ダイハツ、ハイゼットカーゴが、フルモデルチェンジされました。
新型ハイゼットカーゴは、どのような点が進化したのでしょうか。
このページでは、ハイゼットカーゴの発売日、パワートレイン、先進機能、価格など、最新情報を紹介します。
もくじ
新型ハイゼットカーゴの発売日
新型ハイゼットカーゴの発売日は、2021年12月20日です。
ハイゼットシリーズは、トラックのみ2014年にフルモデルチェンジされていましたが、ハイゼットカーゴの方は、2004年にフルモデルチェンジされたまま、15年以上が経過しています。
今回は、ハイゼットカーゴとその派生車種アトレーがフルモデルチェンジされ、ハイゼットトラックの方は、マイナーチェンジが実施されました。
ハイゼットトラックのマイナーチェンジ情報は、こちらの記事で紹介しています。
新型ハイゼットカーゴのデザイン
新型ハイゼットカーゴのデザインを紹介します。
先代ハイゼットカーゴのフロントマスクは台形が強調されていましたが、スクエアな印象のフロントマスクに生まれ変わりました。
インテリアでは、これまで、左右のエアコン吹出口の中央にカーナビが入っていたものが、エアコン吹出口の上に移動し、大画面のものが搭載できるようになりました。
その他、エアコン操作パネル、シフトレバー、ドリンクホルダー、小物入れの位置などは、先代モデルとほとんど同じですが、サンバイザーの上に、オーバーヘッドシェルフという収納が用意されています。
先代ハイゼットカーゴ
新型ハイゼットカーゴのカラー
新型ハイゼットカーゴのカラーは、全部で7色設定されています。
<新型ハイゼットカーゴのカラー>
・ブライトシルバーメタリック
・ホワイト
・アイスグリーン
・トニコオレンジメタリック
・シャイニングホワイトパール
・ブラックマイカメタリック
・オフビートカーキメタリック
ファインミントメタリック、ライトローズマイカメタリック、ミストブルーマイカメタリック、パールホワイトⅢは廃止されました。
新型ハイゼットカーゴのパワートレイン
新型ハイゼットカーゴのパワートレインは、先代モデルと同じく、NAエンジンとターボエンジンがラインナップされており、スペックも変わっていません。
ハイブリッド採用などもありませんでした。
<NAエンジン>
最高出力・・・46ps/5700rpm
最大トルク・・・6.1kgf・m/4000rpm
<ターボエンジン>
最高出力・・・64ps/5700rpm
最大トルク・・・9.3kgf・m/2800rpm
トランスミッションは、ATがCVTになっています。
発進時の加速性能と、静粛性が向上しているとのことです。
衝突安全性能等の関係で、ハイゼットキャディのように、ハイゼットカーゴも乗用車ベースになってしまうのでは?という噂もありましたが、これまでと同様にキャブオーバーでFRという基本的な構造は変わっていません。
むしろ、ハイゼットキャディが先に販売終了してしまいました。
新型ハイゼットカーゴの燃費
新型ハイゼットカーゴの燃費は、CVTの採用などにより、先代モデルよりも10%ほど向上しています。
現行ハイゼットカーゴの燃費は14.1km/L(WLTCモード燃費)ですが、新型ハイゼットカーゴの燃費は、15.6km/Lになりました。
<NA車>
WLTCモード燃費・・・15.6km/L
市街地モード・・・14.2km/L
郊外モード・・・16.7km/L
高速道路モード・・・15.6km/L
<ターボ車>
WLTCモード燃費・・・14.7km/L
市街地モード・・・13.3km/L
郊外モード・・・15.7km/L
高速道路モード・・・14.7km/L
新型ハイゼットカーゴの荷室の広さ
新型ハイゼットカーゴでは、荷室が、荷室長、荷室幅、荷室高ともに拡大されました。
先代ハイゼットカーゴの荷室はライバルのスズキ・エブリイよりも狭かったのですが、新型ハイゼットカーゴの荷室は、エブリイよりも広くなりました。
また、後席シートベルトの突起をなくすことにより、フラットな空間を実現しています。
<新型ハイゼットカーゴの荷室寸法>
荷室長1,910mm×荷室幅1,270mm(4名乗車時1,410mm)×荷室高1,250mm
<現行ハイゼットカーゴの荷室寸法>
荷室長1,860mm×荷室幅1,315mm×荷室高1,235mm
<エブリイの荷室寸法>
荷室長1,910mm×荷室幅1,320mm×荷室高1,240mm
新型ハイゼットカーゴの先進機能
新型ハイゼットカーゴでは、スマートアシストⅢをはじめとした先進機能が充実しています。
<スマートアシストⅢの機能>
・衝突回避支援ブレーキ機能
・衝突警報機能
・誤発進抑制制御機能
・車線逸脱抑制制御機能
・車線逸脱警報機能
・路側逸脱警報
・ふらつき警報
・先行車発進お知らせ機能
・標識認識機能
・オートハイビーム
・アダプティブドライビングビーム
・サイドビューランプ
・コーナーセンサー
この他、後部に設置されたカメラの映像をルームミラーに映すことができる、スマートインナーミラーも採用されました。
軽バンは、荷室いっぱいに荷物を積んで、後ろが見えないことも珍しくありませんから、デジタルインナーミラーが採用されれば、安全確認に寄与します。
新型ハイゼットカーゴ、その他の変更点
新型ハイゼットカーゴでは、その他、以下のような変更が実施されています。
・キーフリーシステム&プッシュスタートボタン(スマートキー)の採用
・パワースライドドアの採用
・スライドドアイージークローザーの採用
新型ハイゼットカーゴの価格
新型ハイゼットカーゴの価格は、先代モデルよりも10万円ほど高くなりました。
現行ハイゼットカーゴの価格は95万円~でしたが、100万円を切るグレードは、なくなりました。
ハイゼットトラックとは違い、スマートアシスト非装着グレードが廃止されたことが影響しています。
スマートアシストがついたグレード同士で比較をすると、値上がり幅は2万円程度です。
<新型ハイゼットカーゴの価格>
(2WDの価格)
スペシャル(MT)・・・1,045,000円
スペシャル(CVT)・・・1,100,000円
スペシャルクリーン(CVT)・・・1,122,000円
デラックス(MT)・・・1,155,000円
デラックス(CVT)・・・1,210,000円
クルーズ(MT)・・・1,232,000円
クルーズ(CVT)・・・1,331,000円
クルーズターボ(CVT)・・・1,452,000円
デッキバンL(MT)・・・1,320,000円
デッキバン(CVT)・・・1,375,000円
デッキバンG(CVT)・・・1,551,000円
<先代ハイゼットカーゴの価格>
(ハイルーフ、2WDの価格)
スペシャル(MT)・・・951,500円
スペシャル(AT)・・・1,017,500円
スペシャルSAⅢ(MT)・・・1,028,500円
スペシャルSAⅢ(AT)・・・1,094,500円
スペシャルクリーン(AT)・・・1,039,500円
スペシャルクリーンSAⅢ(AT)・・・1,116,500円
デラックス(MT)・・・1,045,000円
デラックス(AT)・・・1,111,000円
デラックスSAⅢ(MT)・・・1,122,000円
デラックスSAⅢ(AT)・・・1,188,000円
クルーズSAⅢ(MT)・・・1,210,000円
クルーズSAⅢ(AT)・・・1,276,000円
クルーズターボSAⅢ(MT)・・・1,331,000円
クルーズターボSAⅢ(AT)・・・1,397,000円
あたらしい情報が入りましたら、また更新します。
ハイゼットカーゴベースの乗用車、アトレーの情報はこちら
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