていますが、先代モデルよりも加速感、パワー感が低くなっていないか、試乗してチェックしてみたいですね。
予防安全性能
新型ハスラーの予防安全性能は、先代モデルよりも大幅に向上します。
新型ハスラーに搭載されている予防安全機能を紹介します。
・デュアルカメラブレーキサポート
・後退時ブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・後方誤発進抑制機能
・車線逸脱抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・標識認識機能
・アダプティブクルーズコントロール
・先行車発進お知らせ機能
・ハイビームアシスト
・全方位モニター用カメラ
N-BOXやデイズ、タントなど、最近は軽自動車にも搭載されてきているアダプティブクルーズコントロールは、スズキの軽自動車としては初搭載となります。
ただし、新型ハスラーのアダプティブクルーズコントロール機能は、ターボ車にしかついていません。
現行ハスラーでは、グレードによって予防安全性能が違い、Aグレードは、「デュアルカメラブレーキサポート」のみ、その他のグレードには、デュアルカメラブレーキサポートに加え、以下の機能が搭載されています。
・誤発進抑制機能
・車線逸脱警報機能
・ふらつき警報機能
・先行車発進お知らせ機能
・全方位モニター用カメラ
価格
新型ハスラーの価格は、Aグレードが廃止されたため、エントリー価格は高くなっていますが、先代からあったGグレード、Xグレードの価格だけを見れば安くなっています。
<新型ハスラーの価格>
HYBRID G・・・1,280,400円~
HYBRID Gターボ・・・1,459,700円
HYBRID X・・・1,518,000円~
HYBRID Xターボ・・・1,612,600円~
消費税増税と、全車がマイルドハイブリッドになるということを考えると、値上げは最小限に抑えられています。
新型ハスラーの各グレードの主な装備などは、こちらのページで紹介しています。
このジャンルで独走するハスラー
ハスラーは、軽SUVのジャンルで圧倒的一位を独走しています。
ハスラーのヒットを見て、ライバルのダイハツは、キャスト・アクティバを発売しましたが、販売台数では足元にも及んでいません。
ダイハツは、さらに競争力を高めたライバル車として、2020年中頃にタフトという新型軽SUVを発売します。
三菱も、ekクロスを発売しましたが、ekワゴンとekクロスの販売台数をあわせても、ハスラーよりも少ないという状況です。
ホンダからは今のところ軽SUVが登場するという情報はないので、当分の間軽SUVのジャンルではハスラーの独走が続くことでしょう。
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